2002.8.27 「ど、同棲ですかっ!?」編


青葉ちゃん第2部スタート。

 

……やっぱり今回から『青葉』でいかせて頂きます。

なんかこっちの方がしっくり来るみたいです。

 

【6/24】

あれ? 青葉が起こしに来ない?

むぅ。

 

希望と一緒に帰った後かぐらに遭遇。

髪は短い方が好み、と。

 

【6/29】

やっぱり起こしに来なかった青葉。

隣の森家のドアを叩くか、素通りするか。

ここは壊さんばかりに叩いてもらうが正解。

んで一緒に登校しました。普段の生活態度をしかられましたけど。

 

帰り道も青葉に遭遇。よしよし。

舞人の腹の音を聞きつけて夕飯に誘ってきてくれた青葉。

……いや最初からそのつもりだった、とまで言ってくれました。エエ娘や……。

そして一緒に買い物に行って、その後はゲームをやるために舞人邸でご飯を食べることになりました。

ちなみに『ソリソリしたカレー』ってどんなんですか?

 

ひとしきりシューティングゲームで遊んだ後、ご飯の準備を始めた青葉。

待ってる間眠ってしまった舞人が目を覚ますとローアングルから見上げる形に。

白地にピンクの格子模様。ナイスです。

んで楽しい晩餐会を過ごしたのでした。めでたしめでたし。

 

【6/30】

和観さんに惚れた28歳独身。

とりあえずジャージはやめた方が可能性はアップするんじゃないかと。

 

【7/3】

学友達(山彦・希望・つばさ)とショッピング。

散々待たされた上に通りがかりの和人に嘘まで見破られて踏まれたり蹴られたりな舞人でした。

 

【7/6】

朝から雨です。

こだま先輩with傘ワッショイ。可愛いぜ!!

 

【7/11】

期末テスト近し。

『a,b,c,dを1より小さい正数とするとき、a+b+c−abc<2が成立することを証明せよ』

「証拠不十分」

わははは。まぁ俺もこんなんやり方忘れたけど。

っつーか『d』は?

そしてカレンダーを見て4日後が青葉の誕生日であり、パーティーの約束をしていたことを思い出しました。

プレゼントの買出しに街で出た舞人ですが、果たしてプレゼントは大人っぽいものがいいのか、子供っぽいものがいいのか。

やはりここは背伸びをしたい年頃の女の子なので大人っぽいもので責めて……じゃなくて攻めてみましょう。

そんな訳で舞人はシックなデザインの腕時計を購入。喜んでくれるといいなぁ。

 

【7/15】

テストの結果から逃げるように帰宅。

舞人からのプレゼントに最初は驚いていた青葉ですが、次の瞬間には心からの笑顔で「ありがとう」。

う〜む、舞人じゃないけど癒される。

そしてプレゼントを開けると……

「わあ、かっこいー!」

喜んでくれました。うしっ。

「ありがとう、おにいちゃん。一生大事にしちゃうよ」

そこまで喜んでくれるとは……お兄ちゃん、感動です。

「えへへ……私『おとなのおんな』みたいだね」

それはどうかと思うけどね。

覚えててくれたんだね、と青葉。

「実は、それがいちばん嬉しかったりして。えへへ」

そしてパーティー会場は舞人の部屋に決定。

 

「いっちば〜ん! 芹沢かぐら脱ぎま〜す」

「いきなりかっ」

「か、かぐらちゃんダメぇ!」

パーティーが始まってすぐ、アルコール無しでも超ハイテンションなかぐら。

確かに胸は小さいかも……。

 

そして小町と麦兵衛にもやらせていたアメリカンジョークのネタ帳を熱演する青葉&かぐら。

「イカレてやがるぜ、この牝猫ちゃんはよォ! ヘイ、ベイベェ! オレのマグナムであんたのケツの穴をノーフューチャー! ノーフューチャー!」

「…………」

「…………」

「うーん……お兄ちゃん、このマグナムっていうのはなんのことなの?」

「…………」

「…………」

「ねえねえ、かぐらちゃん。これってお尻のことだよね。未来が無いってどう繋がるのかな」

「…………」

「……に……にじゅうよんば〜ん芹沢かぐら日本酒一升瓶一気いきま〜す!!」

……カマトト?

