2002.1.8 「時代はドジっ娘」編


そう言えばまた気付いたんですが。

あゆには顔のドアップのCGがありませんでした。

となるとあのCGは遙・水月・茜の3人にしか無い、と言うことなのでしょうか?

この3人が物語の主軸だし十分考えられることです。

でも…俺が思うにあのCG……マヌケじゃない?

顔の正面からのドアップってのは表情が伝わりやすいけど一歩間違えるとマヌケになってしまいますよ。

俺の見るところ成功しているのは遙だけのような…。

まぁいいか。
 
 

さて。

次なる目標は『まゆまゆ』こと玉野まゆ

あゆをも凌駕する子供っぷりのまゆです。

このゲームは妹属性ゲームだと言う噂は本当なのでしょうか。

看護婦属性も捨てがたいと思うのですがいかがでしょう?
 
 

それでは本編。
 

「ええっと、玉野まゆです。よろしくお願いします」

そう言って現れたバイト初日。

いつものことですが孝之とあゆがまゆの指導係になりました。

「御意っ!」

「まことかっ!」

激しく言語体系に障害があるようですが基本的にはスゴくいい娘です。

家族の事故を引きずっていることはもうわかっているので、それを如何に癒してやるかが今回のポイントですか。

頑張ります。
 
 

今回も遙は目覚めて、記憶に障害があって…。

だめだ…こればっかりは何回やっても……きつい。
 
 

バイトへ。

まゆバイト2日目です。

いきなり孝之の名前を忘れてます。

「なんか、お名前が頭の片隅にすら残ってませんでした……」

「……」

改めて読むと結構ヒドいまゆ。

そう言えば一体何歳なんだろう?

素直なまゆに色々教えてあげたりしてバイト2日目は終了。
 
 

次の日。

病院に行って遙にキスをせがまれますが…ゴメン。
 
 

んでバイト。

まゆが派手に皿を割っちゃいました。

当然助けに行きます。

「あわわ……やっちまいました……」

「うん、やっちまったみたいだな」

「温情裁きなしのお白州ですぅ!」

「そうなのか?」

「はっ!? それとも切腹の上、市中引き回しの沙汰!?」

「……切腹したら市中引き回しはねえだろ……」

あゆも来て一緒に片付けますがまゆが割れた皿で指を切っちゃいました。

その血を見て2人がダウン。

孝之はちっこい2人を両脇に抱えて休憩室へ。
 
 

バイト終了後は2人を送りながら歩く孝之。

まゆはラブホテルを指差して綺麗だ綺麗だと喜んでます。

んで当然送るのはまゆです。あゆは前回送ったしね。

『ちちくり』の意味をやたらと聞いてくるまゆ。『素』なんだろうなぁ…。

駅に着いたら電車の方角が反対方向なのでそこでお別れ。
 
 

遙が病院に担ぎ込まれた時の夢。

遙にしてやれないおまじない。

今回も痛いことが満載です。
 
 

翌日。

あゆとまゆが店長・健さんのロリコン疑惑について噂してます。

「あれ、絶対にあっちのひとね」

「視線で犯された気分ですぅ〜」

「ふたりきりにならないように気をつけないと……」

「そうです。自給を10円あげるからとか言って、関係を迫られるかもしれないです……」

わかってんのかね…。
 
 

その晩は水月とホテルへ。
 
 

翌日はまず病院へ。遙は寝てましたが。

そして遅刻ギリギリでバイトに駆け込みます。

服が昨日と同じであることがバレてあゆとまゆにからかわれる孝之。

まゆはわかってないようでしたが…。
 
 

バイト中、まゆが客に因縁をつけられてます。

 1、とにかく助け船出さなくちゃ

 2、いやいや目の前の客が優先だ

当然助けます。

人参が甘い、なんて言ってくる客を適当にあしらって再び仕事へ。

そのことについて帰り際にまゆがお礼を言ってきました。

自分が迷惑をかけてないか、かなり不安なようです。

全然に迷惑に思ってない、と孝之はまゆが倒れるまで頭を撫でてやったとさ。
 
 

翌日。

病院からバイトに行くときモトコ先生が車に乗せてくれる、と言ってくれました。

今まではモトコ先生フラグが立つのが恐くて断ってましたがどうやら先生は攻略対象ではないようです。

ですので今回は送っていただくことにしました。

先生の車はディアブロGT。でも孝之は最初見たときはそれだと分かりませんでした。

なぜならディアブロがボロボロだったから。

ビビりながら車に乗せてもらう孝之。

モトコ先生の運転はディアブロの見た目通りメチャクチャで無事にバイト先に着いたのが不思議なぐらいです。
 

……生きてる。

命って……何て素晴らしいんだ。
 

そんなモトコ先生も素敵です。
 
 

