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------だから、僕はその手を離した。 |
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ついに始まった「水月」プレイ日記。評判は前々から聞き及んでおりましたので思う存分楽しませて頂きます。どうでもいいんですが「水月」と書くとどうしても「君望」の速瀬水月を思い出してしまいます。これは「平和」を「ピンフ」と読んでしまうのと同様の現象と思われますがきっと「水月」をクリアした暁には……どうなっていることやら。
オープニング。いきなり夢の中で殺人を犯す主人公・瀬能透矢は目覚めると記憶を失っていました。そんな彼の前に現れたのがメイドである雪さん。突然ですが雪さんイイですわ〜〜。私にはメイド属性などありませんが雪さんは全くの別格かもしれません。メイドメイドしてなくて(どんなだ)、とても自然な感じで透矢に仕えている感じがいいんですかね。 普段の俺ならまずこの雪さんに特攻をかけるところですが、今回はみなさんの助言により後回し。さらにメインヒロインと思われる那波は最後に。そんな訳で最初はメガネっ子・和泉から参ります。メガネを取るとかなりの美少女と言うコテコテな和泉は透矢と友達で、透矢と幼馴染である花梨とは大の親友。ただ父親が自分達の住んでいる場所を無理に開発している非道な男であることを気に病んでいる様子です。 それはまぁいいとして。問題は那波なんですよ。まだ服を脱ぐとかしてないのにあのエロさは一体何事ですか? なんつーかゾクゾクしましたね、透矢が押し倒されて「孕ませて」とか言われたシーンは。双子だろうが三つ子だろうがメイクラブしてやりたいのはヤマヤマでしたが今回は泣く泣くスルー……くぅ。まさか丁寧語で迫られるのがこんなにもクるなんて。う〜む世界不思議発見。まだまだ知らないことがたくさんあります。
とまぁ初回はこんな感じです。簡単に感想を申しますとテキストは特に問題はございませんし、絵もOKです。悪く言えば可も無く不可も無く、って感じですがこの謎や伏線を散りばめつつストーリーが進んでいく感じは結構好きです。う〜ん、気になる!! 気になりますよ!! ガンガン参りますよ〜(仕事が楽になったら……)。 |
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「水月」プレイ日記第2回。和泉をクリアーしました……が。
和泉印象薄いよ……。
むしろ雪さんや那波に気が回っちゃって回っちゃって。あと花梨にも。みょーーーに和泉だけキャラが薄くないですか? いやもちろん可愛いのは分かるし常時メガネは外してて欲しいし花梨と雨降って地固まったのは嬉しかったし1年後もなんでメガネしてるのかわからなかったし。それでもやっぱり薄かった……哀れ和泉。 ストーリーとしてはずっと透矢のことが好きだった和泉は父親が嫌いで家を出ようと考えていましたが、告白の返事を待つという理由で1年間留まりました。でも肝心な透矢は記憶と共にその大事な約束を忘れていて。それでも和泉の想いは通じて。しかし和泉は想い出を胸に家出をして。でも速攻帰ってきて。ちょうどその時透矢と花梨(イメチェン後。めちゃくちゃ可愛い)がデート帰りに手を繋いでいたのを見てしまって。透矢は和泉を追いかけて取り残された花梨はさらに舞まで失敗して意識不明。 この辺が微妙に分かりづらかったのですがやっぱりこの花梨の謎の意識不明事件は那波がナナミ様であることと関係があるのでしょうか。さらには透矢がその相手だったことも? 波紋が云々と言うのがいまいち理解できませんでした。まぁどんどんクリアしていくことで謎も解けていくことでしょう。
っつーか那波が死んじゃったYO!!
