2002.4.1 「インストール〜プレイ開始」編


数多くの漢達を『萌え』の嵐に叩き込んだと専らの噂である「みずいろ」。

果たして俺もその嵐に巻き込まれるのか。もしくは見事に地獄の航海を乗り切るのか。

気分はまさに海賊ビッケ(古っ!)。

 

まずはいつものウェブチェック。製作会社である「ねこねこソフト」へGo!!

……ってもう何度も見てるんですけどね。事前調査として。改めて、と言うことで。

そして「みずいろ」紹介ページは言うと。

 

『…ふつうのギャルゲーを目指して…』

 

『普通の街を舞台にした普通の学園モノです』

 

『そんな普通なヒロイン達』

 

そんなに普通なんですか?

っつーか『普通』ってなんですか?

 

ま、いいか。ゲームの内容を見ていきましょう。

どうやらストーリーは『過去』と『現代』とがある様子。

『過去』でどう過ごすかによって本編である『現代』の環境が変わってくる、と。

なんとなく「ときメモ2」と思わせます。

その時点ですでにヒロインの攻略に入っている、と言うことは……全員幼馴染?

そりゃまた幼馴染属性の方にはたまらんゲームですね。

いや、そう決め付けるのはまだ早い。何せまだインストールすらしていないのだから。

 

次にキャラ(=ヒロイン)紹介。

 

片瀬 雪希(かたせ ゆき) :優しい性格の妹。

また妹か!!

果たして今度は血がちゃんと繋がっているのかどうか。それは実際にプレイして確かめてみましょう。

と言うか妹とヤっちゃうのはギャルゲーにおいては『普通』なんですね。

 

早坂 日和(はやさか ひより) :近所に住む幼馴染み。

ふむ、王道ですね。

やっぱり幼馴染はイジめられないと。

そしてそれでも主人公のことを想っててくれないと。

どうやら世間ではこの日和が一番人気のようです。期待してます。

 

小野崎 清香(おのさき きよか) :クラスメイトで元気なちびっこ。

空でも飛びたいのか? と聞きたくなるようなリボンです。

口喧嘩友達がやがて……ってのもやはり王道。

この王道っぷりが『普通』たる所以なのでしょうか。

この制服もギャルゲーにしてみれば普通かもしれません。

 

進藤 むつき(しんどう むつき) :おとなしい性格の後輩。

ぱっと見はあんまり特徴無し。そんなこと言ったらファンの方に怒られそうですが。

でも好きな顔です。

「昔の思い出が物語を意外な方向に」ってことは、やっぱり幼馴染?

 

神津 麻美(こうづ あさみ) :おっとり系の先輩。

芹香先輩? いや「ToHeart」のね。イメージがそんな感じ。

やっぱり『先輩』と言ったらおっとりしてないといけません。これも王道ですね。

家が金持ちそうな感じです(これもイメージ)。

 

以上、これで一通りキャラ紹介を見てきた訳ですが、激しくかわいい娘ばかりですね。

ギャルゲーなんだから当然と言えば当然なんですが……。

キャラ紹介見ただけでこれだけ気分が盛り上がってきたのは初めてです。

いやがおうにも期待は高まります。

 

とりあえず現段階におけるファーストインプレッション(第一印象)ランキングは以下の通り。

  1.日和

  2.雪希

  3.むつき

  4.麻美

  5.清香

今後どう変化するかはわかりませんが今のところはこんな感じです。

ちなみにメインヒロインは雪希なんですか? 日和なんですか? どっち?

 

攻略予定としては最初に雪希、最後に日和、その他はその時の気分で。そんな感じの予定です。

 

それとは全く関係無いのですが。

実は事前情報として、「みずいろ」の公式ビジュアルファンブックについているCDに『清香ママ』の声パッチが入っている、と言うのを聞きまして。

清香ママと言うのがどんなキャラかはわかりませんが、声は1人でも多い方がいいに決まっています。

なので早速購入してきました。ゲーム本体より先に。

でもプレイするより先にファンブックの中身を見るわけにもいきません。

この数日は完全に「おあずけ状態」でした。

もう「ハァハァ」です(萌えてるんじゃなくて、「犬のおあずけ」を表しています)。

(ちなみにファンブックのカバー裏には爆笑)

 

そして今。

俺の手の中にゲーム本体が……チョビさん、本当にありがとう!!

