2002.1.6 「あゆブラボー!!」編


また気付いた点がいくつか。

HPに載っている服を脱いでる茜のCGが「プレミア」に無いんですよね。

あれってまだ残っていると思われる茜のバッドエンディングのCDなんでしょうか。

やっぱりやんなくちゃいけないのかなぁ…。
 

あと攻略可能なキャラについて。

「プレミア」の「回想モード」を見るとモトコ先生がいないんですよ。

他のキャラ(慎二は問題外)は全員あるのに。

モトコ先生は攻略不可能ってことなのかな?

確かにあの乳首を攻略するのは難しそうです。

ってことは攻略可能キャラは8人ってことですか。
 
 

それでは本編をどうぞ。
 
 

ひたすら暗い孝之ですがあゆやまゆと接するうちに多少は元気になってきた様子です。

特にまゆの底抜けの明るさには本当に救われた感じ。

それで孝之はまゆのことを

悩み事なんか全然なくて、毎日が本当に楽しいんだろうな。

なんて思ってます。

甘い。甘いよ孝之。

きっとまゆにも人に言えない悩みがあるんだよ。

そしてその悩みは孝之によって解消されるんだよ。

だって攻略可能キャラだし。

そんな風に考えながらまゆを見つめているとあゆがやってきました。

「あ〜に、やらし〜視線送ってるのよ。見惚れてるヒマがあったら、職を探せ」

そしていつも通りのやりとりを繰り返す2人。

「……元気やん」

「ん?」

「知るか、ぼけっ!」

「のわっ! 急にデカイ声出すなっ!」

「そんなこと知るかっ!」

「自分のことなんだから知っとけ」

「うがあああああ〜っ!」

あゆも孝之が元気になって喜んでる(?)様子。
 
 

家に帰って水月に遙のことを連絡する孝之。

「……なに?」

かなり迷惑そうな声で電話に出てきた水月。

「オレだけど……」

「わかってる」

「遙が……」

「やっぱ、遙の話なんだ」

「……」

「最近、ずっとそうだよね? 顔を合わせても、電話でも、遙のことばっか」

「それは……」

「そっちから何か言ってくるときはいつもそう……」

「なんだよ、それ」

「……それで? 遙がどうかしたの?」

なんか水月がかなりヤなやつになってるんですけど。

このやる気のなさそうな声と言うか、だるそうな態度と言うか。

ちょっとムカついてしまいました。

気持ちはわかるんだけど孝之も苦しんでるだよ。

「遙の意識がまた戻らなくなった」

「え?」

「今朝、病院から連絡があって……」

「そう」

「そう、ってお前、それだけかよ」

「他に、どうしろって言うのよ」

「どうしろとかじゃなくて」

「可哀想って言って泣けばいいの?」

「誰もそんなこと」

「…………」

「水月?」

「……遙の話は聞きたくない」

突然の涙声。

「おい」

「孝之の口から聞きたくないのよ」

「……」

水月の言葉が孝之の体の奥底に突き刺さります。

「……何も答えてくれないんだ」

「水月」

「切るよ」

「ちょっと、待て」

「……」

「……遙が起きたら、また慎二も連れてお見舞いに行こう」

「…………おやすみ」

水月の欲しがっていた言葉はこんな言葉じゃなかったことはわかっていた孝之。

でもうわべだけの言葉は水月には届かない。

孝之はもうどうすればいいのかわからなくなってきています。

水月も辛いが孝之も辛い。

でも俺はあゆ一直線。……原因は俺か?
 
 

翌日。シャワーを浴びてバイトに向かう孝之。

尋常でない精神状態のせいか数ヶ月ぶりに皿を落として割ってしまいました。

「うっわ〜、まじで?」

「…………」

現れたのはあゆ。

「何もそんなことしなくても、無能なのは全世界に証明されてるのにさ」

「小さいのにちょこまかされると邪魔だからどっかいってろ」

「あ、あんですと〜っ!」

「ゴミと間違えて捨てちまうぞ」

「なんなら夢の島の一部になってみる?」

「大空寺に譲っておくよ。あ、でも、ちっこいからあんまり貢献できないな」

「だ、誰がちっこいのさっ!」

「大空寺」

「あったまきた。おぼえときなさいよ」

「忘れたよ」

「吠え面かかせてやるっ!」

あゆはあゆで孝之を元気付かせようとしてる…わけじゃないか、コレは。
 
 

「やっちまいましたノート」に皿を割ったことを書き込もうとしたら既に書き込まれていました。

『8月15日(水)……ライス皿……3000枚

名前の欄には『鳴海孝之』

間違いなくあゆの仕業です。子供かよ。

店長の健さんに元気付けられつつあゆを探す孝之。

あゆを探しているとまゆがやってきました。

さらにそこにあゆまでも。

あゆはまゆにオーダーミスを注意します。

んでまゆに客のところにフォローにいかせるあゆ。

まだ自分らがフォローしてあげてもいいんじゃないか、と言う孝之とあゆが口論になります。

自分の時は全然違った、とあゆは怒ってます。

どうやらあゆの指導係は孝之だったみたいです。

んでさっさと終わらせたかった孝之はすぐに色んなことをやらせていた、と。

「玉野さんの場合は、お前と違って…………」

「違いをつけるなさっ!」

「…………」

「あたしのときも……あ〜〜〜うがああああああ〜〜〜〜〜」

そしてあゆをマングース呼ばわりする孝之。

「あったまくるな〜〜〜。あ〜〜〜、もういい!! 知るかっ! ぼけっ! 踏めっ!