マジかよ、おい!! それでてめーら幸せそうにしてんじゃねぇ!! なんか透矢達が那波の死を悼むシーンがほとんど無かったような気がするのですが……。雪さんは雪さんで海で水着姿を見せてくれたと思ったら体調を崩してその後全然出てこなくなっちゃったし。和泉と透矢が家でヤってた時、当然雪さんも家にいたんでしょ? エンディングにも全く姿を見せないし一体どうなっていることやら。ひょっとして何かの理由で姿を消しちゃったとか……。
とりあえず初回プレイを和泉にてクリアーです。感想としてはなかなか良く出来てるゲームだと思いますがそれ以上ではないのが正直なところ。今後他のヒロインをクリアしていけばこの評価はどんどん上がっていくことは確信してますが。だって和泉は薄(以下略)。システム的には特に不満はありませんがクイックセーブ以外のセーブの方法が未だにわかりません。ストーリーも謎を含みつつプレイヤーを引き付けていく展開は上手いと思います。ただほとんどその謎が解けていないのは和泉がメインヒロインでないが故の宿命でしょう。哀れ和泉。やはりこの辺は那波をクリアするとはっきりするのでしょう。 はやる心を抑えつつ次回は花梨で参ります。それではっ! |
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やっばいですよ。予想はしてましたが花梨可愛すぎます。第3回目にして花梨をクリアしたのですが……花梨グッドです、グッド!! いや〜、やっぱり幼馴染と言うものはいいもんですね〜。私も子供の頃に帰ってずっと傍にいると強引に約束を取り付けてきたい気分です(それは『約束』ではありません)。透矢との関係を守るためにずっと無理をしてきた花梨。でも素直になって透矢と結ばれて、その結果和泉との関係に亀裂が。それでも透矢と一緒にいることを選んだ花梨ですが弱くなってしまった心はやがて【マヨイガ】へと……。
この「水月」のキーワードと思われる【マヨイガ】ですがその正体・実態については理解しきれていません。透矢やナナミ様、那波や花梨、透矢の父親との関係などはよくわからないまま。この辺は那波をクリアすればはっきりするところなんでしょうが、ただ【マヨイガ】という単語には聞き覚えがあります。そう、あれは確か「うしおととら」に出てきた『長』の住んでいたところがそんな名前だったと思います。尋常ならざる場所……それだけははっきりしてますね。 花梨シナリオは和泉シナリオと対をなす、と言われているようですがその深さ、重要度には天地の開きがあるように感じました。当然花梨シナリオの方が(以下略)。やはりポッと出と幼馴染では(以下略)。何より那波が死ななかったのが俺的に大きいです。花梨シナリオと和泉シナリオで那波(ナナミ様)のどこに違いがあったか、と言うと夢の中で、ひいては【マヨイガ】で弓を持って射抜いたかどうかです。そしてそれは透矢が弓を引けるようになった、ということでもあります。そこにどんな意味があったのかは今後のシナリオで読み解いていきたいと思います。
それにしても庄一のカッコいいことカッコいいこと。あれは透矢なんて「へ」でもないぐらいにモテてることでしょう。和泉も人を見る目が無いというか何と言うか。エンディングでも2人がどうなったのかは微妙なところでしたが、最終的にはきっとウマくいくんじゃないかと思ってます。なにせ庄一ですし(笑)。そして鈴蘭が異常に可愛いのですが『回想』に鈴蘭があるってことは鈴蘭とも? 流石にそれは犯罪かと思われます。
ところで皆さんオモラシになられるのですか?
まさか「水月」の「水」ってのは黄金(以下略)。 |
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ヤバい!! ヤヴァいよ!!
まさか……まさか俺がロ○に心を揺さぶられるとは!!
元気な鈴蘭が可愛い!!
素直なマリアが可愛い!!
生意気なアリスが可愛い!!
恐るべし(胸が)フラット(平な)スリー!!