 

かぐらを送ってから帰ってくると青葉は部屋の片付けを終わらせて待っていました。

「おつかれっ」

「あ、うん、おつかれさまー」

ベッドに寄りかかって缶のお茶で乾杯。

「待っててくれたんだ」

「私、待つの好きだから」

「へえ……」

そして普段通りの会話をしていたのですが。

「来年の誕生日は、シゲさんも交えてまたパーッとやりたいね」

「あはは、やりたいね」

笑顔でそう言った青葉。

「やりたいよ」

でも俯いてしまって。

「やりたかったな」

震える声。

「……どういうこと?」

「私のうちね、引っこしちゃうの」

「……え?」

それは出張中のシゲさんが帰ってくる半年後。

新しい母親を連れたシゲさんと共に電車で一時間ぐらいの場所に引っ越すことになったと言うのです。

……なんてこったい。

んじゃ他のシナリオで青葉が見せていた寂しげな顔がこれが原因だったのか……。

その気になればいつでも会える、と必死に声を張り上げる舞人。

「でも……」

「お父さんには内緒だけど」

「私はここがいい」

「みんなのいるここがいい」

涙を堪えて必死に微笑みながら本音を漏らした青葉。

「おにいちゃんの帰ってくる、このさくら荘がいいな」

「……うん」

「でも私、おにいちゃん離れしなくちゃ」

「これからは、あんまりここに来ないようにするね」

ここまで言われて……舞人は黙っていられる男ではありません!!

「こういうときは泣いてもいいんだよ」

「…………」

「楽しいときには笑って、悲しいときに泣けるのが、青葉ちゃんのいいところなんだからさ」

「感情を素直に出さないでいると、朴念仁のつまらない人間になっちゃうよ」

「うん……」

「……そうだよね、私もそう思う」

そう言って舞人の肩に頭をもたせかけてきた青葉。

聞こえてくる青葉の嗚咽。

そして舞人はポケットから『何か』を取り出すとそれを青葉の手のひらに。

「……えっ?」

「もうひとつプレゼントってことで」

「あ……」

その手のひらに涙が一滴。

それは舞人の部屋の鍵。

残された歳月をできるだけ青葉のそばで過ごそうという舞人の決意。

青葉の待つ部屋に帰ってくる、たった一人の家族でいようと……。

 

流石に倫理上ヤバいんじゃないかと思いました…………が。

 

俺は声を大にして舞人に言いたい。

 

よくやった、と。

 

【7/19】

期末テストはボロボロ。

山彦達のボウリングへの誘いは丁重にお断りさせて頂きます。

 

【7/24】

補習の帰り道。

公園で見かけたのは一人の少女の姿でした。

「かぐらちゃん……?」

いつもの元気な姿とは別人のように沈み込んだ姿。

その理由は当然青葉のことでした。

「……寂しく……なるね……」

「多分……私にとって色々なものが終わっちゃうんだと思うんです」

「まだ大丈夫だって、なくなるはずがないって……なんの意味もなく思っていたものがみんな……」

「終わっちゃうんだって……」

必死に慰めようとする舞人の言葉はまるで自分に言い聞かせているようで。

「お別れは嫌いです……」

「どんなに再会できたって、遠く離れていればいるだけ、その距離は遠ざかっていっちゃいますから……」

「そんな想いだって、距離と時間には勝てません……」

既に『別れ』というものを知っているかぐらの言葉。

それをかぐらに教えたのは7年前の舞人自身。

だからこそ……舞人は何も言ってあげる事ができません。

そのまま暗く、夜になるまで無言の時が流れました。

そして。

「よしっ」

いつも通りの笑顔。

「落ち込みタイム終了ですっ♪」

「……か、かぐらちゃん……?」

「大変ご心配おかけしました。芹沢かぐら、ただいま完全復活いたしましたので今後ともよろしくお願いいたします♪」

そこにいたのは確かに舞人の知っているかぐら。

強いね、という舞人の言葉にかぐらは言いました。

「ある人と約束したんですよ」

「もう泣かないって。強くなるんだって」

「だから、泣きません」

強い言葉。

送っていこうか、という舞人の誘いも今日だけは、と断ってきました。

そして別れ際。

「それと、さっき言った約束の事なんですけど……だれとした約束だか分かります?」

「え……あ、その……」

「では本当に失礼しますね。それでは♪」

そして街灯に照らされた道の中へ消えていったかぐら。

「……分かってる……」

残された舞人の呟き。

約束をしたのは桜井舞人なんだから、と。

 

 

か……かぐら…………

 

 

ひょ、ひょっとしてお前は…………

 

 

青葉を喰うほどのキャラだったのか?

 

 

そんな予感を覚えた7/24(ゲーム内時間)。

 

【7/30】

公園で和人&瑞音に遭遇。

和人、強く生きろよ。

 

【8/5】

朝起きると……

「おはよー、おにいちゃん。おじゃましてまーす」

台所からはいい匂いが。うーむ、羨ましい生活だ。

 

舞人は補習へ。青葉は舞人の部屋で勉強。

「青葉ちゃん、もう、さぁ。いっそのこと、ここに住んじゃえば?」

「えへへ、それも名案だね」

……舞人よ、傍目から見るとヤバいぞ。

「行ってらっしゃーい」

笑顔の見送り。まるで新婚夫婦、と舞人自身が思ってる通りです。

 

