2002.1.4 「素直じゃない娘っていいよね」編


「プレミア」でCGを見ていて気付いたんですが。

遙をクリアした時のエンディングで出てきた謎の男。

あれってひょっとして慎二ですか?

エンディングのスタッフロール中の小さな絵じゃわからなかったけど、机の上に4人の写真があるんですよ。

そう考えると髪の毛の色とかからも慎二である可能性が出てきました。

でも顔が全然違くないですか? う〜ん。

あ、あともう1つ気付いたんですが最後の4人の写真で遙は指輪をしてますね。

それもよく見ると水月にあげた指輪のようです。

そして水月は指輪をしてません。

これは水月が遙に指輪を譲った、と考えるべきでしょう。

となるとやっぱりあれは水月が帰ってきて本当の仲間となった4人のハッピーエンド。

これで確信が持てました。ふぅ、よかったよかった。
 
 

さて。本編をどうぞ。
 
 

病院でも色々ありましたが……割愛。

だって今までと同じ流れなんだもんよ。
 
 

バイト先でオーダーミスを連発する孝之。

原因は間違えやすいメニューを客の方で勘違いしていたからなのですが理由を言ってもあゆは納得しません。

「お客様の態度から、真意を読んでこそのサービス業!

 そんな甘ちゃんなかんが得なら、この仕事はやめることね。そのうち大怪我するわよ」

正しいかもしれないけど孝之としては納得いきません。

 1、あのなあ……

 2、……我慢我慢

あゆ狙いだったらここは当然食って掛かるべきでしょう。

そして孝之が文句を言おうとした瞬間…

「すいませ〜ん」

まゆがやってきました。

「先輩っ。先輩のとったオーダー、間違ってるみたいですぅ」

「あ、あんですと〜。んな馬鹿なっ!」

「おっしゃあ! オマエ、よっくも偉そうに言ってくれたよな〜」

「客が勘違いしてんのよっ!」

「玉野さん。なにとなにが、間違ってたんだ?」

「バナナパフェと、レンコンサラダ」

「…………………………」

「…………………………」

「……おい。どう読めば、バナナがレンコンになるんだ?」

「よ、読んだですともっ! あのお客は、繊維質が足りなかったんだってばさ!」

「だからって、オマエが勝手にオーダーを決めるな」

「きっと、四日は便秘で悩んでたわねっ。だから先回りして親切したーげたのよ! すっごいしょ!」

あゆおもろい。

すっかり気に入りました。
 
 

今回もまゆの提案で祭りに行くことになりました。

ですがあゆは普通に誘ってもなかなかOKしてくれません。

それでも孝之の「行きたくないのか?」の言葉に顔を赤らめながら承諾するあゆ。

「そ、そんなに誘いたいなら一緒に行ってあげてもいいさ……」

全くもって素直じゃないあゆ。愛いヤツよ。
 
 

病室にて。

遙とおまじないしたのは一体だれなのか。

当然孝之なのですが遙はそれを覚えてません。

 1、おまじないをしたのはオレだよ

 2、考えすぎはダメだって言ったろう?

ここは耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び…2。ごめんよ遙……。
 
 

翌日。

バイトで昼食を取ってまゆと一緒に眠くなっていたらあゆがやってきました。

「うがああああ!!

 人が死ぬほど忙しい思いしてるときに、なに休憩しくさってるんじゃ!

 うがあああああっ!!!」

あゆ獣化。

こんなあゆもいい。
 
 

その後は遙の見舞いに行ったり茜の大会には行かないことになったり道端で水月とヤっちゃったりと色々ありましたが割愛。
 
 

