2002.1.13 「白衣の天使、降臨」編
スキーだったのですが…ちょっとだけ。
元気にバイトへ行く孝之。
夜は水月とラブラブですが一緒に住む話は丁重にお断りさせてもらって、と。
次の日。病院へ。
モトコ先生と廊下を歩いていたら愛美…あ、やっぱ違和感あります、コレ。
『愛美さん』にします。
と言う訳で愛美さんのことを聞いてきました。
「あなた……穂村さんって知ってるわよね?」
「ああ、准看護婦の人ですよね?」
「ええ。彼女と……何かあったの?」
「え……いや……まあ……」
「ふうん……」
「あれ!? 先生なんか変な想像してませんか?」
「別に……どうして?」
「いや……いいです」
「彼女、今日はお休みよ?」
「えっ!? 何で?」
「……ただの休日だけど?」
「…………」
モトコ先生にカマをかけられる孝之。
「あのですね、オレと彼女は何もありません。ちょっとした彼女のトラブルをオレがたまたま解決しただけです」
「だから、別に何も勘ぐってないわよ……面白いわねぇ」
そう言ってニヤリを笑うモトコ先生。やっぱり孝之じゃ勝てません。
それにしてもこれはどういうことなんでしょうか?
あの出来事はあんまり人に言うようなことじゃありません。
愛美さんにしても相手の医者の男にしてもモトコ先生に言うとは考えづらいです。
それでも愛美さんがモトコ先生に言ったんだとすれば…。
または言わなくてもモトコ先生が愛美さんの様子の変化に気付くほど近い存在だとすれば…。
愛美さんがモトコ先生の妹?
…違うか。妹さんは写真をやってるとか言ってたもんな。
その前に名前違うしな。いやそこにまた何か秘密があったりするのかも…。
遙は自分の異常な状態に気付き始めていました。
病室からの帰り道の廊下で。
「鳴海君は橘町でアルバイトしてるんですって?」
「え……よく知ってますね?」
「穂村さんから聞いたのよ」
「あ、そうですか。んじゃもしよかったら、今度来てください」
「おごり?」
「残念ながら」
う〜ん、そんなことまで話す間柄とは…。
やはりこの2人の間には何か関係があると見て間違いないでしょう。
そして送ってくれるというモトコ先生。
当然ここは送っていただきます。
いつも通りのボコディアで送ってもらってバイトへ。
あゆ・まゆコンビとじゃれあういつものバイト…と思いきや何と愛美さんが来てくれましたー!
「あ……こ、こんにちは」
早速来てくれるなんて…いい娘や。
サンドイッチとレモンティーを頼んでカウンター席へ。
働く孝之を見て大変そうだ、と愛美さん。
孝之は逆に看護婦さんのほうが大変そうだ、と言います。
孝之がわざわざ休みの日に来てくれたのは嬉しいけど昨日のお礼とかだったらナシな、と言うと愛美さんはそれもあるけどそれだけじゃない、とのことです。
病院に入院するということは患者さん本人だけの問題じゃなく、それを取り巻くいろんな人の生活に関わってくる。
そしてほんの少しでもいろんなことで力になりたい、と愛美さんは言います。
「私……鳴海さんの……」
「……え?」
「あ! い、いえ……」
「いやあ……でも凄いな。その通りだと思う。看護婦さんがみんな穂村さんみたいな人だと……いいよな」
「そんな……」
「オレも今度、悩み相談でもしてみようかな?」
「えっ!?」
「ははっ! 冗談だよ」
「何かあったら……ぜひ私に教えてくださいっ! できることなら……お力になりたいです!!」
「ありがとう」
どう考えてもただの准看護婦さんの態度じゃないだろ。気付けよ、孝之。
そして帰る愛美さん。
1、ゼロ円です
2、えっと……
無論ゼロ円です。むしろお金をあげたいぐらいです。
愛美さんは恐縮しながらも喜んで帰っていきました。
帰り際に気付いたんですが、髪留めのカエルが妙に気になります。
バイトのシフトは日曜日を休みにしました。
このことが愛美さん攻略に関係してくるのかどうかは謎ですが。
翌日はバイトへ。そして病院へ。
中学時代の制服姿の茜と別れて中に入ると…
「あ、鳴海さん!」
スウィートハニー・愛美さんの登場。
准看護婦姿の時もカエルの髪留めしてたんですね。
昨日のことを話していると天川さんと文緒さんが登場。
「愛美っちは、今日は朝から機嫌がとてもよかったんですよ!」
「なるほど〜。初々しいわぁ」
「そ、そんなんじゃありません!」