んでバイト。

「ひえ〜ん、ぶちまけちゃいました」

またまゆがやっちゃったようです。

 1、片づけてあげよう

 2、誰かが片づけるだろ

ここは当然1。俺がやらずして誰がやる。

落とした皿と料理を孝之が掃除している間にまゆは『やっちまいましたノート』に記入。

…孝之の名前で。

それは全てあゆの差し金なので、今度あゆのおごりで遊びに行くことになりました。
 
 

バイトのシフトを考えることに。

あゆの時もそうでしたが、まゆもあゆと同じ土曜日が休みなので孝之も土曜を休みに選択しておきました。
 
 

翌日のバイト中。

くそ忙しい中さぼっているあゆを発見。でも今回は無視。ゴメン。

そしてディナースタッフ遅刻のお知らせ。

マジになって頼むとあゆが引き受けてくれました。

 1、お礼……言っとく?

 2、お前……大丈夫か?

今までは人としてお礼を言ってきましたが今回は遺憾ながら2でいってみましょう。

悪態をついて帰っていく孝之。やっぱり人として間違ってるような…。
 
 

夜、水月が家に押しかけてきました。

勢いで一緒に住むことに。

今回も水月はヤな感じになっちゃうのかなぁ。

あゆとまゆは全然違うから大丈夫だとは思うけど…。
 
 

あゆ、まゆと3人で祭りに行くことになりました。

これを機会にまゆと近づけるといいなぁ。
 
 

遙におまじないをしたのは自分だと言えなくて、夜は慎二が押しかけてきて、風呂場で水月とヤって。

まぁいつも通りです。
 
 

翌日のバイトでは昼食を食って半分寝てしまっているまゆがフラフラしてます。

んで壁にぶつかるたびに「ぐおおぉぉ〜〜〜」とか言ってます。

それでも起きないのがスゴイ。
 
 

また道端で水月とヤりました。
 
 

さらに翌日。

バイト中に電話がかかってきました。

これはおそらく変態さんからの電話でしょう。

ここは一発まゆに出てもらうことに。

大丈夫、助けてあげるから。

「ですがそのようなことをお答えするのは……」

「は、はいですが……」

「今日は白ですぅ〜」

「どうかなさいましたか? 突然、はあはあと……」

「ちょ、ちょっと玉野さんっ、電話代わって」

「あ、孝之さん。はい、ちょっとお待ち下さい。孝之さんと変わります」

孝之が電話をとると電話は切れてました。

男の名前を聞いたせいでしょう。

「玉野さん。これからさっきみたいな電話があったら、切っちゃっていいからね」

「はい、わかりましたっ!」

「何を聞かれても答えちゃ駄目だよ」

「はい、わかりましたっ!」

「絶対だよ」

「御意っ!」

「……よろしい。んじゃあ、仕事に戻ろうか?」

確かにまゆじゃ変態の格好の餌食だよなぁ。

あっさり答えちゃってるし。

それにしても…やっぱり白か。ニヤリ。
 
 

バイトを早くあがって茜の大会の結果を見に行きました。

結果は準優勝。
 
 

病院に行くと遙は寝ていて会えませんでした。

そして孝之は絵本『マヤウルのおくりもの』を探すことに。

散々歩き回って探しますが全然見つかりません。

そこに現れたのが…。

「あの〜……」

「ん? ……あ」

まゆです。

探し物をしているんだ、と絵本を見せて説明する孝之。

「はあ……絵本ですか……。これを探しているんですね?」

「そう」

「はい、ありました」

「え!? どこに!?」

「これです。はい、よかったですね〜見つかって」

…………。

「……というのは冗談でぇ。私これ見ましたよ」

「まことか!?」

「…………」

まゆの口癖が移ってしまっている孝之。

「変な返事ですね、孝之さん」

玉野さんにだけは言われたくないんだけど……。

何はともあれまゆの案内で歩き出す孝之。

「でも、玉野さんも絵本が好きなんだ……」

「別に好きじゃないです」

「あ……そう」

「私、猫が好きでして……」

「へえ……」

「おとといも、ここまで来たときに、猫さんが私を呼んだのです」

「はあ」

「まるで私を誘うかのようにどんどん路地を進んでいく猫さんを追いかけてたら……あれ?」

「どうした?」

「……迷ってしまいました」

「は?」

「猫さんを追いかけてたら、目の前に本屋さんがでてくるはずだったのですが……」

「…………」

「それで、中にいるのかもしれないと入って探していたら、それを見つけた次第です」

「……で、その本屋は?」

「さあ……」

ぎゃーーーーー!!

