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どうする男子? どうなる女子!? |
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「グリーン・グリーン」攻略第1回。いきなりメインヒロイン・千歳みどりへGo!!
主人公・高崎祐介の通う鐘ノ音学園は自然だけが取り得の山奥の男子校。そこでバカな友人達とアホな生活をしていたところに女子生徒の1ヶ月間の試験編入の話が沸いてきました。果たして女に飢えた男達と集められた女子生徒達の運命は!? ……とドタバタ学園ギャグ風に「グリーン・グリーン」は始まりました。とりあえず第一印象は誰もが思ったことでしょうけど男の友人達が面白すぎます。自分も男子校だったので非常に共感できるところがありましたが、さすがにバッチグーはやり過ぎだと思います(笑)。他にも一番星や天神、総長や毒ガス君など個性的なサブキャラは魅力満点。彼らの会話シーンもセリフを飛ばそうなんて全然思いませんでした。もう爆笑でしたが、中でも一番面白かったのは総長!! 総長最高!! 特筆すべきはその声優さん達の演技の上手さだと思います。ヒロインに限らず男キャラもみんなすごくいい味だしててキャラクターにぴったりで……とにかく「上手い」です。 さて今回のお目当てであるみどりは編入そうそういきなり祐介に好意を寄せてきました。初対面にも関わらず昔からしってるような言動の数々。すごく頭がいいにも関わらず何も知らなかったり……とにかく『変』な女の子です。そんなみどりに積極的にされても祐介には何が何だかわかりません。まぁあからさまに怪しいしそれは仕方の無いところ。 んでみどりと祐介が森に行った時、祐介は森で一番大きな木が枯れていることに気付き、さらにその木に登っていた1人の小さな女の子を助けました。その場の流れでその女の子を1ヶ月間「お迎え」とやらがくるまで寮の部屋で匿うことになった祐介。名前は名乗れないというので「小みどり」と名付けられた女の子と祐介の奇妙な同居生活が始まるのでした。
と言うか小みどりを俺にください。めちゃくちゃこんな妹が欲しいです。変な意味じゃなくて、純粋に妹として欲しいです。
んで大きなみどり(笑)の祐介に対するアプローチは続くのですがどうにも間が悪い祐介の言動にみどりは戸惑いを感じるようになります。自分の抱いていたイメージとのギャップ、とでも言うのでしょうか。自分に気持ちに確信が持てなくなったみどりでしたが、その頃には祐介にみどりの事が結構気になるようになっており、しまいにはみどりの部屋に押しかけて襲い掛かる始末。「お前、俺のこと好きなんだろ」と強引に胸を揉んだりとやりたい放題の祐介。こいつ最悪です。しかもみどりに拒否されて追い出された後も自分が何か悪い事をやったのか、と全く分かっていない様子。ダメダメです。 紆余曲折を経て何とか仲直りをした2人ですが何となくみどりと小みどりで祐介を取り合うような感じに……と言うより小みどりが一方的にみどりをライバル視して、みどりはそんな小みどりを優しく見守ると言った感じで(むろんそこには大きな意味があったのですが)。 そしてやってきた試験編入最終日。それは小みどりに『迎え』が来る日でもありました。最後に祐介とみどりが向かったのは枯れてしまっていた大木こと『鐘ノ木先生』のところ。そしてそこにいたのは泣いている小みどりでした。そのまま小みどりは光る木に吸い込まれるように姿が消え……隣のみどりが被ったのは小みどりの被っていた帽子。みどりは自然の無い未来からの留学生的存在だったのです。子供の頃この場所にやってきたみどり、つまり『小みどり』は祐介に憧れ、その想いを抱きつづけたまま再びこの時代にやってきていたのでした。『みどり』という名も『小みどり』から『小』を取っただけの名前で。ちなみにみなさんはこの事実にいつ気付かれたでしょうか? 私は最初に『小みどり』と祐介が名付けた時にはまだ「ん? ……でもまさかな」と一瞬浮かんできたぐらいで、それが確信に変わったのは小みどりが「大きくなったら恋人に」とか言ってたシーンでした。