バイト中に電話がかかってきました。

 1、大空寺を呼ぶ

 2、玉野さんを呼ぶ

 3、自分で出る

まぁ当然あゆですね。

電話は変態からだったようで、そんなの切ればいいのに相手をしてしまうあゆ。

「キショイこと言うなやっ! 鼻から手ェ突っ込んで奥歯ガタガタ言わすぞっ!」

急いであゆのところに行く孝之。

「あにを聞いてるさっ! クオークに戻すわよッ!!」

「おい、大空寺。いいかげ……」

「あんで下着の色を教えなきゃいけないさっ!」

「…………」

「はあはあ、ブタみたいに言ってるんじゃないわよ。百回殺すぞっ!」

「…………」

「ば、ばか言うなさっ! だ、誰がっ!!」

どうやら電話相手の変態君にからかわれているらしいあゆ。

孝之は強引に電話を引ったくって切ってしまいました。

なんで電話を代わったんだ、と聞いてきたあゆにむかついたからだ、と答える孝之。

あゆはちょっとうれしそうな顔をして仕事に戻っていきました。愛いヤツよ。
 
 

店長の計らいで早くバイトをあがった孝之は茜の大会へ行きました。

が、既に終了していたので通りかかった水泳部員に結果を聞くと茜は準優勝。
 
 

そして病院へ。

孝之は遙が寝ている間に『マヤウルのおくりもの』の絵本を探すことにしました。

でもなかなか見つかりません。

町を彷徨っている時に出会ったのはあゆ。

この場面ってあゆとまゆで仲がいい方が出てくるのかな?

「…………あにしてるさ?」

「ん……? なんだオマエか」

「あんだとはあんだっ!」

「な・ん・だ。日本語は正しくっ!」

「い・や・だ」

「はあ……オレは忙しい。とっとと行け」

「何持ってんのさ?」

「ん……? オマエには関係ない……あ、オマエ何しやがるっ!!」

孝之から絵本をふんだくるあゆ。

「あにこれ? この絵本は? あんたの趣味?」

「うるせぇな。余計なお世話だ」

「しかも小汚いわねえ……ゴミ?」

…………。

なに?

