死闘編


昼の何となく空いた時間。

ちょっと外に出て、日陰で昼食です。

来る前に買っておいたコンビニのおにぎりと麦茶で軽い昼食を取りながら、午前中に購入した品物の確認。

さらに持ってきていた小説を読みながら時間を潰していたのですが、俺が座っていたすぐ近くでサイン会の行列が作られ始めたので場所を移動。

そこでいったん中に入ったのですがやっぱりやることはありません。

目的も無くひたすらウロウロする俺。

ニトロプラスやオーバーフローのライブをやっていたのですが、全く知らないのでロクに見てませんでした。すいません。

 

そうこうしているうちに「第2回ちよれんサミット」の時間になりました。

これはつまり4社のトップによる座談会。

「アージュ」代表は「君望」の製作・総指揮でもある『ヨシダという生き物』氏。

意外と若かったです。

新進のゲーム製作会社であることも関係しているかもしれませんが、非常に軽い印象を受けました。

だからどうしたという訳でもありませんが、彼にあれだけ泣かされたのかと思うとちょっとやりきれないものが。

そして今回のイベントは、どう贔屓目に見ても「アージュ」が飛び抜けた集客力を持っていることは明らかでした(俺もそうですし)。

そのせいかどうかわかりませんが、ヨシダ氏が一番仕切ってる様な感じでしたね。

もっとも俺は最初の最初しか見ていないので、全体としてどうだったのかはわかりません。

 

メインステージ側で司会の「ジョイまっくす」氏によりサミット(?)が進む中、サブステージではサイン会が始まっていました。

そこで遠目ながらも栗林さんと「バカ王子」氏を確認。

でもそれも一瞬見ただけ。

この時俺は1つの決意をしていたのです。

 

栗林さんのライブはアリーナ席で見てやる……

 

数々のライブが行われましたが、観客席の最前席を含むいわゆる「アリーナ席」は入れ替わりでした。

そしてそのアリーナ席に入れるのはライブの開始のずっと前から並んでいた人だけなのです。

しかし並ぶ場所は炎天下。

陽が高く昇ってしまったため、日陰はかなり少なくなっていました。

でも!!

そこに並ばないことにはアリーナ席はゲットできません!!

 

サイン会の抽選にすら参加できなかった俺は「せめてライブぐらいは」と言う意識に囚われていたのです。

 

そして外に出るとそこには既に数10人の姿が。

スタッフの指示による正式な整列では無いにしろ、早く並んでおくに越したことは無いでしょう。

俺も早速その群集の中に参加。

炎天下で小説を読みながら何とか時間を潰しました(今も首の後ろがヒリヒリしてます)。

 

しばらくして、そろそろスタッフによって正式な列を作らないといけない時間になりました。

しかし、その時既に並んでいた人数はアリーナに入れる限界である100人を遥かに超えるものでした。

そこで聞こえてきたスタッフの声。

 

 

「ジャンケンをします」

 

 

あんですとーー!?!?(byあゆ)

 

あんな早くから並んでいた俺の苦労はいったい……。

 

最初は「スタッフとジャンケン」と言う話だったのですが、スタッフが並んでいる人数を数えたところ201人であると言うことでしたので全員が2人組になってジャンケンをすることに。

俺も隣にいた見知らぬ青年と対決。

 

……これで今日の俺の苦労が報われるかどうかが決まる……。

 

 

 

最初はグー!

 

 

 

ジャンケン……ポン!!

 

 

 ・

 

 ・・

 

 ・・・

 

 ・・・・

 

 ・・・・・

 

 

…………う……

 

 

 

うぃなー!!!!(訳 Winnner:勝者)

 

 

 

 

この時頭をよぎったのは「スクール☆ウォーズ」の最終回だった……。

 

「勝ったんだな、マーク……勝ったんだな!?」

 

「ソウダヨ、ケンジ。You are Winner!!」

 

「勝ったぞぉぉぉぉ!!!!!」

 

 

♪トゥクトゥクトゥクトゥクトゥクトゥクトゥクトゥクテーンテーテテッテーン♪

(バックミュージック「ヒーロー」by麻倉未樹)

 

 

 

うおぉぉぉぉぉ!!!!!!

 

 

 

やった!!!!!!

 

 

 

やったぜぇ!!!!!!

 

 

 

パー最高ぉぉぉ!!!!

 

 

 

そして青年と交わされる爽やかな笑顔。芽生える友情(嘘)。

 

 

と言う訳で無事「栗林さんライブ アリーナ席」をゲットした俺でした。


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