箱にはこう書いてあります。

 

『どこにでもあるような、淡い淡い「みずいろ」の物語り。

 ・・・もしかしたら「何か」を思い出すかも知れませんね・・・』

 

すいません。

俺、男子校だったんです。

これで何かを思い出したら、それはそれでヤバイです。

そしてこうも書いてあります。

 

『「普通」とは…現実世界の普通では無く、あくまでも「ギャルゲー世界」においての普通です。』

 

読まれてた……俺の突っ込みは読まれていた……。

 

そして説明書チェーーック!!

 

キャラ紹介は大体公式サイトと言ってることが同じです。「ポンコツ幼馴染み」ってのがよくわかりませんが。

それより全体の20%が4コマ漫画な説明書ってどうよ?

当然俺はOKです。

「Kanon」「AIR」なんて説明書の半分がトラブルシューティングだし。

 

そして『ねこ缶3』!! ……って何?

「ねこ缶は開封しない方がいいみたいです」なんて書いてあるし。

 

 ・

 

 ・・

 

 ・・・

 

 ・・・・・

 

 ・・・・・・

 

めちゃくちゃ開けてぇぇぇぇ!!!

 

……よし。これはクリア後のお楽しみだ!! (世間に同じ事を考えたヤツは何人いるんだろう)

 

 

何はともあれ。

 

早速インストール!!

 

それではGo!!

 

 ・

 

 ・・

 

 ・・・

 

 ・・・・・

 

 ・・・・・・

 

インストールできない!!!

 

な…何故だ!? やはりOSがWinXPだからか!?

くっそ〜、だから俺はXPのプレインストールなんてイヤだったんだよ!!

本気で98にしようかな……。

でも今はそんなヒマありません。

雪希が待ってるんです!!

 

とは言うものの…………全然ダメです。

互換モードを変更してもダメだし、一回ハードディスクにおとしてもダメだし……。

あうう……マジかよ……。

 

……そうだ!! 修正差分ファイルだ!!

「ねこねこ」のサイトにあったよ、新しいインストーラーが!!

 

っつーか俺、昨日ダウンロードしたじゃん!!

 

バカか俺は……。

 

と言う訳でやっとこインストールできたんだとさ。

疲れた……今日はここまで。

と言いたいところですが、熱き漢の魂がそうさせてはくれません。

 

 

それでは(やっと)参ります!!

 

Go!!

 

 

まずは主人公の名前から。

エロゲーを本名でやる勇気は無いのでデフォルトで……ってうっかり「変更しますか?」に「はい」で答えてしまった……。

しかも戻れないし。

と言う訳でいきなり強制終了。

やり直しです。幸先いいスタート。

 

まずは過去パートから。

雪希はいきなり血が繋がっていませんでした。

ある日突然やってきて、『遠いところ』に行ってしまった母親からの手紙を待ち続ける雪希。

そんな雪希に自分が雪希の母親の振りをして手紙を書いてやる主人公・健二。でも……

「ありがとう、お兄ちゃん」

 

雪希と散歩中に聞こえてきた泣き声。

公園の中から聞こえてきたその泣き声は1人の女の子が発していました。

最近引っ越してきたばかりなのに散歩をしていたら迷子になってしまったとのこと。

その娘が日和でした。

 

翌日、日和が転校生であったことが判明。しかも健二と同じクラスです。

日和のせいでクラスメイトにからかわれた健二は近づくな呼ばわり。

「だ、だってけんちゃん」

そして日和は既に『けんちゃん』呼ばわり。

幼馴染みかくあるべし。

 

その2年後。

すっかり健二と日和は仲良くなっていました。

健二と雪希の家に遊びに来た日和ですが、健二はサッカーに急に誘われたため出かけなくてはなりません。

泣きそうな顔でがっかりする日和。

  ■サッカーはとりやめ

  ■それでもサッカーに行く

いきなり心が日和に傾きかけてる俺ですが……初志貫徹。今回は雪希狙いで。

だからかわいそうですがここはサッカーに行かせて頂きます。

でも待ち合わせ場所に友達はやってきませんでした。

ちょっと遅れたから先に行ってしまったのかもしれません。

  ■雪希と日和の所へ帰る

  ■もうすこし時間をつぶす

「雪希と日和の所」?

そうか……『日和の所に帰る』じゃなくて『雪希の所に帰る』とも考えられるのか。

それにこのまま待ってたら誰か来そうな気もしますし。

「あの…」

ってしまったぁ!!

ボールを蹴りながら帰ろうとした健二が女の子と出会ってしまった!!