「うそぉ!? ね、ね、思い出そうよ。頑張れ頑張れ!!」

「ううう……孝之さんにそこまで応援されては……私も頑張らねば……」
 
 

そしてフラフラと探し回った結果ついに目的の古本屋を発見。

しかもそこにあった本は初版です。これなら遙にバレる心配もありません。

孝之の持っていた本を引き取らせてくれれば差額でもいい、と言う店主の言葉。

ですがこの本は孝之にとっても大切な思い出の品。

痛いながらも満額5000円を払ってついに『マヤウルのおくりもの』をゲットした孝之でした。
 
 

まゆとお礼を言って別れた孝之は病院へ向かいました。

遙は喜んでくれました。

その笑顔が痛い。遙以外を狙うたびにこの痛さはクるもんがあるよなぁ…。
 
 

家に帰ると水月が絵本を見てダークに。

遙と孝之をつないでしまいそうな絵本を見て。

水月も辛いよな…。

あ、前回のプレイ(あゆ狙い)で水月に結構頭きたりしましたがもう何とも思ってません。

だって水月だし。

君は最後の「シメ」に取っておくから今は耐えてくれ。
 
 

翌日のバイト。

明日の祭りをまゆは心から楽しみにしている様子。

何かあった時の連絡先として自分の携帯番号をメモる孝之。

 1、大空寺持ってろ

 2、玉野さんに預けるね

当然2です。あゆにはもう教えたし(前回の話ですが)。

渡されなかったあゆが怒ってますがこれは嫉妬なんですね。ゴメンよあゆ。
 
 

バイト終了後は病院へ。

具合の悪そうな茜が中庭にいますが孝之は何もしません。と言うよりさせません。

茜はもちろん大好きですがここで甘い顔をする訳にはいかないので…。

苦しい…。
 
 

一見元気に見える遙。

ですが心の中には大きな不安が渦巻いています。

 1、キスする

 2、手を握る

キスしたいキスしたいキスしたいキスしたいキスしたい…。

でもそんな訳には行きません…くっ。

ここは手を握るぐらいで我慢してもらいます。
 
 

翌日。病院へ行く孝之。

不安が高まり、自分の変化に気付き始めている遙。

孝之に「俺を信じろ」と言わせたい。言わせたい言わせたい言わせたい言わせたい言わせたい…。

でも言えない。いや言わせないのは俺。

この罪悪感だけはどうにもなりませんね…。

さすが「俺的『守ってあげたい』オブ ザ イヤー」の遙です。

絶対あと1回はクリアしてあげるから許しておくれ。
 
 

遙が写真のことで取り乱し始めてしまい病室を追い出される孝之。

今度来るときに写真を持ってくる、とモトコ先生と約束しました。
 
 

そしてあゆ・まゆと祭りに行く約束があります。

 1、うじうじ悩んでも始まらない

 2、やっぱりキャンセルしよう

こんな時こそブワーっと遊びましょう。

そう、うじうじしてても始まりません。と言うより始まらせます。
 
 

まゆ浴衣で登場。かわいいです。

特にほっぺたを赤く、それも照れて赤くなっているのではなくて、何て言うか興味深そうに何かを見つめる子供のごとくポカンと開けた口と共にマンガみたく丸く、いや正確には横長の楕円ですが、ほっぺたの上の方の眼の下辺りを赤くしている姿が…いやもっと正確に言うと赤くと言うよりこんな色なんですが……ってがああああ!!

言葉で説明するのは難しい!! つまりかわいいってことだこんちくしょう!!!

