2002.4.25 「センパイの過去?」編
ロリポップン!!(挨拶)
今年の流行語大賞でも取らないですかね、これ↑。
ちなみにこれは「まじかる☆ひよりん」の魔法(?)の呪文の一部です。
そう言えば一部訂正があります。
「ねこねこファンディスク」について『えちぃモード』は全5話と昨日言いましたが、雪希の話を見ると更にもう1話雪希のえちぃストーリーが出てきました。
明らかに日和と雪希は優遇されてますね。
シビアな世界です、ハイ。
それではセンパイシナリオの再開です!!
【2/3】
微妙に体調が悪そうな健二ですが構わず登校。
そして中休みになったら3年生の教室へと向かいました。
静まり返った廊下。3年生は自由登校なのでほとんど人がいないようです。
あまりの静けさとセンパイのクラスを知らなかったことで「まいったな」と健二。
■もう少し探してみる
■教室に戻る
誰が戻るものですか。
静かな教室が並ぶ廊下を歩いていると小さく聞こえてきたのはセンパイの声。
友達と話すこともセンパイの思い出なので邪魔するの悪いかな、とそっと教室を覗くと……
「……」
そこには1人で楽しそうに笑うセンパイの姿が。
「…なんだ?」
誰もいない空間に向かって笑っているセンパイを見て悪いものでも見たような感覚に陥る健二。
ガタン
放心した状態になり、うっかりドアで物音を立ててしまった健二を振り返るセンパイ。
「センパイ?」
「…ぁ」
「一体…ここで何を?」
「……」
困ったような、哀しいような表情。
「誰かと…喋ってた?」
「……」
「あ、いや…その…」
「……」
「別に…問い詰めるとかじゃなくて…」
「…友達」
「…え?」
「…お友達と喋っていました」
教室にいるのはセンパイの他には健二ただ1人。
「…でも…誰もいませんよね?」
「ああ…」
「…そう…ですよね」
そっと俯いて、そっと顔を上げて、そしてゆっくりと微笑んで。
センパイがそっと表情を変えました。
それで肩の力が抜けた健二。これでいつもの2人に。
「…知っていました」
「……」
「…恥ずかしいところ……見られちゃいましたね」
「先輩?」
「…はい?」
「どうして?」
「……」
「悩むなら話さない方が…」
ちょっと考えて、少し悩んで、そしていつものように横に首を振るセンパイ。
「…私、友達がいませんから」
何故それを自分に話すのか、と訊ねた健二に、お昼に付き合ってくれた、とセンパイと言います。
「…昔、小さい頃です」
「え?」
「…私、のろまさんでした」
「…のろま?」
「…それで…だと思います」
「……」
『麻美ちゃんと遊ぶのつまんない…のろまだから面白くないよ…』
小さく微笑みながら、小さく呪文のように呟いたセンパイ。
誰なんだ、こんなこと言ったのは。心の底から泣かしてやりたい。
「…でも助けてくれました」
「……」
「…とても嬉しかった」
「そう言われると…なんか照れるな」
だから人と話すのが苦手だったセンパイ。
そんなセンパイにちゃんと話しかけてきたのが……健二。
健二を見ながらちょっと目を細めてセンパイが微笑んでいました。
「そっか…」
「…嬉しかった」
「けど…」
「…?」
誰も居ない教室で1人喋る姿。
そんなことはもう終わりだと言いたかった健二。
健二は思いました。
自分は別に善人ではなく、反対に馬鹿な人間。
だからこそ思う。
自分を信じてくれるならそれでいいか、と。
「何も難しいこと考えるんじゃない」
「…?」
「先輩さ…」
「…はい?」
「今日は暇か?」
「…??」
「寄り道しようぜ?」
「…寄り道?」
「先生の悪口なんか言ったり……悪い点数のテストを奪い合ったりするんだ…ってこれは先輩にはもうないか」
これが帰りの定番だ、と健二。
「……」
「悩むことだったか?」
(ふるふるふるふる)
「…凄い勢いで振るな」
「…いえ、むしろ、その」
顔を赤らめて、そっと微笑んで……
「…行きたい…です」
んじゃ決定、と健二。
放課後玄関で、と待ち合わせの約束。
「…ま、待ってますから」
「ははは、でも今から玄関前で待ってるのは無しな」
「クスッ」
「そう、そんな顔」
「…?」
「そんな顔で、笑って待っててくれ」
「クスッ、…はい!」
そうして2人は『友達』になったのでした。
やけに長い休み時間だったな……。
そして放課後。玄関にて。
どこに行くか、と言うことになり健二の提案でゲーセンに向かうことに。