恥ずかしながらみどりが祐介の「寝顔がかわいい」だの「いびきがうるさい」だの言ってたシーンは流してしまいました。修行が足りません……。確信と言ってもまさか未来から来ていたとは思わず、みどり自身はこの時代の人間でタイムスリップか何かで子供の頃に現代へ来ていたんだと思ってたんですけどね。 まぁそんな訳でこの時代の空気には身体が合わず、もう帰るしかないみどりと祐介は結ばれる運命には無かったのです。なので最後に絆を求める2人……でもこのHシーンは明らかにウいてると思います。ストーリー性のある18禁ゲームではありがちですが。 その後自分の時代へと帰っていったみどり。そして1年後、相変わらず仲間とバカをやっている祐介はきれいな教育実習生が来た、とバッチグー達に誘われて体育館を覗きに。そしてまるでオープニングのみどり達が編入してきた時の繰り返しのように轟にノサれる祐介と、それを見つめる教育実習生。彼女はもちろん成長して再びこの時代にやってきたみどり。祐介を見て「変わってない」と一緒に撮った写真を眺めつつみどりは微笑むのでした……。
と言う訳でみどりクリアーです。結論としては面白かったのですが、みどりと祐介のラブラブタイムがあまりなかったのがちょっと残念。あと健全な男子として気持ちはよく分かるのですが襲っちゃだめだよ祐介、襲っちゃ。あの時、はっきり言って君と俺の心が完全に剥離するのを感じたよ。あと正直みどりってもっと元気一杯系の女の子だと思っていたのでかなりギャップを感じました。 これはハッピーエンドだったのでしょうか? 確かにみどりは再び祐介の元へ帰ってきました。でも結局はまた短期間で帰ることになるんだとしたら同じことです。何とかそこを強引に解釈するのなら……確か未来から送り込まれてくるのは『子供』だとみどりは言っていたと思います。小みどりはいいとして、ギリギリみどりも子供だと言えるかもしれませんが(18歳以上ですが)、教育実習生としてやってきたみどりは明らかに『大人』です。にも関わらずやってきた……という事はこれは今まとは違った方法なり制度なりでやってきたと考えられるのではないでしょうか。となるとみどりがずっとこっちにいられる可能性も出てくる訳です。相変わらず強引な考え方ですけどね。
初回プレイの感想をば。前の方でも言いましたがサブキャラがいい味出し過ぎです。面白過ぎ。声優さんがめちゃくちゃ上手いのもそれに拍車をかけていますが、かなりアドリブきかせてませんか?(特に轟) それにひきかえ主人公である祐介の無個性っぷりにはビックリです。ゲームの主人公には強烈に個性を持っているタイプと無個性なタイプとがあると思いますが祐介に関しては後者の極限とも言えそうな感じです。言動が面白い訳でもなく、顔がかっこいい訳でもなく。
初回プレイ全体の感想の結論はただ一つ。
小みどりを俺にください。小みどりを……小みどりを!! |
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「グリーン・グリーン」攻略第2回。今度はクラスメイトの朽木双葉です。 古くからの陰陽の大家である家の出身の双葉は非常に勝気な娘です。軽い感じで声をかけてきた一番星をノックアウトし、バッチグーの女の子を騙すような企画に怒ってクラスの男女間の冷戦状態を作ったのも彼女です。そんな彼女が一体どんな風に祐介と好き合っていくのか……気になって2番目にしてみました。
双葉シナリオでも双葉の強気は相変わらずでした。でも双葉の強気な態度ってのは男子に対してどんな態度をとったらいいか分からない不安な気持ちの表れだったんですよね。そう考えると普段の双葉の態度も可愛げがあるってもんです。そして双葉が祐介を好きになるきっかけとなったのは男子対女子のチャンネル権争奪泥レス勝負からでした。それぞれが男子と女子の代表となり、総長がシきる泥レス勝負。最初は男が故の力で優勢に勝負を進めてマウントポジションを取った祐介でしたが女の子は殴れない、と躊躇しているうちにあれよあれよと合気道をしている双葉に逆転されてしまいます。