と言う訳でとりあえずマリアをクリアーしました。怖いぐらいに本筋とは関係無いストーリーがどんどん展開されていく様はむしろ潔いです。和泉や雪さん、庄一はともかくまさか那波すら全く姿を見せなくなってしまうとは。むしろ那波の父親の方が出張ってた印象です。まぁそれだけこの双子姉妹のシナリオが外伝的位置付けということなのかもしれません。
いきなりネタバレしてしまいますとこのシナリオは「魔女であるマリアを受け入れるストーリー」ただそれだけ。狐憑きや母親の話もありましたが、それらは全てマリアの超えるべきハードルであり、それらを乗り越えた先にあったのは透矢の愛情により得た安住の地。よかったねよかったね……子供がデキてよかったね。そして今度はオモラシしなくてよかったね。
そんな訳でマリアシナリオ。完全に香坂姉妹のみ(と鈴蘭が少々)にスポットライトが当てられたストーリーでしたが結構面白かったです。鈴蘭は可愛いしマリアも可愛いしアリスも可愛いしアリスも可愛いしアリスも可愛いし。ご覧の通りお子様3人衆の中ではアリスがお気に入りとなりました。生意気で素直じゃない娘が心を許していく様子はタマらんですなぁ、げへへ(←?)。 次回は鈴蘭で。アリスはその次に致します。そしてその次はついに雪さんの登場。んでラストは那波。くっはー、早く進めないと!! |
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前回やたらとアリス達のことを「可愛い」と連呼したせいか皆さんに
と言う訳で今回は○リ第2弾・庄一の妹である鈴蘭。まぁ結論から言いますと「家庭教師先の小○生の女の子に手を出しちゃった」と限りなく同義な展開でしたが嫌いな展開ではありません。なぜなら完膚なきまでにハッピーエンドでしたから。 祭りのシーンでは全員集合。誰も死なずに、誰もいなくならずに、さらにはナナミ様の心まで救ってしまったこのシナリオに文句をつけることなど出来ません。まぁ鈴蘭が可愛いことには変わりありませんしね。だから○リじゃないってば。
しかし何でまたナナミ様は救われたんでしょうか。カエルの髪飾りで救われるのでれば愛美さんだってバリバリ救えるっての。きっと純粋で優しい鈴蘭の心に触れたからなんでしょうねー、すげぇぜ鈴蘭。 庄一は透矢と鈴蘭が付き合うことに賛成してるっぽいです。なんて懐の深い男……いや漢でしょうか。和泉はやっぱり男を見る目が無いですハイ。
ちなみに鈴蘭もオモラシしてましたが鈴蘭じゃ仕方無いかな、と。 |
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アリス攻略完了しました。ストーリーの流れとしてはマリアの時とほとんど同じで、ただ結ばれる相手がマリアがアリスになっただけ、って感じです。死んだ母親の幻影を見続けるマリアを守ってきたアリス……そんな彼女が求めた安住の地、それが透矢。お互いを理解した上で一度離れ、そしてまた巡り合った双子の絆よ永遠に。よかった……本当によかったなアリス……。 だからロ○じゃないって。 アリスはずっと無理をしてきたんですよね。いつしかそれが自然なものになってしまっていたとは言え、それが負担であることには変わりは無く。そんな荷物を下ろしていやった透矢と共にありたいと願うのは至極当然と言えるでしょう。本人曰く「お買い得」らしいし。確かにな。思わず衝動買いしそうです。 だからロ○じゃないってば……。
そしてその後はアリスとマリアの2人と結ばれるルートを。しかもこれにはHありバージョンとH無しバージョンがあるとのことです。両方やるのは当然としてもどちらからやるのが問題です。先にHありバージョンをやって最後にホノボノ路線を持ってくるか……それとも18禁の本領を発揮すべくHありバージョンを最後に持ってくるか。悩んで悩んで……決めました。Hありバージョンを先にやることにしました。美味しいものは最初に。(え?) だからロ○じゃ……。 と言っても流れは今までとほとんど同じです。狐憑き(?)となったマリアを救うために尽力する透矢とアリス。そして救われた姉妹は透矢と共に生きることを選んでヤるかヤらないか。いや〜堪能しました、夢の姉妹どんぶり双子編。……もう認めましょう。小さいおにゃのこもイイ!!と言う事を。 ……。 でもそれはイコールロ○と言う訳ではなく、あくまで本線は今まで通りです。こだわって頂きたいのは『小さいおにゃのこも』という点です。要するに野球で言うところのルール改正によるストライクゾーンの拡大と同じなんです。もしくは「腕が上がった」ってことなんです。このことに関する言及を禁じます。いや何も言わないで下さい。 ロ○だったのか……。