『踏め』って『猫のうんこ踏め」ってやつ?

これで通じるのもスゲーな。

皿3000枚の件を言ってないことに気付いた孝之。

でもまゆの方も心配。

 1、玉野さんのフォローをする

 2、大空寺に制裁を加える

ここは当然あゆとじゃれる…じゃなくて制裁を加えます。

あゆのほっぺたを思いっきり引っ張る孝之。

「いだだだだだだだあっ!」

んで手を離す。そして口論。

目的通りあゆとじゃれあうことができました。

満足です。
 
 

まゆが金曜日を休みにして土曜日に出る、と健さんに話してました。

なにやら事情がありそうな感じです。

…実はここだけの話次はまゆにしようかと思ってます。

だからこの辺の謎は次回であきらかになることでしょう。

そしてまゆの笑顔とあゆの悪態に送られて孝之は病院へと向かいます。
 
 

モトコ先生と一緒に遙の病室へと向かいますが孝之の心は晴れません。

病室では遙がいつ起きるのかも知れない眠りについています。

その穏やかな顔を見て孝之が思い出すのは楽しかった思い出ではなく苦しかった頃のこと、そして事故のこと。

思わず涙ぐむ孝之。
 
 

翌日、バイトに行く孝之。

突然の雨でびしょ濡れでやってきたまゆになにか拭く物をやらないといけません。

 1、大空寺に行かせる

 2、自分で取りに行く

う〜ん、やはりあゆ狙いだからあゆに行かせた方がいいんでしょうか?

でもまゆのことをあゆにやらせる、ってのは何か違うきがするし…。

ま、1でいいや。

んであゆに取って来させたタオルでまゆの頭を拭く孝之。

まゆがいなくなったらあゆが孝之をジッと見つめています。

結局はいつも調子になってしまいますが最終的には何も言わずに去っていってしまいました。

なんか気になるあゆの態度。
 
 

あゆがまゆにとある客のオーダーを取ってくるよう指示しました。

「手が空いてるならお前が行ってくればいいだろ」

「ヒマなときに、色々なことに慣れてもらわんと困るだろうがっ!」

「まあ、そうだけど。あんま厳しくするなよ」

「あんですと〜〜っ! あたしのときは……」

「はいはい、全部1度にやらせたよ」

「まゆまゆはどうして違うのさっ!」

「まあ、そこはあれだ」

「どれさ」

「目付きの悪さの差と、態度のでかさの違いだろ」

「…………」

「あと付け加えると、神経の図太さもあげられるか」

「あんさっ! あ〜〜〜もう〜〜〜うがあああああ〜〜〜〜〜っ!」

「言いたいことは人類の言葉で頼む」

「差別するなやっ!」

「区別だ」

「同じだ、ぼけっ!」

「いや、微妙に違うだろ」

「そんなこと、どっちでもいいじゃいっ! どあほ〜〜〜っ!」

「あ〜〜〜やかましい。それにだ。別に玉野さんを特別扱いしてるわけじゃないぞ」

「してるじゃないさ」

「むしろ、お前のときが異例の事態だったんだ。大空寺が特別、スペシャルだったわけだ。感謝しろ」

「ふざけんじゃないわよっ! 詐欺師まがいに適当ぶっこいて、あにが感謝しろだっ! 泣かすぞっ!」

「……んじゃ、玉野さんも高速指導するのか? それはちょっとな」

「あたしへの待遇を普通に戻せばええやろ」

「……それは無理」

「あ、あんでさ」

「だって、大空寺だから」

「あんですと〜っ! 理由になってないんじゃい、ぼけっ! かすっ! いてまうぞっ、こらっ!」

「……あのな」

「もう知るかっ! スイス銀行に金を振り込んでやるっ! 泣き叫び、後悔しろ〜〜〜っ!」

ゴルゴ13?