トドメのチョークスリーパーで勝負はキマったかと思われたその時、祐介の手はたまたま双葉のブラ(と言うかビキニの上)の紐に。胸をさらけ出した双葉が身動き取れなくなったその時現れたのが怒れる教師・轟。そこで祐介は自分の上着を双葉の肩にかけてやってさらに手をとって山の温泉まで逃げて……双葉は優しくしてくれた祐介に惚れた、と言う訳です。 ありがちです。めちゃくちゃありがちです。このチカンされて泣き出した女の子がハンカチを差し出してきたチカンに惚れるような展開。でも確かにこんな荒療治でもしないと双葉は男に惚れたりしないでしょうからねー。轟に叱られている時に祐介が自分一人で罪を被ろうとしたのを見て双葉の好感度はさらにアップ。 2人仲良く停学になって、その間双葉は毎日祐介の部屋にやってきて一緒に漢字を書取りを。あからさまに祐介に対して好意をむき出しにしているのですがニブチン大王の祐介はそれに気付きません。祐介の好みに合わせてパンツを変えたりする双葉……めちゃくちゃ可愛いです。そんな双葉の態度とバッチグー達の助言に突き動かされたように双葉に迫る祐介。今度はみどりの時みたいに胸を揉むとかそんなレベルではなくヤっちゃいます。祐介得意の「お前は俺が好きなんだろ」理論が炸裂。こいつどうにかしてください。 ちなみに祐介が双葉を助けた(?)日の翌日から毎朝、祐介の枕元に花が1輪供えられるようになりました。それは一緒に寝ている小みどりがやったのではなく、もちろん天神でもなく。となると当然双葉によるものとなる訳ですが一体どうやって花をそんなところまで持ってきていたのか……ってそんなのすぐに分かりましたよね。双葉は植物系の陰陽を継ぐものだっていうんですから。 そしてその花には花言葉に込められた意味があったのですが祐介にそんなものが分かるはずがありません。そんな祐介がその意味を知ったのは双葉の妹(じゃないと思うけど)・若葉に教えてもらった時で、祐介に惹かれ始めてから傷つけられるまでの心の動きが明らかに。そのまま若葉による『女の子について学ぶ授業』に突入しそうになった祐介ですが、そこに現れたのが怒り心頭の双葉。若葉に諭されてとりあえず怒りは収まったようですが……。 その後さらに花を枕元に置きに来た謎の人形らしきものの後をつけてそれが双葉の手によるものであることを知った祐介。行き違いのあった互いの感情をぶつけ合ってそのまま校庭でのHに突入。双葉は家系に縛られた人生に反発していることを告白して、祐介の希望でその力の一端を見せ付けてくれました。スゴいけど一体何に使うんだろう? 女子達が帰る日、祐介の前に双葉は姿を見せませんでした。でも最後の最後でバスの中の双葉を見つけた祐介は走ってバスを追いかけます。窓から身を乗り出しながら双葉の手からは1輪の花が……。
と言う訳で双葉クリアーです。ほぼ想像通りの展開だったので安心して見られるシナリオでした。みどりの時もそうでしたがこの祐介という主人公は『何もしない主人公』ですね。双葉自身はスゴく好きなキャラです。気の強い娘が主人公に惚れたことによって可愛い女の子になる、ってパターンは最近のお気に入りですし。「あなた理想の女の子になる」とまで言ってくれましたが双葉の想いは単なる『刷り込み』に近いものではないかと勘ぐりたくなってしまいます。もちろんそうでない事を祈ってますけどね。ところでこの双葉シナリオでは小みどりとの別れが「名残惜しそうに去って行った」の一行で片付けられてるのが寂しかったです。そしてみどりは何も告げずに帰った訳ですが、それが悲しみに彩られたものではなく新しい思い出に包まれた明るいものであることを心から願ってます。 ちなみに最後に双葉が投げた花ですが、ちょっと調べてみたんですがどうやらあれは「サネカズラ」という花なんだそうです(別名:ビナンカズラ)。花言葉は『再会』『きっといつかは』『好機をつかむ』など。うんうん、これからの双葉達がどうなるかを予感させ、また双葉自身の気持ちを彷彿とさせるいい花言葉ですね。しかしあれだけの花々を鐘ノ音学園に持ってきていたとなるとやはり双葉はかなり『期待』しつつ編入してきたってことですね(笑)。でも傷つけられることまで予想して……? それとは全く関係ないですが双葉の立ち絵での中でも驚きのポーズが俺の一番のお気に入りです。
