進藤むつき(?)

(しんどう むつき)


2つの顔を持つ女。まぁその原因は全て健二にあったのですが。

これをご覧になっている方は全てご存知の方であると仮定してモロネタバレしてしまいますが、ここで俺が言っている『むつき』はもちろん妹の『さつき』のことです。ただ公式サイトや説明書でも『むつき』となっているのでこう書きました。紛らわしいので『進藤』でいきましょう。『やかま』と『おとな』で。

 

進藤シナリオにおける『おとな進藤』は、子供の頃健二が言った「おとなしい子が好き」と言う言葉によって作られた、いわば偽りの姿。本当の姿は進藤シナリオ以外のシナリオで現れる『やかま進藤』の方です。そのどちらが魅力的か、なんてことは人それぞれなのでとやかく言うつもりはありませんが、個人的見解としては『やかま進藤』の方が好きです、はい。

『おとな進藤』……それは子供の頃からひたすらに健二を想い続けていた健気な少女です。自分では意識していなかったかもしれませんが、心の奥底にはずっと健二の存在があったのだと思います。そして自分を『むつき』だと思っている健二に何も言うことができない進藤。昔と、そして今も健二を騙し続けていることに耐え切れなくなった時「魔法」は終わる……と。なんとも切ない話ではありませんか。

『やかま進藤』……それは「元気の権化」。朝からハイテンションでトバしている進藤に健二は告訴ものの攻撃を加えますが、それで進藤が懲りることはありません。要所要所で進藤本人が言ってましたが、進藤シナリオじゃなくても進藤は健二のことが好きなんですよね。親友の雪希の兄貴としてだけではなく、個人的な感情として。そこは『やかま進藤』なのでとても「忍ぶ愛」なんてものではなく、フラれた(?)もひたすら元気。なんだかんだと健二に構ってきていたのも愛情表現の1つだったのだと思うとかなり可愛いじゃないですか。

本編以外で出てくる進藤は全て『やかま進藤』。『おとな進藤』だと健二と結ばれる以外に道は無いというのも理由の1つだと思いますが、やはり『やかま進藤』の方がイジり易いんでしょうね。とりあえず殴られたりとりあえず殺されたり。ある意味かなりおいしいキャラだと思います。シリアスからギャグまで何でも来い、です。シンドリッタ万歳(笑)。

 

おかえしCD3に入っている『やかま進藤』ストーリー「〜さつき〜」。その名の通り『やかま進藤』と健二のラブストーリー(?)なのですが、これがまた面白かったです。素直になれない2人の掛け合いが何とも言えません。本編に入れるにはちょっと「普通の話」なので無理かもしれませんが、本編で進藤を知り尽くしている方なら楽しめること請け合いでしょう。

 

可愛いし、面白いし、時には切ないし。進藤最高!!


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