なんかあゆって漫画ネタが多い気がする。

それはそうと前日も同じようにあゆとまゆに対する態度の違いを怒っているあゆ。

そんなあゆを孝之は不思議がります。

んなこと決まってるだろ? 嫉妬ですよ。またの名をジェラシー。

全く素直になれないあゆが微笑ましくてたまりません。っつーかたまりません。マジで。
 
 

ヒマになるとどうしても遙のことを考えてしまいダークになっていく孝之。

そこにあゆがやってきました。ほっぺたの引っ張り合いが発生。

「覇気の欠片もないわね。まだゾウリムシの方が活動的よ」

「悪かったな。オレはお前と違って繊細なんだよ」

「自分で言うなや」

「お前だってよく言うだろ」

「そんなことないさ」

「まあ、今日のところはそういうことにしておいてやる」

「……あにさ」

「言いたいことはそれだけか?」

「まだあるわよ」

「なら、言ってみ」

「あたし、もうあがりだから」

「あっそ、お疲れさん」

「あたしへの挨拶はやっつけ仕事かっ!」

「はいはい、お疲れ様でした」

「お前なんて、猫のうんこ踏めっ!」

そう言い残して走り去るあゆ。

さっきから何であゆが怒っているのかが孝之にはわかりません。

そこに現れたのは店長の健さん。

「まだまだ修行が足りませんね」

「な、なんのですか?」

「不器用な人間も、たくさんいるものです」

「はあ」

「今は自分のことで手一杯なのかもしれませんが、もうすこし周りを見てあげてください」

「……」

「それでは……」

健さんはあゆの気持ちに気付いているようですね。

それとなく孝之に注意するところなんざかなりニクいです。
 
 

ここで事件発生です!!

まゆがぶちまけた料理があゆにかかってしまい、皿も割れてしまいました。

まゆはあゆに謝ってます。

「あたしのことはいいから、ここ片付けて……」

「でも、でも、先輩が〜」

「大丈夫だから、放っておいて」

「せめて、ええっと……布巾でお顔を」

「いいからっ!」

あゆの顔を拭こうとしたまゆを思い切り突き飛ばすあゆ。

まゆはそのまま壁に激突してしまいました。

かなりの勢いでぶつかったせいかめちゃくちゃ痛そうなまゆ。

まゆに気遣いつつもあゆに向かって注意する孝之。

「大空寺、ちゃんと謝れよ」

「……っ!」

「おい」

「あんでさっ!」

「……全然、余裕のよっちゃんさんですから……ほら、あははっ…………くぅ…………」

全然大丈夫そうじゃないまゆ。

「玉野さんはいいから」

「…………ふん」

「怒るぞ、お前」

「もう怒ってるじゃないさっ!」

いつものふざけ半分じゃない、本気の口論になっていく2人。

「こんなときにいつもの我が侭はやめろっ!」

「あにさ…………」

「ちゃんと謝っておけ」

「…………」

「全然気にしなくていいですう……」

「…………いつもまゆまゆだけ」

よく聞こえなかった孝之。

「…………」

「ほんと、もういいですから〜〜〜」

「なに、意地になってんだよ」

「てめえの頭で考えろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」

そう叫んで走り去るあゆ。

「あ、待て、おいっ!」

 1、怪我の具合を見る

 2、追いかける

まゆも心配ですがここはあゆを追いかけさせていただきます。

料理をかぶったまま外に飛び出していってしまったあゆ。

しかも制服のまま? めっちゃ目立つじゃないですか。

結局見つけられないまま店に戻った孝之もあがりの時間になっていました。

奥で休んでいたまゆと一緒に帰る孝之。

あゆとまゆがあんなことになってしまったことを驚いている孝之ですがまゆはひたすら落ち込んでいます。

孝之には何故あゆがあんな風にしてしまったのかが全くわかっていません。
 
 

