2002.4.17 「むつきシナリオスタートです」編
ぐわあああああ!!!!!
「みずいろ」お返しCD1の受付終わってるぅぅぅぅ!!!!
ハガキだけ手元にあっても意味がねえぇぇぇぇ!!
あうう……クリア後の楽しみとか思ってたら…………。
っつーか「銀色」まで終わってるぅぅぅぅ!!!
あちゃぁ………………はぁ。
とりあえず本編に参ります。
帰国後、初のプレイはむつきからです。
進藤むつきさん。
大人しいのは元気なのかいまいちわからない彼女。
結構謎を秘めていそうなので楽しみです。
それではスタート!!
まずは過去パート。
日和の誘惑をふりきってサッカーに。
待ち合わせにこない友人を待つか待たないか。
確かどっちにしろむつきが現れたと思うので待つことに。
むつきにボールをぶつけそうになってしまった健二。
■素直に謝る
■照れ隠しに謝る
照れときましょう。
顔が赤い、と笑顔で突っ込んできたむつきにさらに恥ずかしくなってしまう健二。
そしてむつきが自分でスカートの砂を払っているのを見て……
■手を貸す
■す、スカートに触るなんて…
触ります。じゃなくて手を貸します。あくまで「親切」で。
そして帰ろうとした健二に道を教えて欲しいと言ってきたむつき。
「どこに行くんだ?」
「えっと…海です」
「…海? それだったら、反対だぜ?」
「え? そうなんですか?」
さてどうするか。
■道を説明してあげる
■連れていってあげる
これはもう後者でしょう。
遠慮するむつきと一緒に歩き出した健二でした。
案内しながら、冬に海なんて行っても寒いだけだ、と健二。
それに待ち合わせをしている、とむつきは答えました。
「妹と遊ぶ約束をしていたのですけど…」
妹? むつき、妹いたの?
そう言えばこの間までの「ねこねこソフト」さんのトップ画像にむつきが2人いるから変だな〜、って思ってたんだよな。
「遅れて家を出たら迷ってしまって…」
「それはあんたも大変だな」
えらそうに……。
「クスッ、はい」
「…あ」
いきなり女の子に『あんた』呼ばわりしてしまったことに気付いて赤面する健二。
■名前を聞いてみる
■自分から名のる
う〜ん、わからんけど自分からで。
自分から名乗れば自然に女の子も名前を言うだろう、と言う健二の(俺の?)計算。
「お名前、教えていただけますか?」
「……」
作戦失敗。
「あ、あの…」
「お、俺の名前だったな?」
「はい、私はむつきっていいます」
「むつき…ちゃん?」
「はい」
今度はいきなり『ちゃん付け』の健二。
「俺は『健二』って言うんだ」
「健二さんですね」
「う、うん」
「素敵なお名前ですね」
こんな小学生は嫌です。
「そ、そうかな?」
「はい」
照れつつもむつきを海まで案内する健二。
そして海。
「お姉ちゃんーっ!」
「ん? むつきちゃんの声?」
目の前にいるのに向かうから聞こえるなんて、と健二。
「あ、妹が呼んでますね」
「あ、なるほど、元気な声だな」
「ええ、元気ですよ」
元気に走り寄ってきたむつきの妹。
「おねえちゃん」
「どうしたの?」
「あれ、誰?」
「むぅ」
いきなり『あれ』呼ばわりされる健二。
そんな妹をむつきはたしなめます。
「道がわからなくって、健二さんに連れてきてもらったんだから」
「しょうがないなぁ〜」
どうやら大人しい姉に元気な妹、という構図のようです。
顔もそっくり。双子?
