2001.12.31 「目移りしがちな感じ」編
大晦日まで俺は何やってんだか…。
病院へ見舞いへ。
遙と茜でやった『孝之が何分後に来るか』という賭けは茜が勝ったことにします。
っつーか結果知ってるしね。
病院からの帰り際、何か知らんが天川さんにやたら「せっくすしましょう!」と言われてます。何故?
からかうつもりでOKしたら何か駅で待ち合わせすることに…。
とりあえずアニメみたいな足音は笑いました。あの擬音で表せない足音。
そして駅前で待つ孝之の元へやってきた天川さん。普段着はセーラー服です。
つっても制服みたいんじゃなくて本当の意味でのセーラー服。
「……さあさあ、どこでしましょうっ?」
本気なのか、この人は?
据え膳食わぬは男の恥…しかし今は茜なんだ、茜一筋なんだ!!
…でもなんか選択肢が出てこないままラブホテルまで来てしまいました。待てって!
と思ったら出てきましたよ、選択肢。
当然逃げさせていただきます!!
孝之は天川さんをヤりまくり人間だと思っているようですが…どうなんでしょ?
見かけはともかく言動は確かにそんな感じですがおそらく違うのでしょう。
それは次の次の次あたりで明らかになるんじゃないでしょーか。
それはそうとなんかあゆ・まゆと祭りに行くことになってしまいました。
なんか1周目よりも遙・水月以外の娘達がらみのイベントが多い気がするのは気のせいでしょうか?
ひょっとして1度遙をクリアすると他の娘達もクリアできるようになるってやつ?
よくわかりませんがまぁ為せば為るでしょう。
病院に行くと天川さんとホテルに行ったことが星川さんにも伝わっていました。
まぁヤっちゃいないんですがかなり誤解されてます。
遙の病室へ行くと元気がありません。
考えすぎると頭が痛くなる…ああ、ここまできたか。
自分がおまじないをしたかどうかもわからなくなってます。
そして2択。
1、おまじないをしたのはオレだよ
2、考えすぎはダメだって言ったろう?
く…くうっ……スマン! スマン、遙!! 今回は…今回は2なんだよぉぉぉぉ!!!
病室を出ると顔色の悪い茜が。
ホントにどうすればこんな茜とヤれるような状況になるんだろう…。
孝之の家に慎二がやってきて水月と3人、集まって和やかな雰囲気に。
やっぱり慎二が茜の水泳の大会に応援に行こうと言い出しました。
今回は孝之自ら行かねばなるまい!!
でも何か前回より水月と仲がいいような感じ…やっぱり遙を突き放してるからなのかなぁ。
茜の大会当日。
ここは当然バイトになんて行ってる場合じゃありません。
会場の白陵の室内プールへ行く孝之と水月。
まずは予選が行われました。ぶっちぎりで1位。流石は俺の茜。
そして午後になって決勝がスタート。
結果は…2位。
いや知ってたけどね。やっぱ孝之が来たからって順位が変わるわけないか。
水月は帰ると言ってますが孝之はどうするのか。
当然茜が出てくるのを待ちますよ。
校門のところで茜を待つ孝之。
水月は茜を元気付けてやってくれと言い残して帰っていきました。
少し待っていたら茜が出てきましたがやはり孝之を無視して横を通り過ぎようと。
孝之は後ろから追いかけるように話し掛けます。
「……見てたんですね」
「あ……ああ」
そして隣に並ぶ。
「……ごめん」
「…………」
「何て声をかけていいか、わからないから……」
「いいんですよ、笑ってくれて」
「なんで笑うんだよ」
「あの人のようにはならないって豪語しておいて……これですから」
「茜ちゃんは頑張ったろう?」
「…………」
「それにな、優勝しなかったから水月に反発しちゃいけないってこともない」
「…………」
「それとこれとは……」
「同じです」
「…………」
「…………」
しばし無言。
そして別れ道に差し掛かったところで茜が話し掛けてきました。
遙には大会の結果を伝えないでくれ、とこれから病院に行く孝之に言う茜。
そのまま家の方へ歩いていく茜。
「茜ちゃん!」
「え……」
「凄かった。かっこよかったぞ!」
「…………」
茜の目から涙が……。
「茜ちゃ……」
「失礼しますっ!!」
走り去る茜。
茜が優勝できなかった訳は遙の付き添い等で体調がボロボロだったせいなんでしょう。
でも茜がそのことを理由にする訳がありません。うううっ……。
今回もまた遙に絵本を探すことになった孝之。
ですがやっぱり『マヤウルのおくりもの』は全然見つかりません。
そこに現れたのは…まゆ? Why? 前回はあゆだったのに…。
絵本を探してるんだ、と言って汚れた絵本を見せると…何とその本を見たと言うじゃありませんか!