海沿いの公園を歩く孝之とまゆ。

無理して笑おうとするまゆですが嘘が見え見えです。

「…………たくさん笑っていたいです」

「…………」

「幸せなんだってわかってもらえます」

「それなら、無理をしたって駄目だよ」

「他にわからないから」

「……玉野さん」

「ちゃんと幸せだって言えないです」

「……なにを?」

「だから、いっぱい笑って教えてあげるんです」

「…………」

「平気ですぅ、大丈夫ですぅ、まゆは幸せですぅって…………」

「…………」

「これだけは守りたいんです。お兄ちゃんのぶんも……お父さんお母さんのぶんも…………」

「…………」

「いっぱいいっぱい笑ってあげたいんですぅ」

「…………」

「頑張りたいんですぅ……これだけは…………頑張っていたいんです…………」

「わかったよ」

「天国で安心できるように………………駄目ですか?」

まゆの笑顔の裏に隠されていたものを知った孝之。

今までただ無邪気に笑っているとしか思っていなかった。

それが音を立てて崩れていった。

「うっくっ……えっく…………私、駄目でしょうか?」

「…………」

「いけないですか?」

「いいよ、それで」

「…………ほんとうですか?」

「信用できないかな?」

何度も首を振るまゆ。

「だけどさ、もうオレの前で泣くのを我慢しなくてもいいから」

「…………」

まゆに接することで救われた気持ちになっていた自分。

そして誰にでも弱音を吐いたりする場所は必要だ、と孝之は思います。

せめてまゆのために自分ができることをしてやりたい。

「我が侭言っても、弱音を吐いても、めげたっていいんだ」

「…………」

「泣くのを我慢しなくてもいいからさ」

まゆの頭に手を置く孝之。

「……ふぐぅ〜、うわ〜ん」

まゆの細い肩を抱き寄せる。

「えっく……ふえっく…………」

「…………」

「ひとりは寂しかったです…………」

「そうだね」

「いっぱい悲しかったです…………」

「うん」

「置いて行かないでください…………」

「どこへも行かないから。もうひとりじゃないから」

「……うぅ〜〜〜…………」

「ここにいるから」

「……うえ〜〜〜〜〜ん」
 
 

ベンチに座り、自分の過去を語りだすまゆ。

3年前に両親と兄を一遍に事故で無くしたこと。

車がぐしゃぐしゃになっていたこと。

会いたくても…会えなかったこと。

「仲直りしたかったんですぅ…………」

「仲直り?」

「朝も行ってきます、言えなかったんです……」

「…………」

「お兄ちゃんにまだ許してもらってないんです…………えっぐ…………」

それが今日のあゆとのことを気にしていた理由。

「なのに……どうして駄目だったんですか?」

「…………」

「会わせてくれなかったんですか…………」

理由はわかっていても、それを認めたくなかったまゆ。

そんなまゆの気持ちを孝之は理解します。

「…………うぅ……………………」

「……きっと許してくれたよ。こんなに一生懸命なんだから」

「…………」

『ほんとうに?』

そう問い掛けてくるまゆの瞳に、ゆっくりと頷き返す孝之。

「……ごめんなさいです…………ごめんなさいです…………うあ〜〜〜ん…………」

「大丈夫だよ」
 
 

そのまま安心したように眠ってしまったまゆ。

明日になれば大空寺もけろっとしてるよ、と孝之が言うと明日は休みをもらってる、とまゆは言います。

「……明日……なんです」

「え?」

「会いに行くんです」

「…………」

「事故の日なんです」

そう言えば休みを取ってたっけか。

そして元気になったまゆと別れる孝之。

孝之はたったひとり残されて不安で仕方なかったはずなのに明るく頑張っているまゆを見て反省します。

遙は生きているのに今も濃い霧の中をさまよっているだけ。

結局今日は病院に行けなかったので、翌日はバイトの前に顔を出すことを決心する孝之でした。
 
 

ついにはっきりしたまゆの過去。

最初まゆの家族が遙の事故の相手かと思ったけど違いました。

それにしても孝之とまゆ、異常にいい雰囲気なんですけど。

あゆは? これで大丈夫なんでしょうか…。

それにしてもまゆ……いいです。

これは次、やるしかないですね。決心が固まりました。
 
 

翌日、病院に行く孝之。病室には茜がいました。

茜の口から昨日水月が見舞いに来たことを聞かされます。

かなり長い間病室にいたそうです。

孝之はそんなこと全然知りませんでした。

夜にでも電話しよう、と孝之は考えます。
 
 

バイトへ。

果たしてあゆは来るのでしょうか。

まゆが休みなせいで孝之がディナーまでいることが健さんの中で決定していました。

時間を持て余しすよりいいだろう、と孝之は承諾します。

そして店の電話が鳴り出しました。

誰も出ないようなので電話に出る孝之。

「はい。すかいてんぷるでございます」

「ハズレ…………」

「誰がハズレだ」

ガチャ。

そして電話がまた鳴り出しました。

「はい。すかいてんぷるでございます」

「またハズレ」

「お前な……」

「んじゃ……」

「だ〜〜切るなっ!」

「あにさ?」

「……用があるのはそっちじゃないのか? だいたいお前、遅刻だぞ」

「いいのよ。今日は体調不良により休ませてもらうから」

「ばりばり元気じゃねえか」

「ゴホゴホっ」

「みえすいた嘘はやめろ」

「…………」

「下手な演技してないで、さっさと来い」

「あんですと〜〜っ! このオスカー級の演技のどこが下手なのさ」

「やっぱ演技なんじゃねぇか」

「ち、違うさ」

「はいはい、いいから来い。今日は玉野さんは訳があって休みだから」

「…………」

「あ〜っと勘違いするなよ。ちょっと家の都合でだ。別にお前とどうこうってことじゃない」

「…………」

「だから、来い。お前まで来なかったら、人手が足りなくてオレが死ぬ」

っつーかこのレストラン、この3人と店長以外いるのか?

