2002.1.21 「クライマックス近し!?」編
遙とのけじめをつけることにした孝之。
果たしてどうなるか…。
妙に調子よくバイトをこなしてから病院へ。
病室には遙の他に茜もいましたが孝之の顔を見るなり出て行ってしまいました。
とりあえず気にしないようにして遙と話をする孝之。
部屋のことやバイトのこと、公園に祭りのことなど。
小一時間もしたころ茜が戻ってきました。
もう孝之は帰ったと思っていたのでしょうか。
まだ孝之がいたことを知るとそのまま帰宅してしまった茜。
そのあからさまな態度に孝之も困惑です。
自分にだけ向ければいいものを遙にまで不安にさせてしまっている茜に。
そんな茜を遙は、孝之と水月が付き合っていることが納得できないんだ、と説明します。
それはそうなんですが、遙が考えている理由は甘いものでした。
孝之をお兄ちゃんなんて呼んで慕っていたのにもうそうやって甘えられなくなってしまった。
それで戸惑っているんだ、と。
「なんかね、凄く大人っぽくなってびっくりしたけど、そういうところ全然変わってないんだなって……思った」
それは違うんだ、と思いつつも孝之は口にはしません。
もっと根が深く、遙に聞かせるには余りにも辛くて悲しい理由だから。
その後は何もなかったかのように話を続ける2人でした。
やっぱり茜との確執は決定的なものになっているようです。
ここまでその点をクローズアップするぐらいだからちゃんと解決してくれるんでしょうね、アージュさん?
家に帰ってきてから孝之は考えます。
茜の態度について。
言えた義理ではありませんが、いつまでもあんな態度を続けるようでは一言言わなくてはいけません。
孝之達4人は仲間なんだから。
孝之と水月が付き合っていたとしても、遙を見舞う理由があるのです。
茜に理解してもらえないとしても、お願いする権利はあるはずだ、と孝之。
翌日。
大雨の中バイトに向かいます。
バイトも休むがちだけど客も来ないような大雨。
孝之とあゆでディナーの時間まで働くことになりました。
面会時間はほとんどありませんでしたが半分義務感のようなもので病院に向かいます。
結局電車が徐行したりなんだりで面会時間には間に合わなかった孝之。
おまけに雨でドロドロ。
モトコ先生に見つかってしまいますが遙への面会は許してもらえました。
それは遙への褒美だとモトコ先生は言います。
1人で立ち上がることもできない遙が、リハビリをとても頑張ってるらしいのです。
それを聞いてから遙の病室へ向かう孝之。
孝之の中での遙のイメージが変わっていました。
今までは儚いイメージだった遙ですが、自分の想像よりも強かったんじゃないか、と。
でもそれは遙の病室の前まで来て覆されることになります。
病室からもれてくる声。
ふと耳を澄ましてみるとそれは遙の声でした。
「……いてよ……」
「動いてよ!」
「動いてってばあ!!! うう……」
……遙?
「何で……どうして? 私の足なのに! どうして動かないの!?」
「こんなだから……何にも言えないじゃない!」
「傍にいて欲しいって……何で言えるのよ!」
「何が3年よっ! 何が目覚めて良かったよっっ!! こんなの嬉しくなんかない!」
「何で……何で……なんでこうなっちゃったの!! 私が何したっていうのよぉぉ……」
「私の……時間を返してよぉ……うう……う……」
…………………………。
最早何も言えません。
遙の強がりがあくまで強がりに過ぎないことはわかっていました。
でもこうまざまざとそれを見せつけられると…流石にショックです。
一歩も踏み出すことができない孝之。
何食わぬ顔で会うなんてことはできない。
そう思っていたら。
「……誰か……いるの?」
気付かれた!?
「……誰?」
1、逃げる
2、顔を出す
ど、ど、ど、どうしよう!?
こ、これは困りました!!