次回は双葉の妹(という触れ込み)の朽木若葉で参ります。 |
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「グリーン・グリーン」攻略第3回。今度はクラスメイトの朽木双葉の妹にして後輩の朽木若葉です。
いつも笑顔で他人の喜ぶことならなんでもする、という若葉。手にはいつも手袋をしてサボテンの鉢植えを抱えている……そんな変な女の子。クラスの男子生徒のパシリをさせられたり、バッリグー達の分まで洗濯させられていたり。そんな若葉を見て祐介は怒りますが本人は自ら望んでそーゆーことをしているのだから歯がゆいばかりです。そんな風に人とはちょっと違っている若葉にはさらなる秘密がありまして、姉である双葉に危害が加えられそうになると抱えているサボテンの成分を空気中に発散させて他人に幻覚を見せることが可能なのです。これを実際にくらった祐介は驚きますが、それでも翌日は普通に若葉と接します(と言うか接させました)。そんなこともあり、祐介と若葉は徐々に仲良くなっていくのでした。 祐介の中で若葉への想いが後輩への情以上のものとなるのにそうは時間がかからなかったのですが、当の若葉はそんな祐介の気も知らずに他人に尽くしてばかり。しまいにはバッチグー達に言われるがまま下着を見せたりして……祐介がそのことで叱っても若葉にはいまいち理解できない様子。しかしバッチグー達は本当に男の本能のままに生きてますが、ある意味それが男子学生として正しい姿なんでしょうね。今回ばかりは許しませんが。 ついには下着の中身までバッチグー達に見せようとしていた若葉に祐介の怒りは爆発……そして本当の自分の気持ちに気付くことになります。そんな祐介の気持ちを察してバッチグーを抑える一番星はなかなか男前です。 若葉のことは本当に好きになっていた祐介は若葉とデート。若葉本人も祐介のことを悪からず思っているのは確実なのですが自分にはそんな風に想われる資格が無いといったようなことを言ってあまり芳しくない返事しかしません。本来は双葉を助けるためにしか発動しないサボテンで幻覚を見せる能力まで発揮するぐらい祐介のことを想っているはずなのに、です。その理由は最早はっきりしていました(祐介はわかってませんでしたが)。 そして鐘ノ木学園一帯を台風が直撃。風邪をひいて寝込んでいた祐介でしたが頭に浮かんできたのは若葉の『友達』のことでした。デート中に崖の上の方で咲いているのを見て若葉が「友達になりたい」と言っていたピンク色した可愛らしい花。台風で吹き飛んでしまうのではないか、と祐介はいてもたってもいられなくなり天神が止めるのも聞かずに台風の中へ。朦朧とする意識で崖を登る祐介。それは若葉の『友達』のためであり、若葉のためでもあり……やっと祐介が主人公らしいところを見せてくれました。ちょっとこの時の祐介はカッコよかったです。漢を見ました。しかし花を傷つけないように土ごと掘り返してもう大丈夫となった時、気が緩んだのか祐介は崖を転がり落ちることに。ああ……。 倒れているところを天神に発見されて学園の保健室まで連れてこられた祐介。千種先生の診断によると祐介は数箇所の骨折に加えて肺炎まで引き起こしていました。しかも台風による土砂崩れで抗生物質を運んでこようとした車も立ち往生。祐介絶体絶命。保健室から千草先生と天神が出て行った後に入ってきたのは若葉でした。祐介の行動は全て若葉を想ってのこと。そんな祐介に若葉は真実を告白しました。真実とは「自分は双葉の陰陽の術によって作られた式神である」ということ。植物にも心がある、という若葉の言葉に祐介も信じざるを得ません。 若葉は服を脱いで(何故?)体内で作った抗生物質を口移しで祐介に。特別製の抗生物質により一瞬で具合のよくなった祐介。抗生物質って骨折まで治るんでしたっけ? とにかく回復した祐介と若葉によるHシーンに突入です。若葉の身体は双葉が作り出したものであり、双葉の理想を具現化したものなんだそうでなかなかのナイスバディ。