2002.3.18 「……あれ?」編
実はさっき、初めてオープニングテーマを聞きました。
今まで特に意識せずにクリックして飛ばしてしまっていたんですよ。
サスペンス風のイントロから始まるこのオープニングは加奈のイベントCG特集とも言うべきものでした。
っつーかまだゲーム本編で見てないCGまでも見せつけられてしまい、ややブルーです。
と言う訳で今日も元気に『加奈りましょう』(動詞)。
前回クリアした時のデータの途中から始めます。
加奈が最後の退院をした時に抱かない選択肢を選ぶと果たしてどうなるのか……。
今回はそこからです。
「……いい……のか?」
「……(こく)」
加奈を抱く
抱かない
ってところですね。
前回も言いましたが、ここで加奈を抱いたほうがいいのか、抱かないほうがいいのか。俺にはわかりません。
だから前回は『抱く』にしたから今回は『抱かない』。それだけです。
駄目だっ! と加奈を引き離す隆道。
「お兄……ちゃん……?」
「……」
「いいよ……わたし」
「駄目だっ!」
そう言いながら加奈から目をそむける隆道。
「許されない……絶対に……」
「……」
「わかってくれ……頼む」
「……そういうところ、本当に立派だと思う、わたし」
「立派なもんか……最低だ……」
「尊敬してた……」
「……」
肩をつかむ隆道の手に、加奈がしんなり手を重ねてきました。
「この手に……ずっと守ってもらってきたんだね……」
「……」
「明日、病院に戻ったら……もうかえってくることはないと思うけど……」
淡々を言葉を紡ぐ加奈。
「今まで、本当にありがとう……」
「やめてくれ……そんなこと、言うのは……」
「長い間、お世話になりました」
ベッドに正座して、加奈は深々とお辞儀をします。
「なに……言ってんだ……」
珍しく素直に涙を流す隆道。
そして加奈を抱きしめる。
「負けるな……負けるなよ……加奈……あきらめるな……」
「ごめんね……でも、楽しかったから……幸せだったし……生まれてきて良かったって……本当に良かったって………でもね、一番大切なのは……」
加奈もいつしか涙声になっていました。
「ずっと大好きだったお兄ちゃんと……一緒にいられたから……」
それが今生の別れであるかのように2人は抱き合い続けるのでした……。
前回加奈を抱いてしまった故に「尊敬する」と言う加奈の言葉が痛い。
抱いたからといって加奈の尊敬がなくなってしまったとは思えませんが。
既に俺はこの時加奈が自分の気持ちを伝える決心をしていたことを知っています。
隆道と結ばれることを目的としていた訳ではないことも。
自分の気持ちを伝えて、隆道の気持ちもわかって。
加奈は幸せだったのでしょう。
その後の展開は前回と同じでした。
加奈が風邪を引いて。
勇太に殴られて。
「近親相姦」呼ばわりされるところまで同じ。今回は抱いてないのに。
ただ夕美との別れ方は違っていました。
前回は加奈を抱いている時に夕美からの電話があったのですが今回はそれが無かったためにセリフ回しが少し違ったのです。
それでも夕美と別れる、と言う結果に違いはありませんでした。
とうの昔から隆道の心に住み着いていた存在・加奈。
そのことに気付いた隆道は夕美と付き合うわけにはいかなかったのです。
その後は完全に同じ。
加奈が全員に挨拶をして、眠りについて。
隆道が夢の中で加奈に別れを告げて。
目覚めると雪が降っていて。
でも加奈はもう息を引き取っていて……エンディングテーマ。
そして3日後。
加奈の病室の整理をする隆道。
最後の荷物である鉢植えを持って病室を出ました。
ガランと広く見える病室。その視野の中心にはいつも加奈がいました。
それがなくなってしまったためか、穴があいたような印象を受けます。
しばらくは隆道自身の心にも穴があいていることでしょう。
ただ、そこに絶望や後悔が微塵もありませんでした。
最後まで加奈は自分の運命と向かい合って生きたから。
鉢植えの蕾は、雪解けと同時に、
白い小さな花を咲かせた−−−
[ Fin ]
…………はい?
い、いや、加奈が死んでしまったのはもちろん悲しいんですが……これで終わりですか!?
香奈は? 日記は?
だってドナー登録してたのって加奈を抱く抱かない以前の話でしょ?
香奈を助けるには加奈とヤらなくちゃいけなかったってこと?
それとも省略したたけで移植はされたとか……わからん。
とにかくめちゃくちゃ中途半端な印象を受けました、このエンディング。
その名も『知的ルート 第一エンド 雪』。
あまり救いがないままに終了です。はぁ……。
とにかくまた出てきました、この『知的』という言葉。
だったら今度は知的じゃない加奈を見てみたい。
多分選択肢を変えれば違う加奈になるんでしょう。
と言う訳でプレイ開始!!