「まことかっ!?」
「…………」
まゆの口癖が移ってる孝之。
「変な返事ですね、孝之さん」
玉野さんにだけは言われたくないんだけど……。
声を出して笑った。まゆもいいなぁ(節操の無い俺)。
まゆの案内で古本屋へ向かう孝之。
あるにはあったが初版の新品と言うその本はやや高め。
しかし買わない訳にはいきません。
帰り道、一緒に行く予定の祭りの話題になる2人。
まゆは花火を楽しみにしているようです。
…ん? そう言えば遙の病室から花火が見えたりしたらマズいんじゃないの?
それとも見えないぐらい遠くでやるのかなぁ。
未だに町と町の位置関係とかわかってないんです。すんません。
面会時間を過ぎた遙の病室へ。
遙の話によると茜は今日見舞いにこなかったそうです。ちゃんと来るって言ってたのに…。
遙と絵本を読んでたらやっぱりモトコ先生に追い出されちゃいました。
そしてモトコ先生に連れられて入った別の病室には…茜?
どうやら廊下で座り込んでいて運ばれてきたそうです。
かなりの高熱で息も荒い茜。
「彼女、お化粧までした無理してたのよ」
「えっ!?」
「どうしたの?」
まさか昨日の化粧の香りって……。
「若いとファンデーションの乗りもいいから羨ましいわ」
「…………」
「なに? そのせいであなたもすっかり騙された口じゃないの?」
「う……」
いやそれはお前が鈍いだけだって。
モトコ先生が茜に付き添うかどうかを聞いてきました。
1、付き添います
2、2,3時間だけなら……
どっちにしても付き添うのね。
だったら1です。時間限定なんてとんでもない!!
モトコ先生が出て行った後は寝ている茜と孝之のみ。
まだ息が荒く、熱も高い茜。
そのうち解熱剤が効いてきたのか息も静かになってきたようです。
とたんに静まり返る病室。
それと同時に不安になる孝之。
茜は目覚めるのか。
目覚めるに決まっている。「ただ」の風邪なんだから。
でも…遙は「ただ」の交通事故で目を覚まさなくなった。
孝之の中で茜に遙が重なります。
「なあ……
今度の日曜は、どこ行こうか?
絵本展はさ、終わっちゃったけど……他に行きたい場所なら、どこだっていいぞ」
なんだ、遠慮してるのか?
オマエ、らしいな……。
…………
……なあ。
……お願いだから、さ。何か、言って、くれよ……。お願い、だから…………」
いつの間にか夢を見ていた孝之。
目覚めない遙に声をかけ絶望に打ちひしがれていた頃。
「……どうして、泣いているんですか?」
涙を流す孝之の頬に手を触れる茜。
「……姉さんのこと? どうして? 姉さんのことを?」
「……茜ちゃんの寝顔が……遙に見えたから」
「……私が……姉さんに?」
「もう……」
「え?」
「いや……」
「……聞きたいです」
「……目覚めないんじゃないかって……不安になって……」
「…………」
「お願いだから……」
「…………」
「どんなに言葉で責められても、怨まれてもいいから……頼むから……こんな思いだけは……させないでくれ……」
「…………」
「オレにはもう…………耐えられない」
結局、孝之の心は何も変わっていなかった。
悲しい思い出を心の奥底に押しやろうしていただけ。
消えるわけもないのに。忘れられるわけもないのに。
あとは先生にまかせて帰ろうとする孝之。
「オレなんかに見られてても落ち着かないだろ? あとは先生がやってくれるよ」
「……帰っちゃうんですか?」
「……ん?」
「帰っちゃうんですか?」
「だって……」
「…………」
「オレなんて……」
「……行かないで」
「…………」
「…………」
「わかった。茜ちゃんさえよければ、側にいるよ。オレなんかが言ったって説得力ない言葉だけどな……はは」
「信じます」
モトコ先生にずっと付き添うことを伝えて再び茜の病室へ戻る孝之。
「あの……」
「こら。大人しく寝なきゃだめだ」
「…………」
「何をして欲しいんだ?」
「……手を……握ってて欲しいです」
「…………」
「眠るまででいいですから……」
「……わかった」
茜の右手を両手で包み込む。
これは…茜が孝之に完全に心を開いた、と見ていいんですよね?