「そのまま死ね」

「なんだと、こら」

その後何とかあゆを説得できた孝之。

本当にくるかどうか心配してたらすぐにあゆはやってきました。

どうやら店の前まで来たけど入るのを躊躇していたようです。

やっぱり昨日のことを気にしているようですね。
 
 

皿が割れる音。

ホウキとチリトリを持って駆けつけるとあゆがいました。

普段こういうミスは殆どしないあゆだけに非常に珍しいことです。

「怪我とかしなかったか?」

「…………」

「なんだよ?」

「あに気色悪いこと言ってるのさ」

「質問に答えろ」

「…………(めちゃくちゃ小声で『してない』)」

「ん? 聞こえねぇよ」

「見ればわかるだろ、ぼけぇっ!」

孝之はホウキとチリトリを渡します。

素直に手伝って欲しい、と言えないあゆ。

「…………あったまくるな。あんで、あたしは…………」

「ん?」

「あたしのときは…………」

「あ〜〜、もう手伝ってやるから早く片付けるぞ」

「イヤなら手伝うなやっ!」

「何ひとりでイライラしてんだよ」

「イヤなら手伝うなやっ!」

「…………」

「…………イヤイヤなんてムカツクだけさ」

「…………」

「……まゆまゆのときは…………」

何でここでまゆの名前が出てくるのかがわからない孝之。

「もう、知るかっ! お前ひとりでやってろっ!!」

そう言って走り去るあゆ。

ひょっとして自分が皿を割ってしまったら孝之がどうするかと知りたくてわざとやったんでしょうか?

だとしたらかなり可愛いんですけど。
 
 

どう考えても様子のおかしいあゆ。

理由がわからない孝之ですが何かとまゆを引き合いに出すあゆにまゆのことを話すことにしました。

休憩時間にあゆを連れ出して公園に。

「日に焼ける」

「……悪かったな」

「皮膚ガンになったら責任取りなさいよ」

「へ〜へ〜」

「それで? 何の用よ」

「言わないとわからないか?」

「…………わかるわよ」

「玉野さんは悪くないよな? 確かに昨日は料理頭からかぶって大変だったかもしれないけどさ」

「……熱湯かぶったわけじゃないから、あたしなら笑って済ませられるわよ」

「なら、昨日のはなんだよ」

「……言いたくない」

「いまさらそれを言うな」

「まゆまゆだけ庇ってさ…………」

「別に庇ってるわけじゃ……」

「庇ってるじゃないさっ! 昨日も、その前も、ずっとずっとっ!」

「…………」

「あたしには嫌味しか言わないくせにさっ!」

「…………」

「あに黙ってるのっ! ふざけんじゃないわよっ! あんだってあたしだけ、こんなひとりで…………」

「…………」

「ひとりでむかついて馬鹿みたいじゃないさっ!」

「ば〜か、オレもむかついてるよ」

「…………」

「言いたいことがあるなら、そうやってはっきり言えばいいだろうが」

「あんですと〜っ!」

「だいたい、玉野さんがどうとか言って、なに…………」

ここまで言って孝之はやっと気付きました。このニブチンが。

そう、あゆはまゆに嫉妬していたんですね。

それで急にまゆに厳しくなったり、差別するなとか言い出したり。

孝之はまゆの事情を話し始めました。

まゆにはとても仲の良かった兄がいたこと。

3年前、両親と一緒に事故で無くしてしまったこと。

事故の前に兄とケンカして仲直りできないままだったらしいこと。

「……そんな」

「だから……お前に許してもらえなかったと思い込んで、すごく気にしてた」

「…………」

「きっとお兄さんのことに重ねてたんじゃないのか?」

「…………」

「だから痛いのを必死に我慢していたんだよ」

「…………」

「……お兄さんのこと好きだったんだろうな」

ここまでくるとなんかあゆをイタブってるようにしか聞こえない孝之の言葉。

そのかいあってかあゆは泣き出しました。

「…………あやまる」

「お前のためにもそれがいいよ」

「ちゃんとあやまる」

「……エプロンで良ければ貸すぞ」

「…………馬鹿にするなさ」

「悪かったな」

「でも、借りるさ…………うぅ〜〜〜…………」

孝之にしがみつきながら泣くあゆ。
 
 

休憩時間も終わり走って戻ったせいで足がガクガクしてる孝之。

「かっこわるぅ〜」

「黙っとけ。さっきまでわんわん泣いてたくせに」

「あ、あんですと〜っ! そ、そういうこと、言うなさっ!」

「ほほう」

「あ、あにさ。卑怯だぞ、こら〜〜〜っ!」

「はいはい、卑怯で結構だから、今入ってきたお客さんをお願いな」

「あんでさ。自分で行け、ぼんくらっ」

「誰かさんのせいで、オレはエプロンを取り替えないといけないんだ」

「そ、それ以上言ったら、あ〜〜〜もう〜〜〜うがあああ〜〜〜」

すっかりあゆとの間も元に戻ったようでなによりです。

そしてあゆの気持ちに気付いた孝之がどうするのか…気になります。
 
 

引き受けたディナーまでの仕事がやっと終わった孝之。

気付くとディナー前あがりのはずだったあゆも残っていました。

あゆは頼まれたから残った、なんて言ってますが孝之に合わせたことは明白です。

「でも、もうあがるだろ?」

「タイムカードは通したあとさ。あとは帰るだけ」

「オレも今あがるから途中まで一緒に行くか?」

「…………行くさ」

顔を赤らめるあゆ。…かわいい。この娘、かわいいッスよ先輩!!(誰?)