H中に「双葉のことは言わないで」みたいなことを言っていたのは若葉が双葉のためだけの存在だったことからの脱皮とも言えると思います。しかも呼び捨てでしたし。 翌朝祐介が目覚めると若葉の姿は無く、保健室には服や下着があるだけでした。呆然とする祐介に話しかけてきたのは枯れかけたサボテン。若葉が持ち歩いていたサボテンこそが若葉自身だったという訳です。そして祐介のために作った抗生物質……あれのために無理をしすぎた若葉はもう完全に枯れてしまう直前でした。徐々に意識が無くなっていくサボテンとその傍らにあるブレスレット。それはいつも他人のために生きていた若葉が自分のことで喜ぶ笑顔を見たくて祐介が作ってプレゼントしたもの。そして若葉は…………。
その後試験編入していた女子達は去り、祐介の部屋には枯れたサボテンの鉢が残りました。枯れたサボテンを大事にして、あまつさえ話しかけたりしている祐介を天神は笑います。そんな天神に祐介は言い返しました。 「あのなぁ天神。言っとくけどサボテンにだって心が……」
『あるんですよ』
それは枯れたはずのサボテンからの声。枯れたはずのサボテンから吹いた新しい芽からの声……。
と言う訳で若葉シナリオクリアーです。完全に予想通りの展開とは言えかなり楽しめたシナリオでした。やはりハッピーエンドは大切です。よかった……本当によかった…………そう、俺はこれをハッピーエンドと言う事にしています。きっと再び芽を吹いた若葉を双葉がまた具現化してくれるはずだと信じます。小さい頃からずっと一緒だったサボテン(若葉)を祐介のところに置いていったのは双葉の優しさだと思いますし。ちなみにサボテンの寿命ってのは世話の仕方や種類によって違いますが数十年から数百年にまで達するものがあるそうです。末永く祐介と若葉には暮らしていって欲しいものです。 次回は恋愛否定派(と言う事になっている)の千種先生。果たしてその正体は……分かりきってますが(笑)。それでは以下次回!! |
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「グリーン・グリーン」攻略第4回。今回は飯野千種先生です。 千種先生は女子の編入に伴ってやってきた保健の先生。学生による恋愛を頭から否定しまくる先生がどんな風に祐介と愛し合うようになるのか……それではスタートです。
最初祐介が千種先生に近づいていくのはバッチグーとの賭けによるものでした。どっちが千種先生をオとすことが出来るか……そんなくだらない賭けから全ては始まります。そんな2人の思惑なんてお見通しの千種先生は祐介達を子供扱いしてマトモに相手なんかしてくれません。そしてバッチグーが亜理紗と付き合うようになってからは祐介は賭けによるものではなく、自分自身の気持ちで千種先生に近づくようになります。 ちなみに学内では度々『グリーングリーン』と名乗る女性による校内放送がありました。それは学園内の男女間恋愛禁止を批判する内容であり生徒達は騒然とします。特に『グリーングリーン』の話す内容がほとんど自分の考えと同じだった祐介は強く感銘を受けることに。ちなみに『グリーングリーン』の話す内容が祐介の考えと同じだったのは当たり前で、『グリーングリーン』は祐介の言っていた言葉を借りて話していただけだったのですがその事が判明するのはもっと後の話。祐介のクラスにおける男女間の冷戦を治めた『グリーングリーン』のところへ駆けつけようとする轟を何とかしようとする祐介達の奮闘っぷりには大いに笑いました。ああいうテンポのいい笑いってのは本当に気持ちがいいです。どうでもいいことですが天神はどこでパチンコ玉を集めたのでしょうか? それにしても風呂場を覗いたとの時の「……えっち」には正直悶えました。アダルトボディ・千種先生の魅力が炸裂です。ああ、俺も女子風呂を覗こうとして崖みたいなところを登った記憶があるなぁ……(犯罪です)。 その後2人は森や川でデートしたり、夜の千種先生の部屋で会ったりと逢瀬を重ねますがどうにも子供扱いはなくなりません。そしてバッチグーの作戦で放送室で千草先生と2人きりで夜を明かすことになった時、千草先生は祐介を一晩だけの相手として誘ってきました。