そんな訳で今回は『サブリミナル効果』を駆使してお伝えいたしました(謎)。ついに次回は雪さんです!! |
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ロ○返上。
やっぱ雪さんですよ、雪さん!! 雪さん最高!! さらばアリス、可愛かったよ!!(え?) 何はともあれ雪さんなんですよ、雪さん。キレイで可愛くてかいがいしくて優しくて。うーん、完璧!! パーフェクト!! 正にスーパーメイドですよ!! あんなメイドさんがいたらどんなに幸せか……。
それはそれとしてですね。ここに来て初めて「マヨイガ」の姿が見えてきたような感じです。突然周囲の記憶から消えてしまった雪さんを探し求める透矢。確かにいたはずなのに、確かに愛し合ったはずなのに……「マヨイガ」とは一体何なんでしょうか。想いを具現化する場所? 単なる夢の世界? その謎は残るシナリオをクリアすることで明らかになっていくことでしょう。今までのシナリオのエンディングの多くで雪さんの姿が無かったのはやはり消えてしまっていたからなんですね。何故消えてしまったのかは微妙に分かりませんが、「山ノ民」であることが関係していることは確かです。 いや〜、しかし雪さんはいいですね。自分にはメイド属性はありませんが純粋に雪さんは「イイ!!」ですよ。ううう……透矢め、羨まし過ぎる。
しかし和泉・花梨・アリスに続いて雪さんまで失禁ですか。まさに「水月」の「水」は間違い無く黄金(以下略)。 |
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前回からめちゃくちゃ間が空いてしまいましたが「水月」攻略続行です。残る雪さんエンディングをやってみました。ですが……。
むぅ。
プレイなされた方は御存知かと思いますが雪さんの残る2つのエンディングは花梨エンドです。要するに花梨とラブラブになって雪さんのことは文字通り無かったことに。これはちょっと頂けません。 確かに私も花梨のことは好きですがこれでは雪さんが……納得出来ず。出来るはずがないじゃないですか。これじゃ雪さんが、雪さんが……雪さーーーーん!!!
透矢が雪さんを選ばなかった途端にその存在が完全に消えてしまった雪さん。ならば雪さんを選べば雪さんはずっと存在しえたのか……と言うとそれも違います。透矢が雪さんと共に生きることの出来る世界は「マヨイガ」のみ。ならば「雪さん」とは、「マヨイガ」とは一体……。
次回、メインヒロイン(と思われる)那波へと参ります。 |
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夢オチ?
メインにして最後のヒロイン・那波をクリアいたしました。エンディングとしては壮大なる夢オチ……と思わせてただの夢オチではありません。最終的に幸せな微笑を浮かべることができた那波。しかしその那波は本当に『那波』なのか。透矢と愛し合った『那波』と『ナナミさま』。そして『ママ』。そこに秘められた真実とは。
……全然わからん(汗)。
と言っては元も子もないので少しは考えてみましょう。 まず最初にキーワードとも言うべき「マヨイガ」について。「マヨイガ」……つまり「迷い家」とは柳田國男の『遠野物語』に出てくる不思議な家であり、山道で迷った人がたどり着く豪華な家。そこにある物を持ち帰ると幸せになれるという摩訶不思議な代物です。んでこの「水月」に出てくる「マヨイガ」とこの「迷い家」が同一のものかと言うと疑問ですが少なからず共通項はあります。確実に「マヨイガ」の元になっているのは「迷い家」でしょう。 んでもう一つのキーワードは「ナナミさま」もしくは「山ノ民」。「ナナミさま」つまりは「那波」とは「山ノ民」の巫女に受け継がれる名前であることからこの2つはひとくくりにして考ええてみます。透矢の夢に出てくる少女は「ナナミさま」であり、透矢の目の前にいる少女も「那波」。「那波」とは「山ノ民」の巫女……つまりは『夢』を司る者、と考えてよいでしょう。しかもその夢は単なる夢ではなく、現実ともなりうる夢。言うなればもう一つの現実です。それを司る「那波」……その力の程が伺えます。 作品内で那波が言っていましたが『夢』とは『もうひとつの可能性』であるとのこと。つまり現実になりえなかった現実。もしかしたらありえたかもしれない世界。それが『夢』。そして『夢』は想いによって現実となりうるというのですから驚きです。その最たるものが雪さんでしょう。