でも俺としては祭りの浴衣より、温泉とかで着る浴衣の方(以下略)。
 
 

「あっ! 金魚すくい屋さんですっ!!」

「やりたいの?」

「えっと……いいです」

「え? なんでまた」

「お家に連れて帰ってあげるまでが……可哀想です」

「そうか……」

いい娘です。こんないい娘いませんよ。

「家の近所にも、金魚屋さんが売りに来てくれればいいんですけどね〜」

「……は?」

「孝之さんのお家の前には来てくれますか?」

「金魚屋さん? なにそれ?」

「ご、ご存知ないっ!?」

「今の時代にあるわけないさっ」

「あや〜……やっぱりそうですかあ……」

時代劇に出てくるような金魚屋が今もあると思っていたまゆ。

「玉野さん、ホント、時代劇好きなんだね」

「はい、私夢なんですよ〜。一度でいいから、越後の縮緬問屋さんに会うのが」

「それを言うなら、私は一度でいいから『主も悪よのぉ』って言われてみたいわ」

「いつでも言ってやる。オマエはワルだからな」

「うがぁっっ!!!」

「はいはい、どうどうどう…………。でもオレだったら……」

「あんたの考えることなんかわかってるわよ……どうせ……」

「よいではないか、よいではないか……ですねっ!」

「…………」

「…………」

「それじゃ、私が、『あ〜れ〜』ってクルクル回ってあげますねっ」

そう言って、くるっと1回転するまゆ。

かわいくねぇですか?

いやマジで。こりゃマジでかわいいですよ。

ヤバいな…俺もその道に引きずり込まれそうだ…。
 
 

初めて射的をやるまゆとあゆのどちらかに指導することになりました。

今回は当然まゆですね。

欲しいものはないか、と孝之に聞かれてまゆが指差したのは招き猫。

射的は弾を当てるだけじゃなくて台から落とさないといけないので重そうな招き猫は難しそう。

「あ、別に取れなくってもいいんです」

「そうなの?」

「はい。あの招き猫さんに私の存在をわかってもらえれば……」

変わった娘ですがまゆはいい娘です。

改めて弾を買って孝之もその招き猫を狙うことにしました。

結果は全弾命中。それでも招き猫はゲットすることはできませんでした。

「残念だったなあ」

「でも、孝之さんの才能には脱帽です。世が世なら、必ずやお声がかかっていたことでしょう」

「……誰から?」

「時の将軍様です!」

とにかく変わってますがいい娘です。
 
 

混んできたのでとりあえず奥の方を目指して歩き出しました。

そしたらあゆとはぐれてしまいました。

これでまゆと2人っきり。

狙い通りです(俺の)。

はぐれないように孝之のベルトを掴んでいらまゆですがどうにも不安です。

 1、手をつなぐ

 2、頑張れと励ます

ふっ…愚問だな。

「それじゃ、手……繋ごうか」

「え……?」

ここで驚くとは。俺が驚いた。

「べ、別に……深い意味はないんだけどさ……ほら、はぐれたら大変だろ?」

「…………」

「……?」

じーっと孝之を見ていたまゆですが、やがってにっこりと微笑みました。

「えへへ〜嬉しいですぅ」

うっひょー♪

『ぅ』ですよ、『ぅ』!! たまらないッスよ。

手を繋ぐ孝之とまゆ。

「わ〜……なんか……嬉しいです……」

「そ、そう?」

「はい。お兄ちゃんと一緒にいるみたいです」

あ、やっぱりそうなのね…。

「え? 玉野さん、お兄さんがいるの?」

「あ……え……そ、そうですね」

「そう。お兄さんって、何してる人?」

「えっと……今は……何してるのかな〜」

「おいおい」

「あはは〜。よくわかんないです」

「それじゃ、お兄さんって、いくつ?」

「えっと……たぶん、もう孝之さんと同じぐらいだと思います」

何か事情がありそうだな。

気付くのがおせぇんだよ!!

てめぇ!! こらっ!! 孝之!! 可哀想な質問するんじゃねぇ!!!
 
 

社の奥に座ってあゆを待つ2人。

空には花火が次々と上がっています。

まゆの手を握りっぱなしだったことに気付いた孝之が謝って手を離そうとしたらまゆは寝てしまっていました。

鼻提灯です。鼻提灯ですよ。

ボケボケっ娘の必須アイテム・鼻提灯なんですよ。スゴイです。

髪飾りの猫(バイキンマンみたいなやつ)も一緒に寝てます。芸コマです。

そして花火の音で目が覚めたまゆ。

「あ……お兄ちゃん?」

「え?」

「……あ!」

「あはは、気にすんな。オレなんか、学校で先生のこと『お母さん』なんて呼んだこともあるからな!」

別に威張って言うことじゃないけど、その経験は確かに俺もあります。あれは恥ずかしい。

昨日眠れなかった、とまゆは言います。

おそらく祭りが楽しみにで興奮していたのでしょう。

なかなか来ないあゆを探しに行こうと孝之が立ち上がるとまゆも立ち上がりました。

一緒に探しに行く、と言うまゆと手を繋いだまま社の短い階段を下りたその時。

「あっ!!」

まゆが段を踏み外してしまいました。

「危ない!」

とっさに受け止める孝之。

思わず手を離して抱きしめてしまいます。うらやましい!!