それを跳ね除けた祐介はものスゴい奴だと思いますが、実のところこの時の千草先生の心理状態が俺はよくわかりません。何故祐介を誘ってきたのか、何故その場限りの関係を求めてきたのか……。考えられるのはこの時既に千草先生は祐介のことが好きで、しかし教師と生徒という関係から恋人にはなれないので身体だけの関係を求めた……ということぐらいですがあんまり自信はありません。ひょっとしたら今まで千種先生に近づいてきた男ってのは体目当ての奴しかいなかったのかもしれませんね。だからこそ恋愛を否定しようとしていたのかも。 千草先生とのことを思い悩む祐介ですが周りにはいい相談相手がいません。そこで浮かんできたのが『グリーングリーン』。読まれるか、届くかも分からない手紙を放送室に残してきた祐介は翌日教室の自分の机に『グリーングリーン』からの返事を発見。夜に祐介のための放送をする、と。 その夜、校庭に出た祐介は学内に流れ始めた『グリーングリーン』最後の放送に耳を傾けました。その内容は今までの放送の言葉は全て借り物だったこと、祐介に告白されて嬉しかったこと、自分も祐介のことが好きだけど傷つけることをしたくなかったことなどを告げる内容。まさか、と言うか何で今まで気付かなかったんだと言うか当然『グリーングリーン』は千種先生だった訳で、放送に気付いた轟と一緒に祐介が放送室に駆け込むとマイクの傍にはラジカセがあるだけでした。そのラジカセは千種先生の部屋で見かけたもので、千種先生から祐介への最後の贈り物。そこで轟から千種先生が既にこの学園から去っていることを聞いた祐介はタクシーに追いつけるはずがないにも関わらず走り出すのでした。 雨の中を走り続けて数時間、電車ももう無くなった駅に千種先生はいました。祐介が来る事を信じて待ち続けていた千種先生。千種先生は学生時代に辛い恋を経験していて、そのために表向きは学園内恋愛を否定してきました。でも本心では祐介のことが好きで……でもそれは許されない恋で……千種先生の苦しみが伝わってきます。ただ千種先生がどうして祐介のことを好きになったのかは謎のままです。若さ故の純粋さ、無謀さ、真っ直ぐさに打たれたのか、もしくはそんな祐介の姿に昔の自分を見たからなのか。その辺の描写が無かったのでちょいと説得力に欠けるところが。あの川でのデートの時には既に祐介のことを悪からず思っていたと思うのですが確証はありませんね。ちなみに駅の待合室でのHは千種先生の身体の特性を余すとこなく使いきったイイHでした。 翌朝祐介が目覚めた時、隣に千種先生の姿はありませんでした。電車も無いのにどこにいったのかは分かりませんが(祐介は線路の先を見つめてましたがあんな田舎で夜明けから電車があるとは思えません)とにかく残されたのは1通の手紙のみ。そこにはまだまだ祐介も自分も『子供』である、と記されていました。もっと大人になったその時は……と書かれた手紙。その手紙を手に朝陽に向かって佇む祐介の背はちょっと大人になっていたように思えます。
数年後、浪人生活をしていた祐介の耳に飛び込んできたラジオ放送。千種先生の置き土産であるラジカセから流れるラジオの声はどこか聞き覚えのある声。それは学園で聞いたノイズ混じりの声。ずっと待ってる、と告げる声に思わず部屋を飛び出す祐介。それはもちろんラジオの声の主に会うため……。
『グリーングリーンでした』
と言う訳で千種先生クリアーです。何て言うかいつになく真摯な祐介がイイ感じでしたね。恋愛に臆病で常に『大人』であろうとする千種先生が結局一番『子供』だったということです。みどりほどじゃないにしても祐介を待ち続ける千種先生はスゴいと思いますが受験に失敗して浪人している祐介はまだ『大人』じゃないと思います。これまた期待通りというか想像通りの展開でしたが祐介の心の動きが丁寧に描写されていたので感情移入が容易くできたと言う意味では良く出来たシナリオだったと思います。あの『グリーングリーンでした』という終わり方はな何となく「締め」っぽい感じでした。千種先生が「グリーン・グリーン」のラスボスって訳じゃないですよね?