「ちょっと、アンタ」
「ん? 俺のことか?」
「ほかにいないでしょ」
キツイ言い方ですが健二は結局2人と一緒に砂遊びをすることになりました。
次の日。
日和と雪希に昨日海に行ったことを話していると風邪気味であることに気付いた健二。
■もう今日は寝る
■また行ってみる
行くしかありませんね。
海の砂浜では進藤姉妹が遊んでいました。
妹は健二が持ってきていたサッカーボールを持ってどっかにいってしまったので健二とむつきの2人きりに。
健二がむつきに何が好きかを聞いてみると……
「クレーンゲーム…」
「ん? ゲームセンターの?」
「は、はい」
「げっ、俺はあんまり出来ないんだよな〜」
「クスッ、はい」
と、そこにいきなり健二に向かってボール攻撃が。もちろん進藤妹によるもの。
思わず砂地に手をついてしまった健二は手にケガを。
ほんのちょっとだけだったので、服で拭こうと健二ですが……
「……」
「じっとしていてくださいね」
傷口に自分の口を当てているむつき。
つまり舐めてキレイにしているわけです。
「……」
「……あ、あのさ…」
「はい?」
「どうして口を当てているんだ?」
「お母さんがいつもこうしてくれるの」
知らないの? とむつき。
健二はこんなことをしてもらったのは初めて。
「う、うん、知らなかった」
「そうなんですか?」
「うちにはお母さんっていないから」
ありがとう、と自然に言えた健二。
健二はその後の事を覚えていませんでした。
ものすごく胸がどきどきした。ただそれだけで。
海から帰ると健二は真っ先に雪希のところに向かいました。
むつきにお礼をしようと思ったのです。
私だったらリボン、と雪希。
■でも恥ずかしいかも…
■買ってみようか
当然後者。
翌日。
リボンをポケットに海へ。
「これ、どうぞ」
「俺に?」
「はい、お約束ですから」
差し出されたのは昨日のケガのお詫びで、小さな紙包み。
「どうぞ中身はクッキーですけど」
笑うむつきに、あんまり嬉しそうじゃない妹。あくまで対照的な2人です。
「私の好きなレーズンクッキーですけど」
「あ、そうなんだ、俺も好きだよ」
ゴメン、俺嫌い。関係無いけど。
「あっ、良かったです」
「う〜っ」
「ん? 奴はどうしたんだ?」
「妹はレーズンが苦手なんです」
おっ、気が合うね。
それでクッキーが取れなくて拗ねてるのか、と健二は納得。
「いいだろ」
「いくないもん」
よせばいいのに見せびらかす健二。
「お前、日本語がへんだぜ?」
「それより、おねえちゃんに感謝しなさいよ」
「おっと、そうだったな」
そう言って健二はポケットから紙に包まれたリボンを取り出します。
「これなんだけど」
「え? え、えと…」
ぶっきらぼうだったかも知れないけど、どうしても渡したかった、と健二。
「あの、開けて見てもいいですか?」
「ど、そうぞ」
中から出てきたのは健二の選んだ赤いリボン。
「わぁ〜、いいなぁ〜」
わたしにもちょうだい、とねだってきた進藤妹。
当然即却下。
そうこうしているうちにむつきの髪に巻かれていく赤いリボン。
「健二さん…」
「あ、う、うん」
「ありがとう…」
「う、うん」
「ずっと大切にします」
初めて女の子に贈ったプレゼントを受け取ってもらえて嬉しかった健二。
そして一番嬉しかったのは……むつきの笑い方。
目を細めた笑い方。
そんな笑顔をしてもらえたのが凄く嬉しかったのでした。
次の日も同じように急いで海へとやってきた健二。
今日は提案がある、と健二は言います。
それは去年の夏にやりそこねた花火があるからやらないか、というものでした。
「……」
「あれ?」
健二はむつきと一緒に居たかっただけでした。
でもむつきはあんまり嬉しくなさそうな感じです。
「うん、やるーっ」
「ん?」
「きっと綺麗だよねっ」
「そうだけど…」
進藤妹は乗り気です。
むつきは乗り気ではないようですが、それでも嬉しかった健二。
妹が喜んでくれればむつきも。そう考えたからです。