なるほど…こう言う経緯か…。
朝目が覚めるとそこは病室。
茜の付き添いのまま寝てしまっていたようです。
「おはようございます」
「……おはよう…………」
「私はちゃんと目を開けますから……」
「……っ!」
「姉さんの名前……何度も呼んでました」
「え……」
「ずっと……手……握ってて……」
「……ごめん、痛かったろう?」
「いいえ……」
「具合は……いいの?」
「まだちょっと。でも後は家で休みます」
「そうだな。化粧なんかしてまで無理すんな?」
「…………知ってたんですか?」
「あんな臭いのするやつ使うからだ。ツメが甘いぞ」
お前気付かなかっただろうが。
モトコ先生のところに行った後、一緒に帰る2人。
帰りの電車の中で孝之の寝言の話題になりました。
ファミレスの挨拶を寝言で言ったりしていたみたいです。
そしてその後…遙も名前も出てきた、と茜は言います。
孝之の気持ちが少しわかった、とも。
家に帰ると水月からのメモが置いてありました。
『夜に話したいことがあるので、絶対に家にいてください』
昨晩何の連絡も無しに帰ってこなかったので相当お怒りの様子。
すいません、水月は最後にしようかなぁ、なんて思ってるんです。
後回し、じゃなくてシメです、シメ。
翌日のバイト。
あゆ・まゆと次の日に予定している祭りの話になりました。
とりあえず自分の携帯の番号を書いたメモはあゆに渡して、っと。
携帯の番号を受け取って赤くなるあゆ…かわいいかも。
バイト後に病院に向かうと茜がベンチに腰掛けているのが目に入りました。
明らかに具合が悪い様子。家で休んでいたはずでは?
「……私昨日も休んだから……今日はお母さんも来れないし……」
なるほど…1周目でもこの会話あったな。
こーゆー流れだったのか。
前回は様子を見るだけだったが今回は違う!!
「さ、帰ろう。送っていくから」
フラフラになりながら歩く茜を支える孝之。
電車を降りて駅から出るともう茜は目も開けていられない様子。
孝之はタクシーを捕まえて乗り込むことにしました。
そして…3年ぶりに見た……茜の、遙の家。
たまたまそこに帰ってきたらしい母親に任せて帰ろうとしたら引き止められてしまいました。
3年前のイメージと重なる家の中の情景に心がゆれる孝之。
母親は今の茜と孝之達の状態を知らない様子です。
別れ際の言葉。
『これからもよろしくお願いします』
騙しているような気がして罪悪感を感じる孝之でした。
家に帰ると水月が待ってました。なにやら神妙な様子で。
昨晩帰らなかった理由を説明して一応そのことは納得してくれましたがそれでも水月の顔は晴れません。
原因は床に出ていた『マヤウルのおくりもの』。
今回も水月はやっぱりこの絵本が孝之と遙の絆となってしまうことを恐れていました。当然だけど。
「いつもの」喧嘩もできないまま、帰って行く水月。
翌日。約束の祭りの日です。
どうやら遙の病室からは花火は見えない様子。
病院の遙の病室へ行くと遙は昨日来てくれなかった、と怒ってます。
そっか、茜を送って行っちゃったから遙のところには顔を出してないんだ。
謝る孝之。
「昨日は、ちょっと急用ができて、どうしても無理だったんだ」
「そ、そっか……ごめんね……孝之くんも受験……だもんね」
「ん? あ、ああ……」
「そっかあ……そうだよねぇ……」
久々に『痛い』会話。遙を騙してるような感覚。
そして遙はだんだん自分を取り巻く環境、そして自分自身に違和感を感じ始めています。
ヤバいですね……今回もまたヤバいですね。
『オレを信じろ』
このセリフを言うことができるのか。
………………………………。
今回は言えないんだよぉぉぉぉ!!!
うがぁぁぁぁぁぁ!! 言いてぇぇぇぇぇぇぇ!!!
