PrincessHoliday
〜転がるりんご亭千夜一夜〜

 

お姫様が恋をした----。


第一回 第二回 第三回 第四回

プリホリ攻略第1回。最初はメインヒロインたるレティシア・ラ・ミュウ・シンフォニア。長ぇよ。仮の名前はレティシア・アップル。通称レティ。主人公・クリフの故郷であるシンフォニア王国国王の唯一の娘にして国一番のお姫様です。国民の生活を見たい、と街にやってきて連れ戻されそうになったところをクリフに助けられました。それが縁となってクリフの実家である教会と隣り合わせの酒場「転がるりんご亭」で働くことに。

レティは料理も皿洗いも買い物も全てが初めてで新鮮なことばかり(ブルジョワが……)。歌が得意なレティは吟遊詩人であるクリフの伴奏で歌を披露したのですがそれが大好評で、瞬く間にレティの歌はりんご亭の名物に。どーでもいいですがこのレティの声を演じられている鳥居花音さんの歌う主題歌「虹の彼方へ」ですが、ちょいとゲーム内でも強調しすぎじゃないですか? ゲームを起動した時にもかかりますし、メニュー画面でも流れっぱなしです。オーガストさんはこの歌をめちゃくちゃプッシュしてる……ってことかな。

そうこうしているうちにクリフとレティは傍目からも相思相愛になっていきましたがレティの護衛たるエレノアは『悪い虫』がついたら、とハラハラです。何せレティはお姫様、クリフは単なる一平民のしがない吟遊詩人ですから。レティの部屋でヤったり外でヤったりしていたそんなある日、突然2人は国王から呼び出しをくらいます。クリフとレティが出向くとそれを迎えてくれた国王……つまりレティの父親はめちゃくちゃ気さくな奴でした。んでいきなりクリフをレティの婿に迎えて次期国王にすると断言。こんなことしてたらこの国いつか滅びます。しかし国王になるには『試練の扉』なるもの受けなければならない、と国王。国王に相応しい人物ならば何ともありませんが、そうでない人物は一発でクロコゲで死に至るというとんでもない試練です。クリフはレティと一緒にいるためにその試練を受けることに同意。

そして『試練の扉』に挑んだクリフ……はあっさり、と言うより何があったのかもわからないままに試練をクリア。さらにクリフが実は先王の忘れ形見であることまで判明し、いとこであるレティと無事結ばれることに。まぁ先王の忘れ形見ってのは根拠があるわけではないので国王の方便かもしれませんが、何はともあれこうしてレティと結ばれたクリフはめでたくシンフォニア王国の13代国王になったのでした。よかったよかった。

 

 

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・・・

 

・・・・ヤマは?

 

な、なんかめちゃくちゃあっさり終わっちゃったんですが……。なんつーかもっと盛り上がりと言うかハラハラドキドキと言うか……例えば『試練の扉』ってのは超人になるための試練ばりに難関をクリアしないといけないとか。自分の身体を橋にして子供達を渡したり、例え恩人でも悪い奴の頭は斧で叩き割ったり……だって試練っつたら普通そーゆーもんでしょ? そんなの全然無いままにクリアと相成ってしまいました。

 

とりあえずプレイ初回の感想。

絵は結構好きな絵です。可愛いし……ってそもそもソコに惹かれて買ったんですけどね。ただ立ち絵の種類は極端に少なく、その代わりに左下のサムネイルみたいな「顔ウィンドウ」で表情がコロコロ変わります。その間立ち絵は変化無し、というのがほとんど。このシステムはちょっと微妙ですね……何故立ち絵でその表情の変化をやらなかったのでしょうか。これがオーガストさん流?

あとシナリオについてですが……本当にあっさりしていて、よく言えば疲れません。全てが予想通りの展開で安心して見られる、と言えば聞こえはいいですが「先が気になる展開」と言うものが皆無です。萌えゲーだからそれでもいいのかもしれませんが、流石にこれはないのでは。まだ最初なので断言するのは危険ですが……。

キャラは可愛いです。その見た目に留まらず言動の全てが。ただ内面の描写はこれまた皆無なのでいまいち感情移入できずにゲーム世界に入り込むことができませんでした。うーむ……。


プリホリ攻略第2回。今回は魔法少女ラピス・メルクリウス・フレイア。「転がるりんご亭」のお客としてくるうちに溶け込んでいた不思議少女です。前回のレティの時などいつのまに溶け込んでいたのかホント不思議でした。