これはどう見てもむつきです。

「すいません道を教えてくださいませんか?」

「道?」

迷ってしまって、と女の子(=むつき)。

  ■道を教えてあげる

  ■急ぐからと断る

よし、帰ろう。

危ないところだった……。

 

「あ、おにいちゃん、おかえりなさい」

「よう」

「早かったね、おにいちゃん」

「まあな」

とりあえず何をして2人が遊んでいたかを聞いてみる健二。

どっちに聞くか。当然雪希です。

「今、なにして遊んでたんだ?」

「今?」

「そう」

「雪希ちゃんとお話してたの〜」

「なんの話?」

「しょうらいの夢のこと」

「夢?」

「うん、そうだよ」

「ふ〜ん」

「えへへ〜」

っていつの間にか日和と話してるし……。

そして日和の夢って何なのか聞いてみる健二。

「え? わたし?」

「そう」

「え、えへへ〜」

顔を赤くして恥ずかしそうにしている日和。

健二は「どうせテレビアニメの魔女っ子になりたいって言うんだろ」なんて思ってますが。

「え、えっとね…」

 

「…けんちゃんのおよめさん」

 

よし。『普通』だ。お約束です。

「へ?」

「えへへ」

「……」

「あれ? 顔があかいよ」

「うるさいっ」

「ど、どうしたのよ〜」

「お前がよけいなこと言うからだっ」

「な、なによぉ〜」

「目を覚ませっ」

「そ、そんなぁ〜」

半泣きの日和。ヤバい、かわいい。

「ぐっすん…」

「それより雪希はどうなんだよ?」

「わたし?」

「そう」

「え、えっとね…」

雪希は恥ずかしいことを言わないだろう、と健二が思っていると……

「…このあいだのえほんのおうじさま」

「おうじさま?」

「うん、白いお馬に、お兄ちゃんがのってるの…」

「………」

俺がお馬さんに乗ってるだとっ!?

…かっこわるいじゃないか。

「雪希…」

「な、なあに?」

「却下」

「ええ〜」

「こ、こら、大きな声をだすなよ」

「だ、だってぇ…」

やっぱり女の子の夢なんて聞くもんじゃないな、と健二。

そんなもんです。

「う〜、どっちも駄目じゃないのよ〜」

「当たり前だろ」

「せめてどっちが良いとか言ってよ〜」

「……」

真っ赤な顔をして健二を見る2人。

「どっちも却下」

「ええ〜」

「……」

そして健二は部屋に戻っていきました。

だけど、どっちかというと俺が気になったのは…

  ■日和の夢

  ■雪希の夢

当然雪希ですね。

 

さらに1年後。

ある日の帰り道。

いつもは日和が雪希と一緒に帰っているのですが、この日に限って日和は先生に呼ばれて早く帰ってしまったとのことです。

  ■むかえに行ってやらないと

  ■雪希も大きくなったから大丈夫かな?

ここは迎えにいってあげましょう。兄として。

 

今まで2人で共用だった健二と雪希の部屋でしたが、雪希用の部屋ができました。

広くなったことを喜ぶ健二ですが、夜になると隣の部屋から雪希の泣き声が。

1人になってしまって寂しくなってしまったのです。

壁越しに声を掛け合い、コンコンと壁を叩く健二。そして雪希もコンコンと。

しばらくは毎晩、寝る前にいつも音が鳴っていました。

そして雪希が落ち込んだ時にも必ず部屋の壁はコンコンと音がしたのでした。

 

3つのケーキを2人で食べる健二と雪希。

1つずつ食べると当然1つ余ります。

雪希がそのケーキを好きなことを知っている健二は雪希に食べるように勧めますが雪希は食べようとしません。

しょうがないな、とフォークで2つに切って、イチゴの乗っていない方を食べる健二。

俺はイチゴの乗っていないほうが食べたいんだ、と言って残りを雪希に勧めます。

「美味いか?」

「うん」

「良かったな」

「うん…お兄ちゃん」

小さなリボンに大きな笑顔。

仲睦まじい兄妹愛。美しきかな美しきかな。

 