「どこで拾ってきたのよ? それ以前にこんなもんどうする気? ちなみに多分金払ってようやく引き取ってもらえるレベルじゃない?」

「おい」

「あにさ」

「…………」

「だから、あにさ!」

「言っていいことと……悪ぃことがある」

「はあ?」

「いくらオマエでも、今の言葉は許せねぇ……」

「はあ? よく聞こえないわよ」

あゆの胸元を掴んで引っ張りあげる孝之。

「あ、あにすんのよ……」

「…………」

「ち、ちょっと……」

「ゴミ……だと?」

「あ?」

「こいつが……ゴミ……だと?」

「…………」

「例え女でも、思いっきりぶん殴るぞ、この野郎」

「あ……あにマジなってんのさ……あはは……」

「…………」

手を離す孝之。

「っとと。危ねえだろうが! ボケ…………」

「…………」

「…………」

孝之の剣幕に思わず黙り込むあゆ。

「返せ」

「…………」

「……とっとと失せろ」

「…………」

「失せろ!!」

「…………」

「オマエは相当憎たらしいやつだと思ってたがな、本気で憎いと思ったことは今までなかったよ」

「!?」

「……オマエが失せねえなら、オレが行く」

「ま、待つさ!」

それを聞かずに立ち去ろうとする孝之の前にあゆが立ちはだかります。

「待つさ!!」

「邪魔だ」

「わ、わ、わ…………悪かった……わよ」

「…………」

「そんな本気で怒るとは……思わなかったから……」

涙ぐむあゆ。

かわいいです。って別にサドっ気があるわけじゃありませんが。

「……誰にでもなあ、何より大切なものってのが……あるんだよ」

「…………」

「何でも冗談で済むと思うなよ」

「…………」

「もういいよ。オマエにわかるわけもねえからな。オレのことなんか」

「ど、どこいくのさ……」

「探しものしてんだ。これ以上無駄話してる時間はねえ」

「そ、それなら付き合うって!」

「いいよ」

「ひとりよりふたりの方がはかどるって!」

「いいって」

「時間……いいんか?」

「…………」

「いそいでるん、ちゃうん?」

「…………」

「ほら、あに探してるのよ?」

「…………ゴミだ。オマエにとっての」

「……その……本?」

「ああ、オレは一生懸命ゴミ探してんだよ」

「…………」

「ただの興味本位で手伝いなんかいらねぇよ」

「反省……してるわよ……。だから……あんまりそういう言い方しなくても……」

「ふん……」

「あたしだって……人形じゃないんだから。いくら自分が悪くても……傷つくさ」

「…………」

言い過ぎを反省する孝之。

結局あゆも手伝うことになりました。

あゆは絵本をもう1回手にとると題名などをチェック。

そして携帯を取り出しました。
 

30分後、現れたのはOL風のおねーちゃん。

彼女が持ってきたのは発行年月日から版数まで同じ『マヤウルのおくりもの』です。

「すいません……その……お手数をおかけして」

「いえ、お嬢……大空寺さんの頼みですから」

「うむ」

実は大財閥のお嬢様のあゆ。いい仕事してます。

お金を渡そうとする孝之。

「あ、いえそれは……」

「そんな必要ないって、全然。いやマジで」

「そうはいくか。これはもらうわけにいかねぇよ」

「大した金じゃないってばさ」

「金の問題じゃねぇ。心の問題だ」

「心ぉ?」

「これはな、オレにとって大切な本なんだ。それを人任せにしただけでも心残りなのに……絶対にもらえない」

「自分の物だっていう証拠が欲しいってこと?」

「例えばオマエ、人からもらったもの、そのまま好きな男にプレゼントするか?」

「…………」

「理屈にすれば、おまえの言うとおりかもしれないけど、何か……違うだろ? わかるか?」

「……わかる」

顔を赤らめて言うあゆ。かわいい…。

あゆも納得したので孝之はお金を払いました。

「……さっきの例えは、わかりやすかった。そういう気持ちは理解できた……」

「何かオマエ、不思議な奴だな……」

「あ、あにさっ!」

「だって、オマエ誰かにプレゼントしたことねえのか?」

「べ、別にいいさっ!」

「好きな男ぐらい、いねえのかよ?」

「!?」

「お? その驚きようじゃいるんだな? 気をつけろよ〜。オマエ、口悪すぎるからな。嫌われるぞ?」

「……確かにそうね。気をつけるわ」

「お、やけに素直だな。いつもそうだといいのによ」

「じゃかしいわね」

「ま、オマエが好きになる奴ってのは、きっと相当変わってんだと思うけど、それでも多分人間だろ?」

「あ、あんてこと言うさっ!!」

「だから気ぃつけろって言ってんの」

本当にわかりやすい態度ですね、あゆは。

何でこれで孝之は気付かないんでしょう?
 
 

遙は喜んでくれましたよ。よかったよかった。
 
 

翌日。バイトに行く孝之。

話題は当然明日の祭りです。

何かあったときのために連絡先を教えろ、とあゆ。

自分の携帯の番号を教えるのはあゆとまゆのどちらか。

 1、大空寺持ってろ

 2、玉野さんに預けるね

1以外考えられません。

一瞬驚いたような顔になって赤くなるあゆ。

「え……あ、うん」

あゆはメモを受け取るとまじまじを見ています。

「なんだ? どうした?」

「……きったない字ね」

目線を逸らして赤くなりながらいっても照れ隠しなのがバレバレです。愛いヤツよ。
 
 

病室にて。

不安がる遙。

キスしてやりたい気持ちは満点ですがそうもいかないのが辛いところ。

ここは手を握るぐらいで許してください。
 
 

翌日も病院へ。

自分の異変に気付き始めている遙に自分を信じるよう言うことができるか!?

…できないんだよな、今回も……。辛い…。
 
 

そして今日はあゆ&まゆと祭りに行く日。

こんな時に行っていいのかどうか考える孝之。

 1、うじうじ悩んでも始まらない

 2、やっぱりキャンセルしよう

ここは悩んでても仕方ない。パーっと遊んですっきりしましょう!