今までで一番選択が難しいかも…。
逃げたい気持ちはやまやまです。
実際に俺だったら逃げます。
でもここはゲーム的選択で……。
いかにも『たった今、雨に降られて走ってきました』という自分を演出しつつ部屋に入る孝之。
遙の叫びなんて全く聞いてなかったかのように明るく遙に話しかけます。
でも遙の顔は真剣で。
自分が不安でいっぱいのくせに心配するのは孝之と水月のことなのです。
また来る、と言って部屋から出ようとしたところで遙が言いました。
「もう……来ない方がいいよ」
「え……?」
「もし来るなら、水月と一緒に……来て」
「…………」
訴えかけるような、懇願するような遙の目。
何も答えることができず、黙って孝之は部屋から出て行くのでした。
家で1人、思い悩む孝之。
それは遙の本当の思いを知ってしまったから。
遙は何も悪くない。
なのにあんな悲しみをこらえて、孝之と水月を見守らないといけない。
2人の前で友達を演じなければならない。
また自分の気持ちがわからなくなってきてしまう。
最早ここまでくると優柔不断なんて言葉じゃ言い表せないぐらいですがとにかく悩みます。
全く気持ちが固まらない孝之。
そんな状態で絵本ががゴミ置き場にあることに我慢ができなくなり押入れに戻します。
これでいいと安心する自分と、気持ちが堂々巡りになってるって思う自分がいる。
ピンポーン……
大雨の中、こんな時間にやってきたのは水月。
孝之のことが気になった、と言います。
冷蔵庫脇につんであった本を崩してしまいそれを直す水月ですがどうも様子がおかしい。
孝之はそれに気付いていないようですが、おそらく水月はそこに積んであった、つまり捨てる予定だった『マヤウルのおくりもの』がなくなっていることに気付いたのでしょう。
それは遙へのけじめが遠のいた、ということ。
水月の不安は広がります。
一緒に夕飯を食べてテレビを見て、寝る2人。
抱いて欲しい、という仕草をする水月ですが、孝之はそんな気持ちになれません。
遙のことが頭から離れないから。
こうして水月を抱き寄せることすら抵抗を感じるぐらい。
それから4日が過ぎました。
なんとなく遙の見舞いに行く毎日。
あれ以来遙は見舞いにくること自体に何も言わなくなっていました。
水月ともはっきりしないまま曖昧な態度をとり続けます。
そんな自分に憤りを感じながらも決して結論を出せない孝之。
夜、家に帰ると水月が待っていました。
いきなり抱きついてきてキスをしてくる水月。
なし崩し的にセックスになだれ込む2人。
悩んでたわりにはかなり激しくヤっちゃう孝之ですがそれは水月がそうさせた、と考えるべきでしょう。
ある意味、身体で孝之をつなぎとめようとしているかのようにも感じます。
それはその通りなんでしょう。
孝之自身フラついているのだから。
そんな水月の気持ちを孝之は理解しています。
理解はしていますが結論は出せない。
遙は納得して身を引いたわけじゃない。
それを泣きわめくほどに悔しがっている。
孝之はそれを知ってしまったのです。
その上で水月とやっていけるのか……。
翌日、目が覚めると置手紙1つ残して水月の姿はありませんでした。
『−−昨日はごめんなさい 水月』
バイト終了後病院へ。
モトコ先生によるとこの日は遙のリハビリの時間がずれて、たった今その最中なのだと言います。
茜と孝之に様子を見ていくかどうか尋ねるモトコ先生。
1、見る
2、見ない
もしかすると苦しんでいる遙を見て、さらに決心が鈍るかもしれません。
でも……。
「お願いします」
「…………」
「それじゃ行きましょうか」
モトコ先生に連れて行ってもらった先にはだだっぴろい部屋が。
そこに遙はいました。
2本の手すりにつかまりながら必死に歩こうとしている遙が。
でも歩くことができず、そのまま崩れ落ちてしまい、とうとう泣き出してしまった遙。
それを見守る女性の先生は慰めるどころが罵倒せんばかりに言葉をとばします。
思わず飛び出そうとする孝之を止めたのはモトコ先生でした。
止めるつもりなら出て行け、と。
そして必死に立ち上がり、たどたどしく歩き出す遙。
モトコ先生は言います。
遙は強い子だ、と。
そしてあがる歓声。
遙が今まで一番歩くことができたのです。
「行きましょうか……」
部屋の前から立ち去る3人。
「鳴海君、よく聞きなさい。彼女に必要なのな同情じゃないわ」
!?