ゲーセンに初めて来た、と言うセンパイはどうすればいいのか悩んでいます。
とりあえず、と中に入ると……。
「あれ〜、こんなところで奇遇だねぇ」
日和登場。
にこやかに挨拶してきた日和に何とか返事を返すセンパイ。
健二は日和を置いてセンパイと立ち去ろうとしますが。
(じぃー)
「行くよ?」
「…は、はい」
「さて、ドコから回ろうか」
(じぃー)
「それはもういいから…」
「…は、はい」
日和が気になるのか、それとも健二との仲が気になるのか。
そんなことを考えながら健二が歩いていると……。
「アンタ、こんなとこで何してんのよ?」
さらに清香登場。
いつものように清香と口論になりかける健二を可愛く叱るセンパイ。
それにしても「…めっ!」って……イイ。
いきなり仲が良くなってしまったのか、センパイを連れて行ってしまった清香。
置いてけぼりをくらった健二ですが心中はそんなに悪くありません。
「ともだち、か…」
夕方までゲーセンで遊んでいた4人。
日和&清香と別れた健二とセンパイは公園へ。
今日は楽しかった、とセンパイ。
本当に心から楽しそうな笑顔でそう言います。
何となくセンパイを随分前から知っていたような感覚に陥る健二。
それだけ2人でいることが自然に思えるようになっていたということでしょうか。
公園が好きだというセンパイ。
なかでも一番好きなのは雨上がり。
何故雨上がりが好きなのか、と言う健二の質問にセンパイは顔を曇らせます。
「あ、悩むんなら…」
「…いいえ」
そして静かに空を見上げるセンパイ。それに倣うように健二も。
「…雨上がりは出会い」
「…ここは大切な場所」
「…友達のいない私に…」
「…大切な友達を運んでくれます」
「…だから一番好きな場所」
ちょっとだけ耳を澄まさないを聞こえないようなセンパイの声が風に乗って聞こえてきました。
「好きな場所か…」
「…はい」
「誰かに出会えたのか?」
(じぃー)
「俺?」
「…雨上がりでこの場所でした」
にっこりと微笑むセンパイ。
「出会ったのが俺ってのもついてないな?」
(ふるふる)
……こいつわかってて言ってない?
「ま、好意として受け取っておこう」
「…そんな」
「ははは、嘘だよ」
「…怒りますよ」
「ごめんごめん」
「…大切な場所」…そこで会った人なんですから」
「……悪かった」
「…反省してます?」
「反省した」
「…あ」
「どうかした?」
「…あと、お願いが」
「なんの?」
「…この大切な場所のこと」
「それが?」
「…秘密ですよ」
「了解」
「…クスッ」
「あはは」
こうしてこの公園は2人だけの秘密の場所になったのでした……。
しまった……また長くなってしまった。まだ序盤だってのに。
それにしてもいきなりクライマックスのような雰囲気満点でした。
寂しいセンパイの過去。そして今。
それが健二によって少しでも癒され、楽しいものになるのであれば……いいなぁ。
【2/4】
昼まで寝て、商店街へと繰り出す健二。
立ち読みでもしようと本屋へ。
店の前まで来た時、自動ドアが開いたかと思ったら……。
「あれ?」
「…?」
中からでてきたのはセンパイ。しかも私服のセンパイです。
日記帳を買ってきた、とセンパイは言います。
暇つぶしにきた、と言う健二に、もうすぐテストなのに余裕ですね、とセンパイ。
そんなことは完璧に忘れていた健二。
焦りまくる健二に、そんな健二を見てそれ以上に焦りまくるセンパイ。
(おろおろあせあせ)
「…やべぇ」
テスト勉強をしていない、と健二にセンパイが手伝いを申し出てくれました。
■いや、まてよ…
■手伝ってもらう
これまた愚問を……。
推薦を受けられるぐらいなのでセンパイの成績は優秀なのでしょう。
そんなセンパイなら良い勉強方法でもあるのだろう、とセンパイを見ながら笑い出す健二。
そんな健二にセンパイはビビリまくりですが。
とにかくセンパイに勉強を手伝ってもらうことになりました。
学食のお礼だと言うセンパイ。
そしてセンパイに一生付いていくぜ、と健二。
「…それでは……今、お暇ですか?」
「おう! すげー暇だぜ」
これからテスト秘技を伝授してくれるのか、と健二はノリノリ。
「…宜しかったら」
「うんうん♪」
「…お散歩しませんか?」
「お散歩?」
「…はい」
「……」
「…?」
「ま、いっか」
センパイがこう言ってるんだから大丈夫だろう、と健二。