 

見た目は若い(と言うより幼い)にも関わらずやたら古い知識を持っていたり誰も知らないような歌を知っていたりと謎の多いラピスは魔法使いとして街でも浮いた存在。そんなラピスとクリフは音楽を通して、また一人で釣りをしているラピスのところにクリフが現れたりしているうちに好き合うようになっていきます。と言うかこの辺の描写が非常に少ないです。正直なんてクリフがラピスに惹かれていったのかが全く不明です。ラピスにしてみれば誰も親しくしようとしてくれなかった生活の中でクリフが現れた、と考えれば納得できないこともないのですが。でもラピスは自分から他人を遠ざけていたんだよなぁ……。ちなみにその理由はラピスが呪いで不老不死で仲良くなった相手が必ず先に死んでしまうのが辛く、それならばと他人と仲良くなることを拒否したから。それにしてはレティとクリフの結婚が決まった時わざわざお祝いにきてくれてたような……。

とにかく結ばれた2人ですがラピスは思い悩んだようにクリフと距離を取ろうとし始めました。とにかく自分1人で考えてみる、とクリフに悩みを打ち明けることはしないラピス。それでもクリフが食い下がるとラピスは悩みを打ち明けてくれました。なんとその日は数百年に一度の星の並びだとかで呪いを解けるかもしれないと言うのです。でもその結果ラピスがその後普通に成長を始めるのか、もしくは一気に歳をとって死んでしまうのかはわからない、とのこと。思い悩むラピスに「ずっと一緒にいる」とクリフ。そしてHに突入してそのまま数百年に一度の機会は過ぎ去っていきました。その後クリフはラピスの家に住むようになって幸せに暮らすのでした。めでたしめでたし。

 

 

……根本的には何も解決していないような気がするのは俺だけでしょうか? 結局はクリフは先に死んでしまう訳だし、ラピスの呪いが解けた訳でもないし……まぁ永遠じゃなくても幸せに過ごせればいいか。

ちなみにラピスの制服姿(?)はめちゃくちゃ可愛いと思います。そこにマントととんがり帽子……かなりの確信犯ですね。箒に乗って月をバックに空を飛ぶシーンは幻想的で結構気に入りました。それにしてもラピスは200歳以上か……その割には見た目通りの精神年齢っぽいのは他人と接してこなかったからなんでしょう。何せ初潮も迎えていないぐらいですし(笑)。微妙に年号と近いのが気になったり。

野々田早苗さんの声はラピスにぴったりでした。どこか鼻にかかったような幼い声、ってやつでまさに適役かと。

次は幼馴染剣士・エルの予定。それでは以下次回!!


「プリホリ」攻略第3回。今回は幼馴染にして女剣士・エレノア・フォートワース。通称エル。クリフとは昔共に剣を習った仲です。キました、我が属性幼馴染……と思ったのですが何故かあんまり幼馴染という感じがしません。会話や雰囲気などはばっちり幼馴染なんですが……何故?

レティの警護役を務めるエルもやはりりんご亭に寝泊りするようになります。同時に剣の大会に向けて修練の日々を過ごします。何事にも真面目なエルは怠けると言う事を知りません。クリフが3年前に剣を捨てて吟遊詩人の道を選んだのは表向き怪我をしたからということになっていましたが、実際には剣を振るうことの空しさに気付いたからだったのですが、その怪我を負わせたのはエルだったのでエルはずっとそのことを気にしていたようでした。エルのせいじゃない、というクリフの告白によりわだかまりが消えたエルは泣きながらクリフにしがみ付いてきて……Hと相成る訳です。

んでクリフの指導によってエルは見事に大会で優勝。3年間も剣に触ってなかったにも関わらずそんなエルよりもさらに強いクリフに微妙に納得がいきませんがそれは主人公の特権と言う事で。指導する代わりに何でも1つ言う事を聞く、と約束したエルにクリフは裸エプロンを要求。本当に女らしいエルの姿が見たいんだ、と。お前にとっての女らしさは裸エプロンなのか。クリフが一体どんな旅生活を送っていたのかを考えると薄ら寒くなるようです。

その後いきなり城に呼ばれたクリフは先王の子供であることを王様に告げられました。クソ真面目なエルはそれでクリフに対する態度を一変させて貴人に対するそれに。それがなにより耐えられないクリフは王として与えられる身分や栄光を全てかなぐり捨てて再び旅に出て逃げ出すことに。……エルを連れて。