さて。次回はついに最後の1人、美南早苗ちゃんです。多く方から『最後にしておけ』と忠告を受けていたのでその通りとっておきましたが一体どんなシナリオなのか……なんとなく想像はついているのですが。それでは以下次回!! |
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……さ………早苗…ちゃん?
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前回クリアした早苗ちゃんシナリオ……ちょいと日記なんざ書けなかったです。嗚咽なんてレベルではなく布団に突っ伏して泣きました。この作品のパッケージに『学園ラブコメの決定版!』なんて書いた奴を小1時間ほど問い詰めたい気持ちで一杯です。クリア後にこんなに辛くなったのは初めてです……。 ……謝らせて頂きます。実は最初早苗ちゃんのCGを見て「あんまり可愛くないなぁ」なんて思ってしまいました。タイムマシンがあったら過去の自分を高校卒業時に記念にもらった木刀(名前入り)で撲殺したいです。実際早苗ちゃん攻略を始めたらすぐに可愛く思えるようになったのですから。ただ立ち絵とイベントCGの違いが大きすぎるような気もしましたが。 んでストーリーなんですけど……あんまり詳しく書く気にならないです。辛くて辛くて……あまりにも辛くて。だって普通病弱という設定の娘のエンディングって言ったら『病気が治って主人公といつまでも幸せに暮らしました』ってのが普通じゃないですか。それなのに、それなのに……早苗ちゃん…………。 確かに病弱でいつも薬を飲んでる時点で展開は大体読めましたよ。誰もあれがビタミン剤だなんて信じちゃいませんでしたよ。でもあれはないよ、あれは…………ああ……。 最初はもの凄く暗い感じでとっつき辛かった早苗ちゃんでしたが親しくなるにつれて明るくなっていったのはスゴくいい感じでした。それこそ子犬遊んでいた時の笑顔なんて最高でしたよ。しかし……しかし………あうぅぅ……。 祐介と見た星の無い夜空。でもそれだって早苗ちゃんにとってはかけがえの無い思い出。そう……早苗ちゃんはそんな思い出を作るためにこの鐘ノ木学園にやってきたのですから……くぅぅっ。 ある日行方不明になってしまった早苗ちゃんを探そうと祐介達のクラスメート達は一丸となって森を探索しました(双葉や若葉が植物にでも話を聞いてくれればすぐに見つかるような気がしないでもありませんが)。それに引き換え教師共は問題になることを恐れて警察に知らせないなどと……一度死んでしまえお前ら。あまつさえ千種先生すら祐介達に探索を辞めるように言ってきました。「彼女のことが大事だから警察には届けない」なんて詭弁です。所詮千草先生も『大人』なんですね。正直ガッカリでした。思えばこの早苗ちゃんシナリオではサブキャラ達がもの凄くイイ奴らでした。この早苗ちゃん探しの時もそうだし、エンディングでもそうだし……ってあぅぅ、エンディングぅ……。 半分埋めかけの古井戸に落ちて気を失っていた早苗ちゃんを発見したのは早苗ちゃんの可愛がっていた義足の子犬「ボン」を引き連れた祐介でした。しかも早苗ちゃんは古井戸の中で半死状態。早苗ちゃんが普段飲んでいた薬はビタミン剤などではなく、飲み続けないと死んでしまうような命に関わる薬でしたが、井戸の中で早苗ちゃんはその薬を切らしていたのです。最早死を覚悟していた早苗ちゃんですが、祐介がその薬を持っていたのでその場はなんとか切り抜けることができました。何故祐介が薬を持っていたのかというと、それは以前早苗ちゃんから『友情の証』としてピルケースごともらっていたのを肌身離さず持っていたから。そんなもん人にあげるなよと思わないでもありませんが、よくよく考えるとその薬を託すと言う事は命を預けるも同じことです。それほどまでに祐介を信頼していたのかと思うと胸が熱くなる思いです。 