雲の赤い色が抜け始める頃(って暗くなり始めた頃ってこと?)。
健二が家から持ってきた花火で遊び始めた3人。
と言ってもやはりむつきは乗り気ではありません。
対照的にめちゃくちゃはしゃいでいる進藤妹。
でも健二が火をつけようとしても花火はしけっているのかなかなか導火線に火がつきません。
見ていられなくなった進藤妹にライターを貸して、健二は他の花火を持ってむつきの元へ。
健二はむつきにも楽しんでもらいたかったのです。
むつきに渡したのは線香花火。
やっと笑顔になって火のついた線香花火を手に持つむつき。
背後では進藤妹が火をつけるのに成功したのでしょう。勢い良く光が放たれていました。
でも健二にはそんなことは関係ありませんでした。
ただむつきと一緒に小さな線香花火の光を囲んでいたかっただけ。
もっと近づいて一緒にいたい。
ただそれだけでした……。
数日後。
健二が遅れて海に駆けつけると砂浜にはむつき1人。
「待った?」
「まったないよ…」
「ははは、むつきちゃん、日本語が変だぜ」
少し下を向くような感じで声を小さくするむつき。
恥ずかしがっているんだろう、と健二は思いますが……。
「そう言えば、今日は一人?」
「え、えっと…か、風邪をひいたんだよっ」
「そっか、やかましいのが取り柄と思ってた」
「……」
「あ、わりい、悪口のつもりはないぜ?」
「あ、あの…」
「なに?」
「大人しい子の方が好き?」
「え?」
いきなりのことに驚く健二。
でもなんだか嬉しくて心臓がどきどきしてきました(俺じゃなくて健二が)。
俺はむつきちゃんのこと…
「す、好きだぜ」
「……」
「む、むつきちゃんみたいな女の子が好きだ」
「……」
黙っていたかと思うと……
「それじゃ…キスして…」
「え?」
思わず立ち尽くす健二。
足元にある大きな石の上にゆっくりと乗るむつき。
そして健二の背の高さに合わせると、目を閉じて待っていました。
もちろん『健二』を。
「……」
少しだけ(か?)おろおろする健二。
でも目の前の赤いリボンを見ていると自然と落ち着いてきて。
『ありがとう』
『ずっと、大切にします』
そんな言葉を思い浮かべながら。
キスをする2人。
そして少しずつ2人の距離が離れてきたかと思うと……
「……」
「……」
「むつきちゃん…」
「も、もう…今日で会えなくなるから…」
「え?」
「さようならっ」
健二の目の前から走り去って言ったむつき。
むつきを掴もうとした手は冬の波を一緒に押し寄せる潮風だけを掴んで。
「さよなら」
その言葉に動けないでいる健二でした……。
と言う訳でむつきシナリオ・過去パート終了です。
だれもがわかっていることだとは思いますが、最終日に現れたむつきは進藤妹でしょう。
実は妹も健二のことが好きだったんですねー。
果たしてそれがどう関わってくるのか……。
ん?
そもそもむつきは大人しいみたいですよ?
そして妹はめちゃくちゃ元気?
ってことは今までの(日和シナリオ等)元気なむつきは実は妹だった?
え? え? え?
ひょっとして……今まで『進藤』とは言ってたけど『むつき』って名前は出てなかったとか?
か、確認!!
・
・・
・・・
どうもそうみたいですね……。
とりあえず日和シナリオと清香シナリオをロードしてみましたが、どちらも『進藤』としか紹介されませんし、セリフ表記も『進藤』です。
そうか……これで1つ謎が解けました。
設定としては『大人しい』はずのむつきが今まで元気溌剌だった訳が。
くっ、とんだトラップだったぜ。
やられた!!
と言う訳で。
いよいよむつきシナリオ・現代編スタートです。
今回の過去パートにおけるキーワードは
- クレーンゲーム
- 手の怪我
- リボン
- 線香花火
- おかしい日本語
- 『大人しい娘が好き』発言
- 妹とのキス
ってところでしょうか(多いな、おい)。
特に気になるのはオープニングにも出てくる線香花火ですね。
それでは現代編スタート!!