「あはは……そんじゃオレ、香月先生のところに行きますんで」
う〜ん、可愛らしい。いいなぁいいなぁ。
屋上にいたモトコ先生のところに行ってから病室へ。
遙はあんまり元気がありませんでした。
夜。水月が押しかけてきました。一緒に住む、と。
でも孝之は水月が自分と遙のどちらを大切に思っているのかについて不安なだけであることに気付きます。
「やっぱり、オマエ帰れ」
「……え?」
「オマエの気持ちはわかった。すげー嬉しいよ。でも、オマエがこんな風になっちまうのは……違うだろ?」
「違う……?」
水月の不安はわかる。でも現実は現実として受け入れないといけない。
遙の記憶が戻る日は近い。その時はふたりで言いに行こう、と孝之は言います。
水月は泣きながら…それでも笑ってくれました。
帰っていく水月。
次の日。
バイトへ行く孝之。
忙しくてイラついていた孝之は話しかけてきた客を放置。
あゆ・まゆとじゃれ付いた後で再びフロアに出ると同じ客にまた話しかけられました。
その客とは…
「……こ、こんにちは」
「あれっ、穂村さん!?」
そう、愛美さんです。
平日に来てくれた愛美さん。
仕事はどうしたのか孝之と俺が不思議に思っていると今日は休みなんだ、と説明してくれました。
「でも……せっかくのお休みなのに、予定はないの?」
「あっ、はい……お休みの日って、ヒマなんです。私、無趣味なもので……」
「ふ〜ん」
孝之としては暗に彼氏がいないかどうかを聞いたつもりでした。エロいやつ。
「……あっ、ひとつありました!」
「へ?」
「お洗濯が好きで、洗わなくていいものまで洗ってしまったり……しますね、お休みの日には」
かわいいだけじゃなくて家庭的でもあるとは…愛美さん、あんたイイよ。最高だよ。
そしてニコやかに注文のやり取りをする2人。
……優しい……目だな。
孝之もわかってるじゃない。
「これは新たなちちくり?」
あゆとまゆに突っ込まれてますが気にしません。
愛美さんさえいてくれたら。
そして愛美さんへのオーダーを届けようとしたら団体さんの後片付けがある、とあゆに指摘されました。
それはまゆにやらせるにはちょっとキツい感じです。
1、テーブルを片付ける
2、オーダーを届ける
ごめん、まゆまゆ(即答)。
君の頑張りに期待だ。愛美さんが待ってるんだよ。
あゆに片付けをまかせて、まゆにはレジをやらせて、そして自分はオーダーを届ける、と。
完璧なシフトです。
そうして無事愛美さんの元へ。
注文を届けたまま愛美さんを談笑する孝之。
「オマエはホストか〜〜〜」
あゆが叫んでますが無視。
孝之は軽い気持ちで愛美さんを飲みに誘います。
「私もご一緒したいですぅ〜」
まゆも叫んでますが無視。
半分社交辞令で言ったのに愛美さんは本気にして手帳まで取り出してきました。
「……えっと。じゃあ、いつ頃がご都合よろしいですか?」
孝之、焦ります。
そんな孝之の様子をして社交辞令と言うことに気付く愛美さんですがそうなっては本格的に誘わざるを得ません。
っつーか誘え。意地でも誘え。俺が行きたいぐらいだ。
孝之はまだシフトが決まってないから、わかったら改めて誘う、とこの場はごまかします。
「でも……ムリなさらないで下さいね……」
「いやいや」
「あっ、そうだわ。えっと……」
そう言って手帳に何かを書いてそのページを破る愛美さん。
「あのっ……これ。私の家の、電話番号です。よかったら……」
「ち、ちょっと、オレみたいな男に電話番号なんか気軽に渡していいの?」
焦る孝之。余計なことを言うなよ。
「え?」
愛美さんは一瞬何を言ってるのかわからなかった様子です。
「オレみたいな……なんて。鳴海さんだからです……」
目を逸らしながら言う愛美さん。
うわっ…こんなの実際にやられたら間違いなく『落ちる』な。
「……ありがと。じゃ誘うとき、かけるよ」
「あの、それだけじゃなくても……」
意外と積極的な愛美さん。
「……えっ?」
「もし、えっと……病院のこととか、その……なにかありましたら……」
もじもじと愛美さんが口篭ってます。
KO!!
って感じです。愛美さん、最高!!
「例の悩み相談室だな。うん、利用させてもらうよ。」
「うふっ……はい!」
穂村さんがずっと想ってる男って……くぅ、うらやましいね。
なんてことを考えてる孝之。くぅ、うらやましいね。
これからスキーなので短いですがこの辺で今日は終了です。