あ、ドアップ。まゆにもあったのか。

ん? ってことはあゆにもあったのかな。どっかやり残しでもあったか…。

「だいじょうぶか?」

「あわ……あわわ……か、かたじけないっっ!!」

そこにあゆが現れました。

「おじゃまだったみたいね」

その言葉の裏には…もてる男は辛いぜ。俺じゃないけど。

その後は何となく気まずいまま花火を見上げていた3人でした。
 
 

祭りも終わって別れ際。

「大空寺はともかく、玉野さんは気をつけてね」

「……どういうことさ?」

「まあ、オマエは多分心配いらんってことだ」

「あんですと〜? 失礼なこと言うんでないよっ!」

「ああ、でも、孝之さんもみんなで気をつけましょう。みなさんいつ死んじゃうかわかりませんからね〜」

今までも多少は気になっていたこのセリフ。

まさかあんなに辛い裏があったなんて…ううう……。

「極論かつ、物騒なことをサラッと言わないでくれ」

お前さっきまゆに事情がありそうだ、って気付いたばかりじゃないのか?

しかも孝之自身、遙で同じようなことを経験してるだろうが、全く…。

何はともあれ別れていく3人。
 
 

翌日、目が覚めると風邪気味っぽい孝之。

バイト先で薬を探しているうちに治ってしまいました。

まゆと前日の祭りについて話していても頭に浮かんでくるのは遙のこと。

ついつい暗い顔にでもなっていたのかまゆが心配してきます。

「地獄の使者とご対面中ですか?」

「違う」

「動かざること山の如し?」

「ま、そんなとこ」

「それなら……他には……」

「なんでもないから、大丈夫だよ」

「まことかっ?」

「嘘ね」

いきなりあゆ登場。

さらに店長・健さんも現れてとりあえず仕事開始です。
 
 

今回もあゆの後頭部に鼻水をくっつけてしまいましたがご愛嬌ってことで。
 
 

病院へ行きましたが遙は寝ていたので会えませんでした。

モトコ先生と話する孝之。

写真のことをすっかり忘れていたので今度来るときに持ってくることに。
 
 

病院の帰り。

駅前に水月と出会いました。

遙に何て伝えるつもりなのかを聞いてくる水月。

ただただ孝之と一緒にいたいだけの水月。

必死です。でも孝之はまだ答えを出せてません。
 
 

夜。1人で写真を見つめて物思いにふける孝之でした。
 
 

翌日。

写真をモトコ先生に渡そうと持ってきている孝之ですがどうにも落ち着きません。

そのことは考えないようにしようとデカいゴミ袋を捨てようとしていたまゆの手伝いを孝之は申し出ました。

自分でやる、と言うまゆ。

「オレのためだと思って譲ってくれ」

「は、はい、わかりました。そういうことでしたら、お願いします」

「玉野さんは素直でいいね」

「え? え?」

「誰かさんにも見習ってほしいもんだ」

「お褒めの言葉ありがとございます」

「うし、それじゃ、仕事しようか」

「はい、がんばりますっ!」

「走ると危ないから気をつけろよ〜」

「大丈夫で〜すっ!」

ごつんっ!

「ぐ、ぐおぉ〜」

「……」

この唸り声(?)もまゆのチャームポイント。ドジっ娘万歳。
 
 

バイトに欠員が出てしまいこのまま夜まで続けてくれないか、と言う健さん。

遙に会うのに気が重い孝之はそれを引き受けてしまいました。

ああ、弱い孝之。それが大後悔に繋がるとも知らず。
 

明日……明日行けばいい。
 

そして一緒に残る人間を1人選ぶことに。

 1、玉野さん

 2、大空寺

ふっ…愚(以下略)

「玉野さんのほうが店のため、お客さんのためだと思います」

「わかりました。それではそう伝えておいてください」

「へ?」

という訳で孝之からまゆに伝えることになりました。

「玉野さん、このあと予定とかある?」

「はいっ! 速攻帰宅で、『大岡越前蟹』の温情裁きに涙する予定がひとつ」

「……そ、そう」

「ご一緒しますか?」

「いや……別の件でご一緒して欲しいことがあるんだけど」

「まことかっ! それは如何なるものですか?」

「あんまり楽しくはないんだけど」

「それは残念です」

「あのさ、オレも一緒なんだけど、ディナーまで残ってくれないかな」

「御意」

「ほ、本当?」

「はい」

「でも、速攻帰宅で、ほら?」

「孝之さんからのお願いのほうが大切ですぅ〜」

うっひゃ〜♪

嬉しいこと言ってくれます。
 
 