「彼女に必要なのは……ありのままの現実を見せることよ。嘘偽りのない現実を」
遙は同情で与えられた道なんか喜ばない。
そう言ってモトコ先生は(まあ他にも色々言ったんですが)去って行きました。
孝之は思います。
付き合いだした頃、孝之の本心を知っていながら電話で聞きだそうとした。
遙は昔からそうだった、と。
孝之に「仕方ない」と言った遙の言葉。
病室で1人泣き叫んでいた言葉。
どちらも遙の本心。
そして遙は諦めることを選んでくれた。
だったら自分はそれに応えなければならなかった。
でも結局やらねばならないことをやらないで逃げてるだけだった自分。
いい加減にしろよっ! うじうじうじうじ悩んで、オレ、何してんだよ!!
…………水月との態度はっきりさせよう。
あいつを大切にしよう。
オレに今できることは、それじゃないのか!?
そう決心した孝之は、何か言いたげな茜を残して帰るのでした。
やらなくちゃいけないことがある、と。
やっと目が覚めた孝之。
遅すぎますがこーゆーやつだから仕方ない。
ついに決着をつける時が……?
昔の夢。
絵本作家展に行くことを約束した日。
絵本の話題は2人が付き合う前に少しだけ盛り上がった数少ない話題でした。
その思い出のためにも一緒に絵本作家展に行こう、と孝之は言いました。
もちろん遙は快諾。
遙が描いていると言う絵本を見せてくれと言って断られる孝之。
だったら今度自分達、つまり孝之・遙・水月・慎二の4人を題材に絵本を作ってくれ、と孝之は言います。
サインも書いてもらって10年後に売るんだ、などとおどける孝之に笑う遙。
共に夢に向かって歩むことを誓った日…。
目が覚めてバイトへ。
たまたま近くに来たので様子を見に来たと言う慎二と話しているとそこに茜もやってきました。
孝之に話がある、と言う茜。
できれば慎二にも聞いてもらいたい、と。
とりあえずバイト終了まで待ってもらうことにしました。
奥に戻るとあゆが茜を乳臭い女呼ばわりします。
思わず聞き返す孝之。
「いかにも、つまんないことにこだわって、うじうじやってるガキんちょっぽいじゃない?」
こう言っては何ですが…流石はあゆです。
その言葉はある意味真実をついていると思います。
言葉は悪いですが茜が一番過去に囚われている人間なのではないでしょうか(ああ、怒らないで…)。
バイトが終わって海沿いの公園へ行く3人。
「……鳴海さん」
「ん?」
「姉さんのところに……戻ってください…………お願いします」
「え……」
意外な言葉でした。
てっきり何か責められると思っていた孝之。
前日の孝之が何を考えていたのかわかったと言う茜。
遙があまりにも可哀想すぎる、と茜は言います。
一度は愛した人なのに助けたいとは思わないのか、と。
そんな茜に孝之は告げます。
遙の「仕方ない」と言う言葉を。
そして茜もモトコ先生の言葉を理解したはずだ、と。
「あの人が水泳をやめた本当の理由……鳴海さん知らないからっ!! だからそんなことが言えるんです!!」
「本当の……理由?」
「!? 待て!」
思わず止めに入る慎二。
君は誤解している、と茜に言いますが茜は聞く耳を持ちません。
孝之が知っている水月が水泳を辞めた理由。
それは遙の事故をきっかけに自分の人生を考えたから。
でも既に周りの状況がそれを許さない状況になっていたので自ら実業団のテストに落ちた。
そう孝之は聞いていました。
「あの人が自分の人生を考えて、それで水泳の道を諦めたなんて……大嘘です」
「!?」
「…………」
ここは黙ってないで止めるとこだろ慎二。