俺には妹がいた。
俺には妹がいる。
はい?
何ですかこれは? いきなり選択肢とは……何?
これはひょっとして一度クリアすると出てくる選択肢ですか?
ふーむ……さっきはデータをロードしちゃったら気付かなかったな……。
さてどうしましょう。
『いた』……過去形ですか。これを選ぶと言う事は加奈は過去の存在ということでしょうか。
確かに加奈を死なせたばかりですが。
なんか嫌な感じだけど選んでみますか。
・
・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・
誰だ!
嫌な感じなんて言ったのは!!!(俺です)
誰だ!
過去の存在なんて言ったのは!!!(俺です)
くっ……こんな短い話で俺を泣かせやがって……。
これは特別編と言うか、おまけシナリオでした。
加奈との思い出を隆道が思い出す、と言うストーリー。
加奈と一緒に病院の花壇に埋めた種。
結局それは加奈が生きてるうちに花を咲かせることはなく。
ある日美樹さんに呼ばれて病院に行ってみるとそこには見事に花をさかせたウメバチソウが。
そう。
それは隆道と加奈の思い出の花、ウメバチソウだったのです。
涙する美樹さんや、加奈のことをたまには思い出してやってくれ、と言われて元気に頷く香奈。
はうぅぅぅ……。
と程よく涙腺を弱くしたところで本編に入るとしますか。
今度は知的じゃない加奈(って言うとバカみたいだな)を目指します。
それではスタート!!
最初は1回目と同じです。
合格を加奈に告げる隆道が思い出す昔の加奈との思い出。
ハイキングの時の隆道はホントにむかつきます。マジでぶん殴ってやりたい。
ん? そう言えば加奈が牛乳好きって言うエピソードはこの時しか出てこなかったなぁ。
そして加奈が山でいなくなりました。
探しに行くかどうか。
人としてここで探しに行かないわけにはいきません。
加奈を探して、蜂から守って入院。
リンゴを剥いた加奈はやっぱりいきなり大人っぽくなって。
と言うかこの作品、イベントCGは全般的に大人っぽすぎだと思います。
そして美樹さんは心なしかやはり若いです。こうなるとCGが無いのが悲しいなぁ。
加奈の見舞いで病院へ。本を貸してあげることに。
偉人伝『野口秀雄』
小説『ぼくたちの小遣い戦争』
漫画『ビックフット世界一周』
今回は『知的じゃない加奈』を目指すので漫画でいきましょう。
隆道はやっぱり夕美を拒絶します。
そんなある日、育郎に消しゴムを窓の外へと消されてしまった(ワザとじゃないのですが)隆道。
諦めて間違えないようにノートを写そうと思っていたら、誰のかわからない消しゴムが休み時間のうちに机の上に置かれていました。
それは女子が使うようなピンクの消しゴム。しかも新品。
誰の親切かわからないうちにそれを使う隆道ですが、これは間違いなく夕美でしょう。
さらにある日の下駄箱にて。
隆道の下駄箱に巾着袋に入った人形がありました。
これまた誰だかわかりませんが、この人形、明らかに夕美です。夕美人形です。
きっと夕美が自分で自分の人形を作って、それを隆道に持っていて欲しいがために下駄箱に入れておいたものなんでしょう。
小学生らしい初々しい乙女心が泣かせます。
さて、これをどうするか。
こっそり持ち帰る
捨てる
夕美の気持ちを無下にはできません。俺が欲しいくらいです。
そして隆道は気付いていました。その人形の猫のように大きな目に。
隆道はそんな目をした娘を知っていたのです。
でも隆道は何も考えずに走るのでした……。
いろいろあって隆道は高校生に、加奈は14歳に。
自転車の後部座席に座る加奈から感じるささやかな胸のふくらみ。
胸、大きくなったな。
怪我、ないか?
ごめん、どうしてもお約束がやりたくて。
1周目は『怪我、ないか』でした。
今回は『知的ではない加奈』を目指すのです。
でも『胸、大きくなったな』じゃ色気のある加奈になりそうな気が。
気分はすっかり「子育てマイエンジェル」です。
ま、今回は『お約束』でいきましょう。
その後学校で黒い3連星にイジめられる加奈を目撃。
飛び出す。
様子を見る。
うむむむ……当然スグに飛び出したいのやまやまですが……っつーかやっぱり飛び出しますよね。
その後勇太も登場して事なきを得る加奈。
放課後は待ち合わせて加奈とお出かけです。
公園で元気に遊ぶ
水族館で静かに過ごす
Hな本を見に行くというのは冗談だけど……
元気に公園!!