井戸から早苗ちゃんを連れて脱出した祐介はそのまま早苗ちゃんが入院していたという近くの病院へ。1日半ほど眠っていた祐介が目を覚ますと隣のベッドには早苗ちゃんの姿が。そこで早苗ちゃんから語られた真実……もう長くは生きられない自分。最後の思い出作り。そしてほとんど成功する確率の無い手術……。 学園に戻ると既に女子はいなくなっており、夏休みが始まっていました。バッチグー達は祐介や早苗ちゃんを置いては帰れない、とみんな寮に残ったまま。本当にいい奴らです。その後祐介も実家には帰らず寮に残りますがある晩から毎日のようにPHSに早苗ちゃんからメールが届くようになりました。料金未払いで着信しかできない祐介はただメールをもらうだけで自分からは何もできません。と言うかテメェ毎日病院に通えよ!! そして手術を翌日に控えた真夜中に来た1通のメール。 『アイタイ デス』 寮を飛び出して病院に忍び込んだ祐介が見たのは全身をゴムのチューブに繋がれた早苗ちゃんの姿でした。聞こえてくるのは酸素マスク越しのかすれた早苗ちゃんの声。手術が怖くなって思わず祐介にメールしてしまったという早苗ちゃん。手術すれば助かるんだから頑張れ、と言う祐介に早苗ちゃんは言いました。どうせ助からない、と。成功してもほんの少し生きられる時間が長くなるだけの手術。ずっと諦めていた自分の運命。でも祐介と出会ってしまった……もっと一緒にいたいと思ってしまった……生きたい、と思ってしまった……。『最後に星を見たい』その早苗ちゃんの願いを叶える為に祐介はパジャマ姿の早苗ちゃんを病院から連れ出しました。2人で星を見たあの場所へ向かうために。 早苗ちゃんを背負って歩く山道。こんなことをしたら早苗ちゃんがどうなるか分かった上で祐介は歩きます。早苗ちゃんの願いを叶える為、一緒に星を見る為に。
『先輩に、言いたいことあるの』
「何だよ」
『ずっと言いたくて…………、言えなかったの』
「何がだよ」
『先輩に…………。言いたくて。言えなかったの』
「だから、何だよ。言えばいいだろ?」
『うん』
「……」
『あのね……』
『……あのね……』
『……あ……のね……』
『……』
「……早苗ちゃん?」
「早苗ちゃん?」
「早苗……」
早苗ちゃんの1件で共学化が中止になった鐘ノ木学園で祐介は今までと変わらぬ生活を送っていました。悲しみに包まれながらもいつかはその悲しみも薄れていくことを思いながら。 そしてある夜。PHSによって告げられたメールの着信。
それは手術をひかえた早苗ちゃんからのメール。自分に勇気を与えるため、希望を持たせるため手術後に祐介のもとへ届くように予約送信された過去からのメール。メールに書かれていたのは早苗ちゃんの想い、祐介に逢えた喜び、未来に向けた決意、そして希望。
……俺は…………俺はどんな理不尽な方法でもいいから早苗ちゃんに助かったもらいたかったです。奇跡でも魔法でも夢オチでも何でもいいから助かったもらいたかった……。祐介に背負われて息を引き取った早苗ちゃんは笑顔だったと思いたい。ただそれだけです。 あんまり書く気が無いとか言いながらまたこんなに書いちゃいましたが……辛いです。ただただ辛い。何故……何故早苗ちゃんが死ななければならないのか……。
これにて「グリーングリーン」プレイ日記は完了です。色々言いたいことはあるのですが今はちょっと……この日記を書くためにもう一度早苗ちゃんシナリオをやっちゃったもんだから……はぅぅ。なので少しだけ。この「グリーン・グリーン」という作品は一言で言えば『面白かった』です。何度爆笑しながらプレイしたことか。でもそれだけではなく、何て言うか『ガンガン』なんですよ。テキストにパワーがあると言うか、作品全体に力があると言うか……ぶっちゃけた話「挑戦的」なんです。しっとりと読ませるとかじゃなくて、「読め! 笑え!!」と言わんばかりのパワーを感じる作品じゃないかと。とにかく面白かったことに間違いありません。でも……でも早苗ちゃんが…………。
はぁ…………。 | ||