オヤジさんと話した後、モトコ先生と一緒に病室に入ると遙が写真を見たいと言い出しました。
ついにここまで来たか…。
取り乱し始めた遙を置いて病室を出る孝之。
祭りの時間までは結構あるみたいです。
孝之はこんな時に祭りなんて行ってていいのか悩みます。
1、うじうじ悩んでも始まらない
2、やっぱりキャンセルしよう
どうしよう……確かに今は茜狙いなんでここはキャンセルするのが王道なんでしょう。
でも俺はあゆ・まゆと祭りに行きたい。
それに約束は大事だし。
と言う訳で今回は祭りに行かせていただきます。
浴衣姿のかわいいまゆと、何故かドレスアップしてるあゆ。うん、かわいい。
射的をやったことの無いらしい2人に教えないといけなくなりました。
あゆ・まゆ。どっちをとるか……。
っつーか今回はどっち狙いでもないんだからどっちでもいいんだけど。
と言う訳で個人的趣味の結果あゆ。
うーん、いつの間にかあゆが結構気に入ってるな、俺。
射的が終わって花火を見ようと歩いていたらまゆがはぐれてあゆと2人きりに。
やっぱり悪態つかれまくりですが気になりません。重症?
んではぐれないように手をつなごうと言う孝之。
つないでやってもいいが何かおごれ、とあゆ。
1、わかったわかった
2、なら結構
うーん、どうしようかな…。1を選んで手をつないだりするとそろそろ茜攻略に支障が出るかもしれん。
あゆは次の機会ってことで。ゴメンよ…。
と思いきや2を選んだにも関わらずたこ焼きを買ってやったりといい雰囲気な2人。
そしてそうこうしてるうちに花火が上がり始めました。
そのうちまゆも待ち合わせ場所にやってきて一緒に花火を見る3人。
あー、俺も花火見たくなってきた。
翌日、具合の悪くなった孝之は薬をついでにもらおうとバイトへ。
昨日の花火の話題などで盛り上がりつつ、その後は病院へ行く孝之。
医局へ行くとモトコ先生の他に茜もいました
徐々に現在の状況を遙に話していく、とモトコ先生。
次に来る時に写真をモトコ先生のところに持ってくることになりました。
庭で話をする孝之と茜。
自分が孝之に風邪を移したと思っている茜に、それを否定する孝之。
でもクシャミを連発。
それを見た茜は笑顔を見せます。かわいい(こればっか)。
帰り道。
「あの……」
「ん゛?」
「……ありがとう……ございました」
「なでぃが?」
「あの……看病とか……送ってもらったりとか……」
「あ゛あ゛、気にじなぐででぃいよ。誰でも……ズズズ……することさ」
「…………」
鼻声の孝之がウザいですが茜との距離は確実に縮まってきています。
花屋の前で立ち止まった孝之に対して、遙に花を買っていくのか尋ねる茜。
孝之は答えを出さないうちから適当なことをすれば茜が怒るだろう、と思いそのまま帰ろうとします。
「さ……行こうか……」
「待って! ……くださいっ!」
「ん?」
振り返ると茜は泣きそうな顔をこらえているような感じに見えます。
「どうした?」
「……めんなさい……」
「え?」
「……ごめんなさい……」
「なんだ、どうしたんだよ?」
「……何かをしようって気持ちを…………ううん、そうですよね、虫がいいですよね」
一瞬『花の代わりに虫を持っていってあげた方がいいですね』なんて意味かと思ったバカな俺。
「……ちゃんと言ってごらん?」
「…………」
「私が全部……否定して来たんですもんね……全部……」
「…………」
「ふと……思ったんです……鳴海さんの決心を鈍らせたり、遅らせたりしてるのは、私のせいなんじゃないかって」
「茜ちゃん……」
「直接……接することでわかることや、変わるものがあるって………………気付いたから……私……」
つまり遙と孝之が接する機会を少なくしていたのは茜、ってことですか?
だから孝之の心もなかなか決まらなかった、と。
そして孝之と接したことで孝之に対する心が変わった茜がそれに気付いた、ということかな。
とりあえず花を買うことにした2人。予約は茜がして翌日孝之が買って病院に持っていく、と。
駅からの帰り道、バカ課長に絡まれてる水月を発見。
助けるべきかどうか……ってあれ? 今回は『助けない』の選択肢があるぞ?
確か前回は無かったはず。やっぱり1周目と2周目以降は違うみたいですね。
さてどうするか……。
助けたいのはやまやまだがここは茜一筋で。ゴメン、水月。
と思ったら水月が自分でぶっ飛ばしちゃったみたいです。
果たして2人はどうなるのか……まぁ今回は結ばれることは無いんだけどね……。
という訳で今日は…今年はここまで。