2人がやってきたのは海岸。
空気は冷たいものの、2人の間に流れる空気はどこか暖かいような雰囲気。
そしてセンパイが語ったのはある1つの『物語』。
昔のことです、と。
「…小さな頃、絵本で読んだような…」
『いつも、そこにいた女の子…何があってもずっと一人』
『ずっと前からその子が考えていたこと…いつか、お友達とここで遊んでみたいなって…』
『そして今日もその子は一人ぼっち…毎日が同じ事の繰り返し』
『ある日のこと、いつもの場所…いつもの時間…だけど、今日はちょっと違う光景…』
『降り出した雨が止んだ、そんな時のこと…女の子に届く声があった』
『一緒に遊ぼうって…』
『女の子は嬉しくて、一緒に遊んだ…夢が叶った、いっぱいの笑顔を浮かべて…』
「…どうでしたか?」
「絵本のお話か…」
んなわきゃねーだろ。
センパイ自身の話に決まってるだろーが。
ほらセンパイが複雑な表情で笑ってるし。
「先輩の大切な場所って…」
「…?」
「その絵本から始まってるんだ」
「…ええ」
「その場所が公園なんだ?」
「…はい」
「先輩の夢は叶った?」
「…ちょびっと」
「そっか」
そして夢があるか、と健二に聞いてきたセンパイ。
「簡単に言うとなんも考えてないのかも」と健二。
「ま、考え中ってことで」
「…そう、ですね」
「それよりも先輩の夢は?」
「…私は、その」
少し黙ってしまったセンパイ。
「……」
「どうした?」
「…夢、あります」
そう言ったセンパイの頬は赤く、そしてどこか言い辛そうで。
「叶うといいな」
「…クスッ」
こうして2人の楽しい散歩は続いたのでした。
家に帰ると雪希が猫を飼っていいか聞いてきました。
友達の家で子猫が生まれたらしいのです。
雪希が世話するならいい、と言う健二の言葉に喜ぶ雪希。
無事家で飼うことになってのですが……猫ですか。
明らかにセンパイ絡みのイベントですね。
以前猫から逃げるように走っていってしまったセンパイの姿が思い出されます。
そしてそれはセンパイが語った『絵本』の話に関係してくるのでしょうか。
果たして……。
【2/5】
朝、雪希と一緒に歩いていると歩くのが少し遅くなったのでは、と雪希に言われました。
健二は気付いてないかもしれませんが、それは当然センパイのペースなのでしょう。
いつのまにか健二の中に染み付いていたんですね……。
昼休み。
弁当を持って学食へ向かう健二。
そこに会ったのはセンパイ……と清香。いきなり仲良くなってます。
また清香と口論になりかけた健二に「めっ!」とセンパイ。可愛すぎますよ。
センパイの力うどんを購入した健二。
さらには清香に刺客(?)を送り込んで購買の邪魔をさせ、センパイと2人になる作戦に。
先に食べようとする健二ですがセンパイは清香を待つと言って聞きません。
「…だって大勢の方が楽しいから」
その言葉に反省する健二。
センパイは清香がいることが嬉しかったのでしょう。
でもセンパイには我慢してもらって……なんて考えてるところに清香登場。
どうやら刺客(笑)は蹴散らされたようです。
「…そんなことしたら駄目ですよ小野崎さん」
「だって…」
「めっ!」
「はーい」
その後も健二と清香が口論になりかけるたびに「めっ!」とセンパイ。
健二も清香もセンパイには逆らえません。
健二と清香を見て小さく笑い出すセンパイ。
そんな表情を嬉しく思う健二でした。
放課後。
帰ろうとしていた健二のところにセンパイがやってきました。
約束、とセンパイは言います。果たして約束とは……
■テスト勉強
■公園でデート
まぁ明らかにテスト勉強なんですがデートがしたいです。
どうせそんなことはできないんでしょうけどね。
……と思ったら勉強は翌日からと言うことに。
しかも場所は健二の部屋(当然ですね)。
さらにこの後センパイのお誘いで一緒にどこかに行くことに。
センパイが受験勉強で使う、と嘘を言って清香にノートを借りてから出発。
行く先は秘密だそうです。
……と、すいません。
めちゃくちゃ中途半端ですが今日はここまで。
一体どこに行くんでしょうか? 気になる……。
そして全然駄目ですね、ペース遅くて。
早くするって言ったのに……。
口数が少ないセンパイだから楽かな? なんて思ってんですがそれだけに全てのセリフが重要な気がして。
しかも口調が大人しいだけで口数は決して少なくないし。
次回こそは……。
そんな訳で以下次回!!