と言う訳で1。

かなり早く待ち合わせ場所に行った孝之ですがあゆもかなり早く来ました。

あゆも楽しみにしているということでしょう。

「よお…………ちと早すぎじゃねーか?」

「そ、そんなことないさっ! こ、このぐらい常識さっ!!」

「何焦ってんだよ」

「焦ってなんかないさっ!!」

「……まあいいや。オメーも座れ」

「言われなくても座るさっ!!」

「怒るな」

「怒ってねー!」

「じゃあ、少しテンション下げろ」

「下がってねー!!」

「……は?」

「……おや?」

「…………」

「…………」

あゆ、マジでおもれー。いいなぁ。

そして何かと言うとため息をついている孝之。

そんな孝之の様子にあゆも気付きます。

「どうしたん? さっきからため息ついて」

「別に……どうもしねぇ」

「嘘つき」

「…………」

「絵本に……関係あることか?」

「!?」

「それは…………あたしらといても忘れられん話なの?」

「え……?」

「聞いてんだっ!」

「あ……いや、そんなことは……」

「……ならいいわ」

「……そうだな」

心配そうなあゆ。

素直じゃないんでそれでも一筋縄ではいきませんが、逆にそれでこそあゆと言えるでしょう。

それにしても確実にあゆと接す機会は多くなってます。いい調子です。
 
 

3人で祭りに来ました。

射的をやったことのない2人に孝之が見本を見せてます。

まゆは自分でお金を払ってやっているので孝之は自分の残りの弾をあゆにあげてやらせてやることに。

でもあゆは背が低すぎて目の前の台にひっかかるため銃をまっすぐ構えることができません。

ってどんな身長だよそれ。子供でもできるんじゃないの?

でもまゆはできるのにあゆはできないの? 身長同じぐらいだと思ったけど。

まぁいいや。

あゆとまゆのどちらかを手伝うことになりますが当然あゆです。

背が届かないあゆと抱えて持ち上げる孝之。うらやましい限り。

初めてにしてはうまいあゆに驚く孝之に『射的は』初めてだというあゆ。

『射的』は初めてでも『射撃』はやったことがある、とか言う展開なんだろうなぁ。大財閥だし。
 
 

花火を見るために奥の方へ歩いているとさっそくまゆがはぐれてあゆと2人きりに。

もうはぐれないように手をつなごうとする孝之ですが代わりに何かおごれとあゆ。

 1、わかったわかった

 2、なら結構

やっぱ1でしょ。

半ば無理矢理に手をとって歩き出す孝之。

「オマエの手、小せぇなあ……」

「!? あ、当たり前だっ! オマエの手が大きすぎるんじゃっ!」

「はは……そうかもな」

「むむぅ」

あゆ、赤くなってます。ホントわかりやすいやつです。愛いヤツよ。

孝之が買ってやったたこ焼きを美味そうに食べるあゆ。

孝之にもいわゆる『あーん』で食べさせてます。くっ、うらやましい…。

それにしてもたこ焼きもお好み焼きも食べたことがないというあゆ。

金持ちってそんなもんなのかねぇ。俺庶民でよかったわ。
 
 

あゆと2人で待ち合わせ場所に腰掛ける孝之。

握っていた手を離すとあゆは残念そうです。愛いヤツよ。

「オマエさあ……」

「ん?」

「実は何者?」

「は?」

「いや、オマエ実は、スゲーとこのお嬢様で、お忍びで庶民の生活を覗いてるとか?」

「ななななななななんですとっ!?」

「だってさあ、射的はまあいいとしても、たこ焼きもお好み焼きも食ったことねえってのは……」

「そ、そんなことあるわけないさっ! たまたまさっっ!!」

「そっか? あのお姉さんの時も何か不自然だったしな〜」

「あああんまり詮索すんなやっ!」

「…………まあ、いいけどさ。オマエが何モンでも」

「そうそう! あんただって、色々あんでしょ?」

「…………まあ、な」

「…………」

「…………」

「……あんたさあ」

「ん?」

「毎日……楽しい?」

「どういう意味だ?」

「聞いたまんまの意味よ」

「……なんでそんなこと聞くんだ? オマエは楽しくないのか?」

「……案外そうでもないかしら」

「ふうん……やっぱ、オマエちょっと変わってるな」

むむむ…やはり金持ちには金持ちなりの悩みがあるみたいですね。

多少なりとも心の内を明かしてくれるようになってきてくれたみたいでお兄さんは嬉しいです。
 
 