いるはずのない人間……だけどいて欲しい人間、いて欲しいと願った人間。それが現実となった姿、それが雪さん。小さい頃に空へ飛んでいくのを見送った風船ウサギに込められた『夢』が現実に……それが雪さんです。しかしその雪さんは突然消えてしまい、周囲の人間の記憶からも完全に消えてしまいます。覚えているのは透矢一人。それでも透矢は雪さんを探し求め、ついにたどり着いた場所が「マヨイガ」。「マヨイガ」とは山で迷った人間と言うよりも本当の意味で『迷った』人間がたどり着く場所なのかもしれません。そしてそこは『夢』が具現化する場所。『夢』が『現実』となる場所。『夢』が『現実』となることで今までの『現実』が『夢』となってしまう場所。それが「マヨイガ」。雪さんは『那波』ではないにしろ『山ノ民』でした。だからこそ『夢』の場所である「マヨイガ」に……。 それでは『那波』とは一体何者なのか。「山ノ民」の巫女であり『夢』を司る者。花梨シナリオにおいて『那波』が弓に倒れた結果として透矢と花梨が『現実』に帰ってこられたのは『夢』を司る『那波』が死んでしまったからでしょう。つまり『那波』の死=『夢』の終わり。これには非常に大きな意味があると思います。
思いますが……これ以上は全然まとまってません(汗)。残る考察は次回にて。 |
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えーと、どこまで言いましたっけ? (←勢いだけで書くとこうなる)
そうそう、「那波」についてですね。 『那波』の死=『夢』の終わり、これは前回述べた通りです。それは花梨シナリオや那波シナリオで謙虚に表されています。では他のシナリオではどうか。和泉シナリオはあまりにも印象が弱いのでスルー。では鈴蘭シナリオはどうか。鈴蘭のシナリオは傍目から見ると単なるロリコンシナリオですが何気に深い意味を持っているのではないでしょうか。鈴蘭シナリオで鈴蘭は「ナナミさま」に髪飾りをあげました。微笑むナナミさま……これはこのナナミさまが認められ、求められ、そして救われたことを意味しているような気がします。つまりその結果『現実』となったのは鈴蘭、そしてナナミさまが求めた幸せな『夢』の世界。誰もが元気で仲の良い幸せな『現実』。 そしてアリスとマリアのシナリオ。彼女たちはそれこそ本当に関係が無さそうです……が強引に考えると『想いが作り出す世界=現実』を表している点ではやはり「水月」のシナリオと言えるかもしれませんね。涙石を持っていたので彼女達の力もひょっとしたらその力を引き出す力、だったのかも。雪さんは雪さん自身「山ノ民」だったのは省略。ただ雪さんと那波で違うのは雪さんが巫女ではないこと。なので『夢』の世界を司るほどの力は無く、求められることでのみ存在が可能であり、またその世界も「マヨイガ」に限られてしまったことでしょうか。
透矢と七波の関係は明記されていませんでしたが何かしらの関係があることは間違いありません。『夢』のことや弓などからそれはわかります。しかし今回のような事象が発生したのは透矢が記憶喪失になったことが一番の起因では無いでしょうか。物語中にも何度か出てきましたが【記憶喪失=自己の不安定=可能性の拡大】となる訳です。それは子供も同じでだからこそ透矢は「マヨイガ」にたどり着けたのだと思います。 彼が子供の頃に求めた「母親としてのナナミさま」は透矢が求めるからこそ存在しえた存在(ややこしい)であり、彼女を射殺すことはその『夢』からの脱却であり、新しい『現実』への踏出し。那波シナリオのエンディングは透矢と死んでしまった那波が求めた『夢』であり、それが『現実』となった世界です。願わくばその世界がいつまでも『現実』であらんことを。
とまぁグダグダと述べてきた割には全然考察になってません(汗)。私自身理解しきれてないのですから当たり前ですが、そのうち書くであろうレビューではもっとまとまってる……といいなぁ。
そんな小難しいことは置いといて「水月」のゲームとしての価値を考えるとこれはかなりの作品だと思います。深いテーマ性を持ちながらも萌えゲーとしての地位も確立しているのは見事の一言に尽きます。テキストも難解な部分はありますが『読ませる』文章ですし、絵も文句の付け所がありません。この絵はある意味完成していると思います。 そして気に入ったキャラは、と言いますと幼馴染好きの自分にとって意外でしたがトップは雪さんで那波がほぼ同率で2位。次点で花梨・アリス。そしてマリアと鈴蘭。和泉はまぁいいや(ヒデェ)。
と言う訳で「水月」プレイ日記は終了です。さて俺も雪さんとマヨイガへと参りますか……。 |