【1/29】
毎度お馴染み・雪希との登校。
教室に入った健二に話しかけてきたのは……
「よう、健二」
「おう、南山」
「相変わらず腐ってるか〜」
「お前ほどじゃねーよ」
クラスメートの南山。
なんと男です。
初めて男キャラが出てきたのです。
……いや、初めてじゃないですね。清香シナリオでも出てきました。やっぱりクラスメートとして。
清香シナリオで登場した時、初めて出てきた男キャラだからそれなりにストーリーに絡んでくるのかと思ったのですが、100%ストーリーに絡んできませんでした。
きっとむつきシナリオでもそうなんだろうなぁ……。
健二にとっては南山との馬鹿なやり取りが日課なんだそうです。
雪希&日和シナリオでは影も形も出てきませんでしたが。
放課後になって目が覚めた健二の前にも現れましたがきっとここまでのキャラでしょう。
学校の玄関で健二が部活に行った雪希と別れて帰ろうとした時……
『あの…』
『その…』
「ん?」
「えと、すみませんが…」
「俺か?」
「…はい」
現れたのは大人しいむつき。
う〜ん、やっぱり大人しいのか……。
どうやら健二とは面識が無いようです。
「それで何か用か?」
「はい、あ、あの、その…」
もじもじしてなかなか話し出そうとしないむつき。
「どうした?」
「え、え〜と、さっきの人は…」
「…さっきの?」
雪希の知り合いかな? と健二。
「…黄色いリボンの人です」
「ああ、やっぱり雪希のことか」
「あ、お知り合いですか?」
「ああ、俺の妹だけど…」
「えっ!?」
「…なんだよそのリアクションは?」
「い、いえ、その…」
「………」
確かに似てなくて当り前ですが、そうあからさまに驚かれると健二としてもいい気はしません。
「…それで、雪希に何か用事なのかよ?」
「あっ、そ、その、すみませんっ」
そう言って何度も頭を下げるむつきを見て、健二はちょっと反省。
大人しそうな子だから別に悪気があった訳じゃないんだろうし、と健二。
「いや、それでどうしたんだい?」
今度は優しく……と言うよりちょっと気色悪いくないですか?
「は、はい、実は私…片瀬さんと同じクラスなんですが…」
「なんだ、雪希のクラスメイトか?」
「は、はい、そうです。それで、一緒に委員をしているのですが…」
「ふ〜ん、それで?」
「あ、あの片瀬さんを探していて…」
「もしかして委員会があるとか?」
「え、ええ…そうなんです、これから…」
つまりそれで雪希を探していたんだな、と健二は納得。
「…それで、どちらに行かれたかご存知でしょうか?」
「ああ、きっと体育館だろ?」
「…そうですか」
「ああ、雪希の事だ…きっと忘れているんだと思う」
朝は委員とかで早く出たというのにしょうがないな、と健二。
「分かりました、探してみます…」
「ああ、悪いな」
「…いえ」
そう言って背中を向けて走り去ったむつき。
「雪希のクラスメイトか…」
見覚えが無い所をみると雪希の親友って訳じゃなさそうだな、と失礼なことを考えてる健二。
それでも大人しそうな所と言い可愛い子だった、と言う認識はあったようですが。
タッタッタ
「ん?」
むつきが戻ってきました。
「あ、それと…」
「どうした、忘れ物か?」
「い、いえ、その…」
どうしたのかと思ったら……
「じ〜…」
健二の顔をじっと見つめるむつき。
健二も思わず照れそうに。
「ん、どうした?」
「あ、いえ、な、なんでもないです」
そして顔を赤らめて、
「ど、どうもありがと…」
「あ、おい…」
むつきはまた走り去ってしまいました。
「…変わった子だな」
それが健二の持ったむつきの印象。
大人しいっていうのとも少し違うし、落着いたって感じでもなく。
それに初めて会ったようにも思えず。
その後は突然現れた日和と仲良く(?)帰宅。
夜。
夕飯の時に健二が雪希を探しているヤツがいた、という話を始めたことから『進藤』と言う苗字が判明。
雪希にとっては最近の友達であり、少し人見知りと言うことまでわかりました。
と言う訳でむつき登場です。
気付いた点。
まず健二に話しかけてきたこと自体おかしくないですか?
雪希を探してて、雪希と話していたのを見たから健二に聞いてくる、と言うのは明らかに変です。
だってその場で雪希に話しかければいいじゃないですか。
とするとわざわざ雪希がいなくなるまで待ってから健二に話しかけてきたことに?
ってことはむつきは健二に話しかけたいだけだった?
つまり健二のことを覚えていて、それで話しかけてきたってこと?
う〜ん、どうなんでしょ。
と言うか、これ本当にむつき?
あとあんまりストーリーに関係無いけど、雪希って運動部だったんですね。
健二がむつきに「体育館に雪希がいる」って教えてましたから。
何部だろ?
イメージとしてはバレー部。
決してブルマ姿が頭に浮かんできた訳ではありません。ええ、決して。
そんなこんなでついに始まったむつきシナリオ。
一体どうなることやら……以下次回!!