「ん?」

「隣りを歩かせてやるって言ったのよっ!」

素直じゃないなぁ。そんなところもかわいい。

ほっぺたをひっぱったりといつも通りの2人。

「…………」

「なんだ? まだ文句あるのか?」

「……明日、休みだったわよね?」

「ん? そうだけど……お前もだろ?」

「…………ヒマ?」

来たぁぁぁぁ!!!!

ついにあゆの方からのお誘いですよ先生!!(誰?)

「まあ、基本的にはそうなるかな」

病院はそんなに時間を取らないし、水月とも会えるような状況じゃありません。

「…………ヒマなのね?」

「だから、なんだよ」

と、そこに店長がやってきました。

翌日に別の店舗に従業員をヘルプで回すことになってしまった、と言います。

「できることなら、と思いまして。駄目でしたら他を当たりますから」

「…………」

 1、バイトする

 2、バイトしない

んな場合じゃねぇ!!!!!

あゆだぞ!? あのあゆからお誘いがきそうなんだぞ!?

バイトなんかやってる場合か!!

と言う訳でごめんなさい、店長。
 
 

一緒に帰る2人。

でもあゆの様子が変です。

「おい」

「なんだよ」

「…………やっぱいい」

こんなのを7・8回も繰り返すほど。

「…………」

「次で言わなかったら、オレは帰るからな」

「……あんですと?」

「あに遠慮してるのか知らないけどな」

「誰が遠慮してるのさ。あ、明日…………」

「明日がどうした?」

「……明日…………」

「晴れるといいな、な〜〜〜んてほざきやがったら、まじで帰るからな」

「誰が言うか、ぼけっ!」

「次で最後だって言ったろうが」

「…………」

「帰るぞ?」

お前わかってて言ってるだろ?

「……ま、待ちなさいよ。言うから」

「…………」

「あ、明日………………付き合って…………」

いやっほーーーーーう♪

あ、これは孝之じゃなくて俺です。

孝之は熱でもあるのか、なんて言ってます。

っつーか熱あるのはお前だろ。

昼間あゆの気持ちに気付いたんじゃないのかよ。

そしていつもの口論。

それはそれで孝之は楽しんでます。

「面倒だから結論だけ言うぞ」

「わかった」

「とりあえず、付き合ってやる」

「…………」

「不満そうだな」

「そんなことないわよ」

やけに素直なあゆ。

「どうすればいいんだ?」

「柊町駅に12時に来いっ!」

……オレは決闘を申し込まれてるのか?

「わかった。遅刻するなよ」

「するかっ!」

「そこまで言って遅刻したら、間抜けの極地だから気をつけろよ」

「あにお〜っ!」

「はいはい、騒いでないて、今日は早く帰って寝とけ。朝起きられなかったら大変だぞ」

「はあ? どこぞの糞ガキや糞虫じゃあるまいし、あほちゃう?」

「…………」

「あほが移ったら大変やから、さっさと帰ろ〜〜〜っと」

走り去るあゆ。
 

なんか知らんけど、上機嫌じゃねぇ〜か。
 

『ねぇ〜か』じゃねぇぇぇぇぇんだよ!!!

なんかこの言い方ムカつきます。

っつーか知ってろ!!

「こんなところで何してるわけ?」

突然現れたのは水月。

どうやら会社帰りのようです。

一緒に帰る2人ですが会話は全く弾みません。

あゆと一緒にいたのを見ていたようですが特に興味も無い様子。

彼女が自分から孝之を奪っていく存在とも知らず。

「とりあえず、思ったより元気そうでよかったわ」

「そっちこそ」

「平気なんだ。私がいなくても」

…以前の俺なら痛かったであろうこのセリフ。

でもあんまり痛くないのは何故?

