「それは舞い散る桜のように」 総評



「それ散る」……面白かったです。色々な意味で。感想等も含めて振り返させていただくことにいたします。まずはポイント毎に。

 

◆グラフィック◆

西又葵氏によるキャラクターデザインは俺にとっては完璧に近いものでした。女の子は可愛いし、男もカッコいいし。立絵もサブキャラクターに至るまで豊富にあるので表情がコロコロ変わって面白かったです。

ただイベントCGになるとややデッサンの狂いが見て取れました。普段ならあまり気にしないのですが、流石につばさのエンディングCGは問い詰めたい思いで一杯です。なんなんですか、あの指は。

 

◆音楽◆

オープニングテーマには惚れこみました。かなりカッコいいです。特に最初に流れた時には鳥肌モンでしたし、歌詞も作品の世界観をよく表してるし、文句の付け所はありません。

プレイ中に流れるバックミュージックに関しても場の雰囲気にあっていたので問題ないでしょう。挿入歌・エンディングテーマも同様。ちょっとオープニングテーマが突出し過ぎてました、俺にとって。

 

◆ストーリー◆

評価の難しいところです。ストーリーの流れは3つに分けることができます。

  1. 全ヒロイン共通の導入部分
  2. 恋愛成就部分
  3. エンディング部分

1はただひたすら爆笑。久々に笑い転げましたね。脚本家の方のセンスを感じました。2に関しては舞人とヒロインが恋人関係になるまでが非常に丁寧に描かれていたので素直に感情移入できました。笑いも当然含めつつ、揺れ動く心を上手く表現できていたと思います。

そして問題は2の終盤から3にかけての急展開。おそらくファーストプレイでは怒涛の急展開にみなさんついていけなかったのではないでしょうか。もちろん俺も完全に置いてけぼりをくらいました。そこに至るまではとても丁寧に描かれていただけにそのギャップを不自然に感じたもんです。これには賛否両論あると思いますが、全ての答えを提示するのではなくプレイヤーに考える予余地を与えるというこの手法……嫌いじゃないです。嫌いじゃないですが……やはりちょっと急すぎたかな、と。途中途中でヒントらしきものは与えられてましたが、特に2の終盤は丁寧に表現してもらいたかったです。

ストーリーそのものはすごくよかったと思います。テーマ性のようなものも感じましたし。この作品のテーマは……『強さと弱さと愛』……かな? (←何故か疑問形)

 

そうは言ってもスゴく不透明な部分も多かったのは否定できません。そこで自分なりにプレイした結果から考えてみたことを『考察』としてまとめてみましたので、もしよろしかったらご覧になってください。かなり適当言ってますが怒らないでくださいね。

 

 

そして俺的キャラランキング。

 

1.小町
2.希望
3.こだま先輩

ひかり姐さん

かぐら
6.山彦

和人

郁奈
9.青葉
10.浅間先生

ドクターイエロー

桜香
13.つばさ
14.麦兵衛、和観さん、瑛、瑞音、椿
問題外朝陽

 

男キャラもいれていました(凄い数になりましたが)。やはり目立つのは脇役の魅力でしょうか。特にひかり姐さん・かぐらに関してはメイン級の存在感がありました。一応順位はつけましたが、朝陽以外に関しては順位ほどの差はありません。

 

次にキャラ別感想。

星崎希望 雪村小町 里見こだま
八重樫つばさ 森青葉 佐伯和人
桜香・朝陽 男キャラ達 その他お子様

 

◆結論◆

まず第一に言える事は『面白い』。ここまで爆笑したゲームは久しぶりでした。キャラも秀逸。なので『名作』になれる可能性は充分にあったと思います。

でも残念ながら『名作』と言えるか……と言うと話は変わってしまいます。シナリオもなかなかでしたし、謎を含みつつゲームが終わるのもよくある手法です。ただペース配分にやや難あり。もうちょっと、もうちょっとだけあの唐突感が解消されたら……間違いなく名作でした。

 

そうは言ってもそれで好き嫌いが決まる訳ではありません。なのでこの作品に対する評価は『よし!!』と言う事にしておきます。

 


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