ジュースを買ってくるとあゆと一緒にまゆもいました。

まゆが孝之にお好み焼きを『あーん』しているのを羨ましそうに見ているあゆ。

そんなこんなで祭りは終了です。

みんな楽しめたようで何よりですね。
 
 

翌日、起きると風邪気味な孝之。

とりあえずバイトに来たら楽になったようです。

それでも思い切りあゆに向かってくしゃみをしてしまいました。

顔を拭いてやると怒りながらも顔を赤くするあゆ。

何か一番わかりやすいキャラかも。

んで後頭部に孝之の鼻水をつけたまま歩いていってしまったあゆが怒ってます。

ま、当然だわな。
 
 

病院では遙に会わせてもらえませんでした。

そして次に来るときは写真を持ってくることに。

それにしても…あゆを狙ってると遙や水月とは全然関わりが無いから今後の展開が全然読めませんね。
 
 

病院からの帰り道、水月とばったり会ってしまいました。

徐々に本当のことに気付き始めてる遙に何て言うつもりなのかを問い詰めてくる水月。

「…………私は孝之の側にいたい」

「水月…………」

「それだけ…………じゃあね」

それだけ言い残して水月は走り去っていきました。
 
 

孝之は1人で写真を見て悩んでいます。

本来なら4人のスタートになるはずだった写真。

辛いよな…。
 
 

次の日も起きると体調不良の孝之。

バイトに言っても悩み事のせいか調子がいまいちです。

何とかいつも通りやろうと孝之も頑張ります。他の事を考えよう、と。

帰り際、バイトに欠員ができてしまったのでディナーの時間も頼む、と言われました。

それだと病院に行けなくなってしまいます。

そしてそれは遙に会わなくても済む、と言うこと。

孝之は今やるべきは病院に行くことじゃなくて、自分自身を深く考えることだ、なんて思ってます。

この逃げ腰野郎が。

そしてあと1人残ってもらうことに。

 1、玉野さん

 2、大空寺

ふっ…愚問ですな。

一緒に残ることになったあゆは不服そうながらも赤い顔。愛いヤツよ。
 
 

バイトが終了してあゆを送って帰ることにした孝之。

でも全然本調子じゃありません。

あゆもそれなりに心配している様子。
 
 

翌日のまだ暗いうちにモトコ先生から連絡が入りました。

遙の意識がまた戻らなくなった、と。

孝之が何もしなくてもこうなっちゃうの? もはやこれは遙の運命なのか…。

とにかく病院に向かう孝之。

昨日病院に行かなかったことを激しく後悔しています。
 
 

モトコ先生から事情を説明してもらいます。

遙は自分自身の異変にはほとんど気がついていたそうです。

伸びた髪の毛。痩せた手…。

でも確証が持てなくて写真のことを何度も言っていて…そのうち気を失った。

孝之は遙の求める物を持っていながらそこから逃げた自分を責めます。

モトコ先生は例え写真があっても自分は見せなかった、と孝之を慰めますが孝之は納得しません。

とりあえず写真はモトコ先生に預けることになりました。

「……彼女も、あなたにはこんな風に笑って欲しいんじゃないかしら」

目は隠れてますけどね。
 
 

屋上にて。

涙を流す孝之。

それでもバイトの時間はやってきます。

こんな状態で行くのか…。

 1、行く

 2、行かない

行きます。行かないと。あゆに会いたい(俺が)。
 
 

バイトに来ても孝之の心は晴れません。

それは自分の気持ちに気付いてしまったから。

遙に全てを伝えることができなかった。

遙に全てを伝えずに…済んだ。

どこかホッとしてしている自分。
 

こんなの……こんなのって最低だ。
 
 

と言うところで続きは明日。


前へ   トップへ   次へ