耐性ができたのか。水月を何とも思わなくなってきてるのか。

別れて歩き出した孝之ですが後ろから水月の声が聞こえてきました。

「私は平気じゃない」

「え?」

振り向くと既に歩き出した水月の背中が。

孝之は何も言葉をかけることが出来ないのでした。
 
 

家に帰ると留守電がきてました。電話はモトコ先生から。

遙の意識が戻ったとのことです。

電車もまだ動いているのですぐ病院に行くことにしますがとりあえず水月に連絡。

でもなかなか電話に出ない水月。

「何か言い忘れたことでもあるの?」

やっと出たと思ったらこの言い草。

ヤバイ。水月がウザいどころかムカついてきた。

気持ちはわかるんだけどさ。

遙の意識が戻ったことを伝えますが、自分は行かない、と水月。

「……わかった」

「怒らないんだ」

「なんだよ」

「遙のことが心配じゃないのかって」

「…………」

「いまさら遠慮なんてしないでよっ!」

「なんだよ、それ」

「それだけなら切るよ」

「…………」

水月…。
 
 

病院でモトコ先生を歩きながら事情を説明されます。

遙の意識が戻ったこと。

3年を言う時間を認識していること。

ここ2週間の記憶は失っていること。

例の写真を見て「懐かしい」と一言だけ言ったこと。

孝之は遙が目覚めたことは嬉しいことのはずなのに素直に喜べない自分に気付いています。

そして病室に入ると遙が…。

「……あっ…………」

「……久しぶり……って言うのも、おかしいかな?」

「えっ、ううん、そんなことない。うん、絶対ない」

「…………」

「あ……あれ…………」

「お、おい?」

涙を流す遙。

「……あ…………」

「…………」

「……ごめんね」

「どうしてあやまるんだよ」

「……だって……」

「いいから、今は何も心配しなくていいからさ」

「うん…………ありがとう」

「先生の言うことを聞いてちゃんと休めよ」

「うん……孝之君……」

「なんだ」

「また来てくれる?」

「……ああ。だから先生に面会の許可もらえるように、遙もちゃんとな」

「あっ……」

「どうした?」

「……まだ…………」

「ん?」

「遙って呼んでもらえるのかな?」

ぐはっ。 ←吐血

やっぱりまだ遙はキツいようだぜ…。

「……馬鹿なこと聞くなよ」

ちゃんとした言葉で返すことができない孝之。

「……また、来るから」

「うん、おやすみなさい」

「おやすみ」
 
 

家で孝之は悩みます。
 

……どうして…………か……。

理由を探してばかりだ。

見舞いに行く理由。

電話をする理由。

会いに行く理由……。

何やってんだろ、オレは…………。
 
 

翌朝。

孝之が目覚めた時間はあゆとの約束には間に合いますが病院に行ってたら間に合わない時間。

孝之は自分の気持ちや態度もはっきりしないまま遙に会いに行っても…とでも考えたのか。

とりあえずあゆとの約束を優先します。当然です。
 
 

約束の時間よりも30分も早く着いたのにあゆはもう来てました。

服装は普段着でもなく制服でもなく(当たり前だ)、祭りの時の服です。

どう見てもこれは一張羅です。勝負服です。

あゆ、マジです。
 
 

電車で橘町に向かう2人。

あゆに何時から待っていたのか、と孝之が聞きました。

孝之が来るちょっと前だ、と言うあゆですが多分ももっと待ってたんでしょう。

「へたれ菌こそ、やけに早く来たじゃないさ?」

「今はお前の話をしてたんだよ。そんなにオレとのデートが楽しみだったか?」

「あ、あ、あ、あんですと〜っ!」

「そんなに動揺するなって」

「だ、誰が動揺してるさっ! ふざけるなこのセクハラ男爵がっ!」

素直じゃないって素晴らしいです。あゆ最高。
 
 

橘町に着いてこれからどうするか聞く孝之の眼の前に出されたのは遊園地のただ券2枚。

「…………」

「……………………」

「質問は受け付けないわよ」
 
 

遊園地でジェットコースターに乗ろうと言い出すあゆ。

「大丈夫か?」

「お前をヒーヒー言わせてやるっ!」

なんか卑猥。

「……いやそうじゃなくて」

「あにさっ!」

「あの手の乗り物って、身長とか問題になるだろ?」

あゆの身長を小学生よばわりする孝之。

そんなに小さかったのか…。

怒るあゆですがやはり不安な様子です。

「…………けど、ほんまにやばいかな?」

「確信は持てないが、危険は感じるな。いや、今の嘘だ。絶対にやばい」

「…………」

「……………………」

「……わ、わかったわよ。ちょっと待ってなさいっ!」

「どうする気だ?」

「そこのベンチで大人しくふんぞり返ってればいいのよっ!」

どうやって?

とにかくどこかに消えていってしまったあゆ。

やたら長い時間待たされた孝之は初々しいカップルを見ているうちにどうしても思考はダークな方へ。

自分と遙も3年前はあんな感じだったのか。

そして水月のこと。今でも水月のことを…。

そこにあゆが帰ってきました。

なにやら背が高くなって。

足元を見てみるとやけにかかとの上がったミュールがありました。

どうやらわざわざ買いに行ってきたようです。道理で遅いわけだ。

ところで『ミュール』ってなんですか? 靴? ハイヒールみたいなもの?