茜は話を続けます。
水月は遙の事故を自分の責任だと思い、それで力を出せなくなった。
あの事故の日。
孝之が遅刻したのは水月と会って話し込んでいたせい。
それで事故の責任を感じていた水月ですが孝之にはそのことを言ったことはないはずだ。
言うわけがないんだ、と。
「もしも鳴海さんがそのことを知っていたら、きっと、あの人のそんな考えまで背負い込んでしまう……」
「…………」
孝之が遅刻したことを気に病んで記録を落としていった水月。
「それを知ったら、鳴海さん、全部を自分のせいだって思うんじゃありませんか!?」
「……あ……あ……」
すると孝之が水月の側にいるのは『義務』になってしまう。
それは水月の望んだ姿じゃない。
「だって、あの人は、姉さんと鳴海さんが一緒にいるときからずっと! ずっと!! 鳴海さんのこと……好きだったんだもの……」
っっっ!!!?
「く……」
その言葉に背中に冷たいものが走った孝之。
3年前の祭りの夜。
丘で水月と語り合ったあの日。
今までわからなかったあの時の言葉の意味がやっとわかったのです。
ショートが似合うと言われて意地になって伸ばした髪。
なぜそんな意地をはる必要があったのか。
それはショートが似合うと言ったのが……孝之だったから。
遙のために孝之に近づいてきた水月。
自分の気持ちを隠すために髪を伸ばしていた。
呆然とする孝之に慎二は声をかけます。
「孝之! しっかりしろっ!! 茜ちゃん、これだけは言わせてもらうぞ。速瀬はそんな奴じゃない! それは君が一番良く知っているんじゃないか?」
「…………」
「孝之も孝之だ! 何放心してんだよっ!! 何を考えることがあるんだよっっ! 速瀬がそんな奴だって……オマエも思ってるのか!?」
「!?」
その言葉に孝之は我に返ります。
水月はそんな奴じゃない。
水月は本気で自分を励まし、支えてくれたんだ、と。
孝之は茜に言います。
茜の言いたいことはわかるが、それは今に続くほんの小さなきっかけに過ぎない、と。
仮に水月がそんなことをしたんだとしても、本気で自分を支えてくれた。
その行動は間違っていない。
それに茜は今遙のために汚いことをしている。
水月の秘密を暴露して、孝之を遙の方に向かせようとしている。
これで孝之が遙のところに戻ったとしてもそのことを茜が遙に言うわけが無い。
そんな茜に水月の気持ちがわからないわけがない、と。
長い沈黙。
茜は泣き出していました。
なぜ水月なのか。
遙の、姉さんの恋人だから何も言わないでいたのに、と。
「茜ちゃん?」
水月が孝之の心に食い込んでいくのをただ黙っていた見ていたことが悔しい、と言って涙を流す茜。
「それを許すくらいなら……どうして私……自分で……………………」
そこまで聞いてやっと孝之は茜の気持ちに気付きました。
遙がいたから自分の気持ちを隠していた茜。
だからこそそれを出し抜いた水月を許すことができなかった茜の気持ちを。
ふと気付くと慎二の姿は消えていました。
茜に気をつかったのでしょうか。
そして孝之は茜に言いました。
水月は自分と付き合いたいがために本当の理由をだまっていたわけではないと思う。
むしろ自分のことばかり考えていたのは自分だ、と。
こんなに近くに自分のことを本気で見てくれている人がもうひとりいたことに気付かなかった。
そのことを茜に謝る孝之。
「オレが君を……愛していた可能性は十分にあったと思う。オレにとって君は、それだけの存在なんだよ」
「!?」
この期に及んでこんなことを言う孝之が信じられないのは俺だけでしょうか?