バイトも終わり、まゆと一緒に帰る孝之。

難しい顔をしていたのかまゆに心配されてます。

なんとかごまかす孝之です。

「玉野さんはバイト楽しい?」

「はい、楽しいですぅ〜。先輩も孝之さんもいらっしゃいますから」

孝之より先にあゆの名前が。ショックを受ける孝之。プププッ。

「それに店長さんもいいひとです」

「それは言えてるな」

確かに健さんはです。尊敬に値するでしょう。

まゆもその辺がわかってきたようですね。

だから以前に『視線で犯される』扱いしたことは忘れてあげます。

「孝之さんはどうですか? 楽しいですか?」

「ああ、楽しいよ。玉野さんもいるからね」

「…………」

「それに大空寺という実に面白い生き物がいるからな。あ、今のは大空寺には黙っといてね」

「はい」

「よしよし、いい子だ」

「はい〜」

うん、いい娘です。いや、『いい子』です。
 
 

まゆと別れて家に帰り、明日こそは病院に行こう、と決めて眠りにつく孝之。

ですがその全てを打ち壊すモトコ先生からの電話。

「涼宮さんの意識が、また戻らなくなったの……」
 
 

病院に行ってモトコ先生の所を訪れる孝之。

モトコ先生から遙の病状についての話を聞きました。

写真のことを何度も言って…そして気を失うように眠ってしまった遙。

孝之のせいじゃないし、例え孝之が写真を持ってきていても遙には見せなかった、と言うモトコ先生。

ですがそんな慰め…いやモトコ先生のことだから本当のことなんでしょうけど、孝之には通じません。

屋上に上がり、涙を流してひたすら自分を責める孝之。

そしてバイトの時間が。

 1、行く

 2、行かない

行こう。行ってまゆの笑顔に慰めてもらおうぜ、孝之。
 
 

バイトに行って素直で明るいまゆに心を癒される孝之。
 

悩み事なんか全然なくて,毎日が本当に楽しいんだろうな。

誰からも可愛がられて、すごく幸せな人生を送ってるんだ。

お祭りの時に言っていたお兄さんも、きっと面倒見のいいやさしいひとでさ。

そうでなきゃ、あんな風に素直に笑えるようにはならないだろ。
 

バカ。

『何か事情がありそうだな』なんて思ってたのはどこのどいつだ。
 
 

夜、水月に連絡を入れます。

その時の会話はあゆの時と同じ。

つまり水月がちょっと嫌な感じ。

でもこれも孝之を愛するが故。そう思うとやっぱり可哀想ですね。
 
 

翌日のバイト。

皿を割ったりと不調の孝之。

原因ははっきりしています。遙です。

まゆに心配され、あゆにけなされ、健さんに元気付けられ。

孝之の周りはいい人で一杯です。
 
 

オーダーミスしたまゆにあゆが注意してます。

ふっ、ジェラシーか(←偉そう)。

さて、まゆのフォローをするか、あゆに制裁を加えるか。

聞くまでもないですね。

一緒にお客のところに行ってあげる孝之。

「ご苦労様」

「色々ご迷惑をお掛けしました」

「たいしたことじゃないよ」

「いえいえ、本来ならば拙者ひとりで行かねばならぬ道でしたのに」

「ゆっくり覚えていけばいいからさ」

「はい、ありがとございますぅ」

う〜ん、いい笑顔だ。

それにしても今回もあゆはまゆに嫉妬しているようです。

確かに今回は明らかにまゆに対して優しく接してるからなぁ。しゃーないですね。
 
 

まゆが健さんにお願いして金曜日を休みにして土曜日に出勤するようシフト変更してました。

ご家族のお墓参りですね。

今回は一緒に行ってあげられるといいんだけど…バイトがあるから無理かなぁ。
 
 

病院へ。

遙は眠りつづけるばかりです。

その様子が孝之に重くのしかかってきます。
 
 

翌日。

じっとしていてもやることは無いし、気分も晴れるだろう、と言うことでバイトに向かいます。
 
 
 

と言う所で本日分終了。

順調に行けば3日で1人ってペースでしょうか。

あくまで『順調』に行けば、ですが。

先は長いです。頑張ります。


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