こだま先輩&ひかり姐さんの凸凹コンビを振り切って舞人は急いで帰宅。

もちろん青葉が待ってる、と思えばこそです。

買ってきた漫画雑誌を一緒に読もう、と心を弾ませながら部屋のドアを開けると……

「ただいまーっ」

……無人。

その寒々しい空気に青葉ちゃんの気持ちが少しだけわかった気がした舞人。

「おにいちゃん、帰ってきたの?」

でもすぐにドアの向こうからノックの音が。

ちょっとだけ荷物を取りに行ってた、と青葉。

んで舞人がドアを開けると。

「ただいま。あ、おかえりなさいかな……えへへ」

「あ、いや……」

唐草模様の風呂敷を背中に背負い、手には古ぼけた茶色いトランク。

「どうしたの、その格好……」

「お、お世話になりますっ」

要するに朝の『ここに住んじゃえば』発言をまともにとられてしまった訳です。

「ふつつか者ではありますが、いっしょうけんめいお世話させていただきます」

「こ、こちらこそ……」

こうして隣室の住人は、自室の同居人に。

寝るときは帰してるから勘弁してください、とシゲさんに謝る舞人でした。

 

【8/9】

補習から帰ると……何故か部屋で青葉は水着姿。

自分のことを異常だ異常だ、と思いながらもそんな青葉が気になって仕方ない舞人。

んで海に行くことになりました。ふむ。

 

【8/11】

「青葉ちゃあ〜ん……」

「なーにー……」

「海はいいねーえー……」

「そうだねー……」

浜辺でまったりな2人。

せっかく海に来てこれでいいのか、と舞人は思わないでもありませんが、のんびりとどうでもいい話をしてるだけでほのぼのできるのもいいかな、と。

一眠りした後は青葉の作ってきたお弁当タイム。

なにからなにまで世話になりっぱしな舞人は少し体を動かそう、とビーチボールを提案。

もちろん本格的なものではなく下に落としたら負け、という単純なやつです。

簡単すぎてあくびがでちゃう、と勝負師の娘らしいことを言う青葉に舞人はさらに山手線ゲーム要素も提案。

「サービスを打つときに、サーバーはお題と回答例を出すんだ。相手はそれに答えられないかぎりレシーブしちゃいけないっていうやつ。で、以下それの繰りかえし」

「んー……」

うまく伝わらなかったかな、と心配する舞人ですが。

「うーん……要するに、シーズンスポーツ系のしゃらくさい大学生が新歓合宿とかでやるあれのこと?」

「そ、そう、それ」

言ってくれます、青葉1○歳。

「うん、それならナウなヤングみたいで面白そうだね」

そんな訳で試合開始。

「えーと……それじゃ最初のお題は古今東西マリンスポーツ!」

「おーっ」

「せーのっ」

「スイカ割り!」

「え、えええっ!?」

ぽぉぉーん! ひゅるるるる……べしっ!

「ぴぁ!」

「いえーい」

スイカ割りはスポーツじゃない、という意見を『価値観の相違』の一言で流す舞人。

まさに勝負の鬼。

「もぉ。こんど間違った答え言ったら、そっこくおにいちゃんの負けだからね」

「はいはい、分かった分かった。じゃあ次、行くよー」

「おーっ」

「せーのっ」

「古今東西! スベスベしててマンジュウみたいなカニ!」

「え?」

「それっ、スベスベマンジュウガニ!」

ぽぉぉーん!

「え? え? えええっ!?」

ひゅるるるる……べしっ!

「ぴぁ!」

「はっはっはっ、青葉ちゃん弱いなあ」

……単なる『鬼』かも。

いい加減怒り出した青葉にそろそろ負けてやるか、と舞人。

「さあ次の勝負だ。青葉ちゃん、位置についたついた」

「おにいちゃんっ? 今度ずるいこと言ったら、いてこましちゃうからね」

「は、はい」

シゲさん、あんた娘に何て言葉教え込んでるんですか。

「行っくよー。古今東西、寿司の名前!」

「せーの、ウニっ!」

ぽぉぉーん! ひゅるるるる……

「あ、え、えっと、えっと……か、かんぴょう?」

「…………」

違う気もするけどまあいいか、と舞人が思っていたら……

どべしっ!

「ぴぁっ!」

結局青葉は運動神経ゼロでした。

「はやややや……」

「……青葉ちゃん、カキ氷でも食べに行こうか」

んで少し落ち込んでもいちごミルク1つでとびっきりの笑顔を見せてくれる青葉でした。

 

駅で青葉と別れたのか、舞人は1人で桜の丘へ。

好きな人ができた、と桜香に報告。

 

 

と言う訳で青葉シナリオ第2部でございます。

いきなり同棲を始めてしまった2人。結ばれるのも近い?

そうですよね、何せHシーンが3つもあるぐらいですからそろそろ結ばれとかないと。

そんなことに期待しつつ……以下次回!!


前へ   トップへ   次へ