次期王様と剣術大会優勝者の駆け落ち……2人は流れ着いた小さな開拓中の村で小さな挙式を挙げました。誰からも祝福してもらえない2人ですがそれでも2人一緒なら幸せでいられるのでした。めでたしめでたし。

 

うん、よかった。よかったね。エル、幸せになれよ。

 

……としか言いようが無いんですが。相も変わらず淡々とした展開で。エルがレティにあそこまで忠誠を誓う理由とか剣にかける理由とかの内面描写があったらもっとよかったと思います。ちなみにエルを演じた声優さんは海原エレナさん。エレナさんがエレノア役ですか、アッハッハ。……すいません。

 

 

勢いに乗ってレイ姉ことレイチェル・ハーベスト攻略に突入。レイ姉はりんご亭の看板娘にしてクリフとフィーの姉的存在。さっぱりとした性格で酒場の人気者。隠れたネガネっ娘であるところもポイント高いです。

クリフが帰ってきてからの騒がしくも楽しい日々。そんなある日、街では悪い貴族や商人から盗んだお金を貧乏人にばら撒く義賊「シャドウ・ムーン」の噂で持ちきりになっていました。ちなみに「シャドウ・ムーン」と聞いて桂正和さん作の「SHADOW LADY」を思い出したのは俺だけでしょうか。俺だけですね。そんな「シャドウ・ムーン」はクリフの実家にも大量のお金を置いていってくれたのですがフィーは盗賊なんて辞めるよう説得したいしお礼も言いたい、としきりに会いたがります。そこでクリフは情報を集め、教会で寝ずの番をし、夜の街を見回り……ついに夜の公園で近衛兵から逃げる「シャドウ・ムーン」と遭遇。その正体は当たり前ですがレイ姉。そして近衛兵の目を誤魔化すためにカップルを装うとクリフとレイ姉はキスしてそのままHに突入。なんだ、なんなんだこの展開は……。

レイ姉の話によると「シャドウ・ムーン」というのはレイ姉のおじいさんが名乗っていた義賊の名前でやはり金持ちから金を盗んでは貧乏人にばら撒いていたそうです。決して人を傷つけたり火を放ったりはしない「シャドウ・ムーン」でしたが、じいさんは罠にはまって火を放ったことにされてとっ捕まってしまったのです。レイ姉はその汚名を晴らそうとじいさんの遺言が残されているであろうモノを求めていました。そしてそれは王城にあるとのこと。誰も成功したことの無い王城への侵入……クリフも手伝うことに。ちなみにこれらの会話は真っ昼間の調理場ですぐ後ろにレティがいる状況でク○ニしながら行われました。

クリフの王族の血のお陰で(その時はそのことを2人は知りませんでしたが)まんまと宝物庫まで忍びこんだ2人でしたがそこでレイ姉は満足げな笑みを浮かべたかと思うとあっさりとお縄に。クリフは王様に呼び出されて王位継承者であることを告げられ、その条件としてレイ姉の解放を要求。それは承諾されてレイ姉は無事釈放、レティはクリフが従兄妹だった、と大喜びですがクリフの心は晴れません。そんなクリフの気持ちを全て理解していたレイ姉はエルの協力もあり王城内で騒ぎを起こしてクリフを無事王城から連れ出すことに成功。一旦帰ったりんご亭でクリフの剣の師匠でありレイ姉の父親であるりんご亭主人とフィーに見送られてシンフォニアから逃亡。ちなみに師匠はレイ姉のやっていたことを全て知っていたようです。さすがは初代「シャドウ・ムーン」の息子。っつーかだったら娘を止めなさいよ。そして逃亡の途でクリフはレイ姉に尋ねました。結局爺さんの遺言とは何だったのか、と。そして笑いながらレイ姉が答えました。

『盗賊家業なんて、いいことないぜ。さっさと足を洗いな』

最初から盗賊なんてやらせない方向で話を進めたほうが建設的だったんじゃないのか、爺さん。と言うかそんなの遺言にしないで直接言ってくれればよかったのに。とにかくその後2人は老婦人の経営する酒場で働くようになりいずれはその店を継ぐことになっていました。いまだに籍を入れていない2人ですが、店を継ぐその時こそクリフは結婚を申し込もうと決意しながら幸せな今を生きるのでした。めでたしめでたし。

 

にしてもクリフ、「ずっとレイ姉のことが好きだったんだ」って今までそんなことおくびにも出したことなかったじゃないか。この演技派め。しかし爺さんが初代「シャドウ・ムーン」だったのはいいとしても、その爺さんは1回とっ捕まってるんだから同じ名前を名乗るのは親族としてとてつもなくリスキーだったのは。レイ姉いい根性してます。と言うか役人は一体何をやってたのやら。

 

 

さて、残るは妹のフィーだけとなりました。すでに血は繋がっていないことが判明しているので問題はありません。それでは以下次回!!