茜を慰めているんでしょうが、俺には鈍感ナンパ野郎の言い訳にしか聞こえません。
「でも……実際に時間を重ねてきたのは、他の誰でもない……水月なんだ」
「…………」
「この事実は消せないし、たとえ遙でもこの時間を追い越すことはできない。だから…………オレは、遙の恋人には……戻れない」
「…………」
「茜ちゃんが唯一心を落ち着かせられる条件だった、『姉さんの彼氏』には……もう戻れないんだ」
『茜ちゃんが……条件』のくだりは言う必要があったのかどうかはなはだ疑問です。
「…………それは……」
「…………」
「もう……姉さんの元には、戻ってもらえないって……ことですね?」
「………………そうだ」
「う……ううっ……うう……っ……」
「茜ちゃん、ありがとう。オレ、君のおかげで色んなことに気付くことができたよ」
だめだ……明らかに一言多いよ、こいつ。
「っくぅ……ありがとう……なんて……言わないで……ください……」
そう言ってとぼとぼと去っていく茜。
「……孝之」
再び姿を現したのは慎二。
「……慎二か……聞いてたか?」
「まあ……聞こえた分は」
「そうか……オマエ、知ってたんだな」
「……すまなかった。でも、どうしてもこれだけは……これだけは……絶対に言えなかったんだ」
「わかってるさ。それは当然だと思う。むしろ感謝しなくきゃな」
慎二は、茜が知らないことがもう1つある、と言い出しました。
それは水月が記録を落としたのか、その理由。
水月は遙の事故で廃人のようになってしまった孝之を見てショックを受けたんだ、と慎二は言います。
「『ああ、この人はこんなに遙のことが好きだったんだな』ってさ」
そんな水月を見たらとても中立にはなれなかった、と慎二。
秘密を孝之に言おうとして水月にぶん殴られそうになったこともあった、と。
孝之は思います。
もし水月が実業団に行かなかった本当の理由を当時知っていたら水月と付き合わなかった。
そして実際に水月から話を聞いた1年後だったらどうだったか。
もう水月の人生が取り返せない時期だと思えば、なおさら自分は責任を感じていたかもしれない。
いずれにせよ、それは最良の選択だったんじゃないか、と。
「……これからどうするつもりだ?」
「……そうだな。もう……見舞いには行けないだろうしな」
「それでいいのか?」
「ん?」
「涼宮が悲しむぞ」
「…………」
「茜ちゃん、その責任を感じるぞ」
「…………」
「オレが言えた義理じゃないけど、その……涼宮のこと……」
「…………理屈はわかるけど……少し考えさせてくれ」
そう言って2人は別れました。
もう遙の彼氏には戻らないことを茜に告げた孝之。
今度こそ心は決まった、と見ていいでしょう。
それにしても今回は孝之のセリフに蛇足の多いこと多いこと…。
家に帰ると電話が鳴り出しました。
電話に出ると相手はさっき別れたばかりの慎二。
本当は留守電に入れておくつもりだったみたいです。
用件は遙の見舞いでした。
水月にも話をつけておいたから3人で行こう、と。
「行こうって……オマエ……」
「この間オレが言ったこと、覚えてるか?」
「なんだっけ?」
「……何かに背中を押されなきゃ出せない勇気もあるってやつだ」
「ああ……で?」
「そういうこと」
「は?」
「茜ちゃんのせいには……したくないだろ?」
「……わかった。行くよ、行く」
「じゃあ、明日バイト終わったら、速攻橘町の駅に来いよな」
「はいはい。ああ、そんじゃな」
慎二の茜への気遣いに感謝する孝之でした。
遙への見舞い……果たしてどうなるのでしょうか?
孝之は遙に自分の気持ちを伝えることができるのか。
そして水月は。
遙は。
いよいよ水月編クライマックス? の次回へ続く!!