雪希と一緒に夕飯の買い物。

最後の小遣いでガチャガチャ(うおっ懐かしい)に挑戦する健二。

でも出てきたのは…

「指輪?」

捨てるのももったいない、とポケットに。

「お兄ちゃん、お待たせ」

「けんちゃん待った〜?」

「よう」

ガチャガチャは面白いのか、と聞いてきた日和。

健二は外れる仲間を増やしてやれ、と日和をガチャガチャをやるように仕向けます。

「わたしもやってみたいな〜」

「日和はお金、持ってるのか?」

「…えへへ、ううん」

「……」

しょうがない、と諦める健二。

そして帰宅後。

「ねえ、お兄ちゃん」

「どうしたんだ?」

「あ、えっとね…」

そう言って雪希が手に出してきたのは健二がガチャガチャで狙っていた景品。

「お、これは」

「あ、お兄ちゃんにって…」

「サンキュー雪希、これ欲しかったんだよ」

「あ、えっと…」

「悪いな〜、いいもん貰って」

  ■代わりに指輪をあげるかな

  ■あんなもん渡しても喜ばないだろ

あげましょう。

そしてこの指輪は雪希が大きくなっても宝物で、でもそのことを健二は覚えてなくて、と言う展開と見た。

それでこそ『普通』。

成長しても指輪をはめられるのが『普通』なんです。

代わりと言っちゃなんだけど、と雪希に指輪を渡す健二。

「え、えっと…」

「雪希、ありがと」

「う、うん…」

お礼を言う健二ですが、雪希はあくまで困り顔です。

きっとこの景品を取ったのは日和なんでしょう。

「ま、交換がそれじゃ悪いけど」

「そ、そんなことないよ」

それで雪希はやっと笑顔になって言いました。

「ありがと…お兄ちゃん」

 

きっと本当のことを言い出せなかった雪希はこのことがある種トラウマとなって日和に対する引け目に……ってこんなこと書いてる間にオープニングテーマが始まりました。

こりゃ完全に『雪希ルート』に入ったと見ていいでしょう。

 

それにしても……いい曲だ。

いいですねー、このオープニングテーマ。気に入りました。

でもそれ以上に気になったことが。

 

どいつもこいつもかわいいです。

 

雪希や日和はもちろん、むつきや先輩、清香までみんなしてかわいいじゃないですか。

中でも印象に残ったのは手をつないで回っている日和と健二(じゃないとキレるぞ)。

ああ、早くそのシーンが見たい……。

 

とにかく今回は雪希狙いです。

現代スタート!!

 

【1/29】

雪希のノックと声に起こされる健二。

っつーか声がかわいい。おっけい!!

見づらいと思っていた文字表示も現代パートになったらちゃんとウィンドウ表示されるようになったし言うことなし。

部屋に入ってきた雪希。

「あ、お兄ちゃん、起きてた?」

「今、起きたところなんだ」

「おはよう、お兄ちゃん」

「おはよう」

「朝ご飯、出来てるよ」

「んじゃ、直ぐにいくよ」

「うん、廊下で待ってるね」

何で?

愛故に……か……。

健二のズボンのチャックが全開なのを見て顔を真っ赤にする雪希がまたかわいいんだ、これが。

そして朝食は雪希の手作りときたもんだ。

「いっぱい食べてね」

言われたい……。

しかも弁当まで作ってもらってし。

そしてその弁当は水色のハンカチに包まれています。ああ、水色……(意味不明)。

どうやら父親は仕事で帰ってこないほうが多い様子。

つまり広い家に雪希と2人きりの生活。

 

凍った水溜りで戯れる雪希。

思わず態勢を崩した雪希は健二の腕にしがみつきます。

「ご、ごめん…」

「ほら、大丈夫か?」

「う、うん…」

顔を赤らめる雪希。

健二は腕にかかる体重に雪希の成長を感じ取ります。

「…?」

「いや、なんとなくな…」

「え?」

「ちょっと、懐かしいと思ってな…」

「なにが、お兄ちゃん?」

「ほら…」

そう言って自分の腕を見る健二。

「あっ…」

「…何年ぶりかな?」

「えっ、え〜と…」

「ほら、いっしょに腕を組むなんてさ?」

「わっ、ご、ごめんっ!」

驚いたようにパッと腕を離す雪希。その反応が健二には妙に微笑ましかったりして。

「…………」

「なあ雪希…」

「う、うん…」

「久しぶりに……手つなぐか?」

なんちゅー兄貴だ……。だが、その意気や良し。

「えっ、ええ〜っ!?」

「こ、こら、なに大声出してんだ!?」

「ご、ごめんっ、お兄ちゃんっ」

「ま、まあ、冗談だから気にするなよ…」

「う、うん…」

そう返事はしたものの顔は赤いままの雪希。

(ね、ねえ、お兄ちゃん…)

「…ん?」

(は、はい…)

「はい?」

「………」

「…何だ、その手は?」

「えっ、え〜と…

 さ、さっき一緒に手つなぐって…」

「こ、こら、お前なにを言ってるんだよ?」

「えっ? だ、だってさっき…」

「それは、冗談だって言ったろ?」

「え、え〜っと、その…

 あ、あははは、…そ、そうだっけ?」

そして並んでいつもの道を歩き始める2人。

 

そんな感じでいきなり悶えさせていただきました。

 

と言う所で今日はここまで。

次回より、雪希とのラブラブ学校生活が始まる!! (のか?)

以下次回!!


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