俺って常識無いのかも…。
 
 

謎の(?)ミュールのお陰か、無事ジェットコースターに乗れたあゆ。

フラフラになっているようです。

強情なあゆは孝之に心配されると急にシャキっとして今度は垂直落下するやつに乗ろう、と言い出しました。

ですが靴のせいでちゃんと歩けません。

履き替えろ、と言われても絶対に履き替えないあゆ。

次転びそうになったら履き替えることになると今度はゆっくり歩くよう言います。

しかも「ゆっくり…………歩いてください」なんて言ってまで。

あのあゆが『歩いてください』ですよ?

ここまでかかとの高い靴にこだわるあゆがよくわからない孝之。

これは背が低いことを気にしているあゆが少しでも孝之に近づこうとしているのではないでしょうか。

かわいいじゃないですか。
 
 

そうこうしているうちにあゆがコケてしまいました。

約束では靴を履き替えなければいけません。

「い、今のは、なしさっ!」

「約束は守れ」

「……今のはなしさ」

「制限のあるやつはやめればいいんだろ?」

「……」

「怪我されると面白くないだろ?」

「なら、今までのは楽しかったのか?」

「……まあ、それなりに」

「それなりか……」

知らない間にかなり時間が経っていました。

イヤなことも全部忘れていた孝之。

「…………」

『それなり』なんて言われて落ち込んでいるあゆ。

「今のは嘘だ」

「あにさ…………どうせ退屈だったんでしょ?」

「あほたれ、その逆だ」

「……本当に?」

「何度も言わせるな」

「何度でも言えっ!」

「あのな」

「…………」

「わかったよ。楽しかった。これでいいのか?」

「投げやりで腹立つ」

「……性格悪いぞ」

「知ってるわよ」

「……それ履き替えろ」

「………………わかった。履き替えるさっ! 履き替えればいいさっ!」

「なあ」

「あにさっ! …………約束は守るわよ……………………」

あゆが怪我でもしてテンションが下がるのが嫌なだけだったのに、これでイヤな気分になったら意味が無い。

「…………そのままでいいから転ぶなよ」

「あ、あんですと〜っ!」

「癪に障るがオレにつっこんでくることは許してやる」

「だ、だれが突っ込むか〜〜〜っ!」

「さて、んじゃ次は何やる?」

「…………」

「どうした?」

「……あれがいい」

そう言ってあゆが指差したのは観覧車。
 
 

お互いに様子がおかしい2人。

孝之は遙や水月のことがあるから。

ならあゆは。

何故孝之を誘ったりしたのか。

「……」

「…………」

「確かめようと思ったのさ」

「ん? 確かめるって何を?」

「まゆまゆは…………ちゃんと理由があるから」

……理由って何のことだ?

「あたしにはそういうのがなくて、だから本当はどうなのか…………こうすればわかると思ったから」

「…………」

「まゆまゆに負けてると思ったから」

「負けてるってなんだよ」

「まゆまゆには好きになる理由があるのさ」

「…………」

「だけど、あたしのは、なんかそういう浮ついたのがあるだけなのよ」

「…………」

「あたしには死に別れた兄貴はいないから」

「なんだよそれ、全然わからねぇよ」

「わかれっ! この、この…………」

「お、おい…………」

泣き出すあゆ。

「……自分でもわからないから、ムカツくのよっ!」

「…………さっきから理由がどうこう言ってたけど」

「あにさ?」

「そういうよくわからないものでいいんじゃねぇのか?」

人を好きになるのに理由なんて必要ない。

いつのまにかそうなっていて、理由なんて後から自分を納得させるためのものでしかない。

「オレだって…………」

……オレだって最初はそうだった。

そうだったはずなんだ。

だけどそれがいつのまにか理由をさがしてそれにかんじがらめになっていた自分。

誰かを好きになるのに理由なんていらないし、気持ちの重さも天秤にかけられるものじゃない、と孝之は言います。

「…………」

「だからそれでいいんじゃないのか?」

「……まゆまゆに負けてないかな?」

「勝ち負けの問題じゃないだろ」

「…………」

泣き続けるあゆ。

「ったく、しばらく外眺めてるから、下に着くまでにどうにかしろよ」

「……わかってるわよ」

「はいはい、そうだな」

「お前なんて、猫のうんこ踏め…………」
 
 

別れ際。

「頭悪くて理解できてないと思うから言っとくけど、さっきのまじやから」

「…………」

「それだけだっ、ぼけぇ〜っ! 帰って糞して寝ろっ!」

走り去るあゆ。

今日は楽しかった。確かにそう思える孝之でした。
 
 

ブラボー!!

ついにあゆからの告白。いや〜、うれしいですね〜。かわいいですね〜。

でも孝之の心はあゆに向いているとは言い難いのではないでしょうか。

少なくとも現段階では遙や水月の方に重きを置いています。

果たしてどうなるのでしょうか…。


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