「プリホリ」攻略第4回にして最終回。今回は妹のシルフィ・クラウド。通称フィー。大人しくて優しくて両親がほったらかしで他の土地へと布教に行ってしまったので残された教会を頑張って支えてきたとてもいい娘なフィー。さてそのストーリーは……

 

実の兄妹ではないことが判明した途端に結ばれた2人。

 

以上です。

 

いや本気でこれ以外に語るところが無いんですが……(汗)。両親の日記から血が繋がっていなかったことが分かった途端に「ずっとこうしたかった」とか言ってキスをしてHに突入するクリフは本気で大物だと思います。お前はずっと妹にそうしたいと思っていたのか。ちなみにその後クリフは王様になってフィーは聖神官(本当にそんな地位があるのかどうか知りませんが)になるための学校に行って3年後王宮付けの聖神官となりクリフの傍にずっといることに。残してきた教会はフィーが世話していた子供が頑張って切り盛りしているそうな。当時どう見ても子供たちは幼稚園程度だったにも関わらず3年たっただけで教会を支えられるようになる……末恐ろしい子供です。

なんだかんだ言ってもフィーはとてもイイ娘でした。神官服も可愛いけどセーラー服もなかなかグッド。

 

 

そして全員のハッピーエンドを見たことによりトゥルーエンドへの道が切り開かれました。怒涛の展開でこれがある意味一番面白かったです。なんとシンフォニアは地球からの移民が作った星だったのです!!

 

わははははははははは。

 

……失礼。以下概略です。クリフは王様に王の座を継ぐように言われたら即答で了承。しかしそこでシンフォニアが『チキュウ』という星からの移民によって作られた星であることが判明し、しかももの凄くいいタイミングで地球からの交信が届き、このままでは調査団が来てしまい、さらには大量のさらなる移民がやってくる可能性も……それを防ぐには誰から直接地球に行くしかない、ということになってクリフがその役目を負うことに。45年かけて地球にやってきたクリフはそこで寂しい人生を送るのかと思いきやこっそり付いてきていたレティが……めでたしめでたし。

「プリホリ」は実はSFでした。藤子不二雄先生の言うところの「すこし(S)不思議(F)」です。なんでこんな展開にしたのか本当に不思議です。これは流石に読めなかった。レティがついてきてるってのは読めてましたが展開自体は流れにはいるまでわかりませんでしたね。あと色々と判明したことがありましたが細かいことなので割愛。とりあえず地球に着いたクリフが思い浮かべたのがフィー・エル・レイ姉・ラピス・レティと来て恐らくは一番世話になったであろう師匠のことを欠片も思い出さないのは流石エロゲーの主人公、と言ったところ。あえて言うならラピスが王国の『守護者』だったってのにも驚きました。ってことは2歳だったクリフを教会に預けたのはラピスってことになるんですよね。つまりラピスはクリフの正体を知っていたってことに。何も言ってくれなかったよなぁ、つれないぜ。あとラピスはクリフ達の先祖が地球からやってきた時の宇宙船の『分身』だと言ってましたがこれはどういうことなんでしょうか? 人間じゃないとも言ってたし……ロボット? むむむぅ……。

 

 

何はともあれ「プリホリ」クリアーです。はっきり言って最初は拍子抜けでしたがトゥルーエンドとオマケが面白かったのでモトはとれた、って感じでしょうか。あのコント風のオマケの数々が一番面白かった、なんて言ったら失礼ですか?

あとたまに出てくるデフォルメキャラの可愛い絵はお気に入り。なので絵に関しては文句は無いんですよ。『絵』に関して、は。やはりシナリオにやや難ありかな、と。最後に笑えて終われたのが幸いでしたがシナリオ重視派の俺としては……。

 

結論。

鳥居花音さん萌えは買い、かと思います。



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