そして何で遊ぶか!?
ブランコで元気に
ジャングル・ジムで頭を鍛える
シーソーでのんびり
加奈の体調を考えるとのんびりした方がいいのかもしれませんが、今日は元気に遊ぶと決めたのです。
ブランコでバリバリ遊びましょう。
「楽しかった!」
加奈もご満悦のようで何よりです。
さらに加奈と寄り道。
今日は喫茶店に。
たまには図書館なんてのも。
ゲーセン初体験。
前回もそうだったけどゲーセンへGO!!
ちなみに俺はこのゲーセンでも流れてる音楽好きです。いわゆる『夕美のテーマ』(だと思う)。
『Fanciful Jump』って曲。意味は「気まぐれなジャンプ」。
明るい感じの曲で一番のお気に入り。ストーリーとは当然一切関係無いのですが。
ゲーセンでビクつく加奈と何で遊ぶか。
格闘ゲーム
パズル・ゲーム
脱衣麻雀
果たして格闘ゲームが『元気』なのかどうかは謎ですが、少なくともこの中では……ね。
加奈と夜祭に。
何で遊ぶかですが……。
金魚すくい
射的
古本市
一番元気なのは射的かな?
加奈は射的で手に入れたゲームソフトを隆道にプレゼント。
どうやら隆道にあげるためにそんなものばかり狙っていたようです。
……ジッポーライターも?
そして偶然夕美とぶつかってしまった隆道。
話しかけてくる夕美を追い払うように対応する隆道にやや怒りが芽生えました。
何気に俺は夕美ファンですね。
そんな訳で今回は夕美狙いでいってみます。
……いや、わかってますよ。
この『加奈〜いもうと〜』は「加奈狙い」「夕美狙い」「美樹さん狙い(?)」なんて単純なものではないことは。
でも夕美に積極的に対応することでやはりエンディングに違いがでてくるじゃないか、と。
だから今回も転びそうになった夕美に手を差し伸べさせる俺です。
ちなみに夕美と隆道の様子を見て元気をなくした加奈には、帰り道で尻を触っておきました。
中学まで加奈の送り迎え。
妙に馴れ馴れしいと言うか、親切に接してくる勇太が加奈の送り迎えは自分がやろうか、と言ってきました。
なにやら今回の勇太はやけに積極的です。
やってもらおうかな?
断る
加奈は隆道の背中に回って見上げてきてます。その意図するところは一つです。
勇太には悪いですがここは断っておきましょう。
夏休みに。
両親はお葬式に出かけて留守でした。何でもずっとホスピスに入院していた叔母さんが亡くなったらしいのです。
って須磨子さんじゃん!!!
おいおいおいおいおい!! いいのか、こんな家でのんびりしてて!?
なにやら明らかに物語りは違った方向に進んできてます。これも加奈が『知的』じゃないから?
その夜。
2人で仲良く店屋物を食べていたのですが、ふとコップを落とす音が。
そしてそのまま台所の縁にのしかかって、ずるずると床に滑り落ちていく加奈。
「おい!」
身体をひっくり返すと、加奈は苦悶の表情を浮かべていました。
「……気分が……悪く…………」
「ど、どうして……」
食べたばかりのものを吐き出す加奈にうろたえるばかりの隆道に、やっと『病院』という言葉が浮かんできました。
しどろもどろになりながらもなんろか病院に連絡。
駆けつけてきた救急車に乗って、加奈はそのまま入院することに。
そして結局進級できずに、加奈の「隆道と同じ学校に通う」というささやかな夢は叶わぬ夢となってしまったのでした。
隆道の後輩として双葉学園に入学してきた勇太が、加奈との交際を認めてくれなんてことを言い出しました。
駄目だ。
いや、そんなことないさ。応援してるよ。
……どうしましょう?
今回は夕美寄りでいこうか、何て思ってましたが……ここで勇太に任せていいものか。
………………かなり悩みどころです。
勇太も不憫なやつなんですよね。加奈には全然振り向いてもらえないし。
それに勇太は本当に加奈のことを想っています。
隆道も言ってます。勇太は自分と同じだ、と。
そして最終的には加奈が決めることでしょう。
とまぁ、長々と書いてますが今回限り応援してやることにしましょう。
「アプローチが成功したら、お兄さんと呼ばせてもらいます!」
そんなことを言って勇太は去っていきました。
早くも後悔してる俺だったりして。
と言う訳でやはり前回とはだいぶ違う道を歩き始めています。
特に須磨子さん、そして香奈と出会うことなくストーリーが進んできたのは驚きでした。
あの2人は加奈にとってかなりのキーパーソンだったはずなので。
果たして『知的じゃない加奈』の運命は……。
以下次回!!