2002.2.25 「暴走・冬子さん」編
裏ルート・冬子さん編その2。
ふと思ったんですが表ルート、つまり恭生編と同じだけあるとしたらあと2回あるってことになりますね。
前回が「恭生&貴理」だったから残るは「恭生&有夏」「貴理&有夏」の2つが。
でもそこまで細かく分けるような選択肢あったかなぁ?
前回はいたって普通にやって「恭生&貴理」になったからてっきりそれだけ思ってたけど……。ま、やってみれば判るか。
と言う訳で。今回は前回とは逆の選択肢でいってみます。つまり冬子さんを出かけさせない、和典達の相手をしない、等等。
それではスタート。
「ハァンッ!」
から始まるのは前回と同じです。
【8/1】
集落へ来た冬子さん。
旅館のおばさんを他人の話を聞かないタイプと言うことにして休むことに。
夕方自分の住んでいた家に行って帰宅。
【8/2】
朝。前回はすぐに起きたので寝直します。
……と思ったのですがおばさんがエサをあげている山鳩の声で結局目が覚めてしまいました。
そして恭生との出会い。
その後宿に戻って集落内を見て回るか、一日ゆっくりするか。
前回は見て回ったので今回はゆっくりすることに。
……と思ったらやっぱり出かけてしまいました。
こっちの思惑完全無視かよ。
ま、それだけキーとなる選択肢以外は何を選んでも大丈夫、と言うことなんでしょう。
【8/3】
貴理が訪ねてきました。
『ふーん……古積くん、他にも何かいってた?』
『ふーん……古積くん、他には何もいわなかったんだ?』
よくよく見ると後者の方が思わせぶりなんですね(よくよく見なくてもだけど)。
前回は後者だったので今回は前者。
そして二人はドライブへ。前回話をしたかどうか覚えてないので適当に。
貴理と別れた後は和典&恵との出会いです。駄菓子屋でお菓子のことで喧嘩している2人。
前回はお菓子を買ってあげたので今回は注意するに留めておきましょう。
……と思ったらやっぱり買ってあげちゃいました。
【8/4】
英輝との邂逅。
夜に1人、英輝とのことを思い出してクスクスと笑う冬子さんが怖いです。
【8/5】
恭生を訊ねて英助爺さんの家へ。
昼食に誘ってきた英助爺さん前回はその言葉に甘えさせてもらったので今回は断ろうとしてみます。
……でも恭生の言葉であっさり食べていくことに。
当分はこっちにいるのか、と言う爺さんの質問。
前回はしばらくいる、と答えたので今回はそろそろ帰ることに(ホントに帰られたら困るんだけど)。
帰る前にもう一度来なさい、と言う爺さん。ま、あんまり変わんないかな。
恭生と2人で貴理の部活現場へと向かいました。
有夏を見て前回は思い出せなかったので今回は思い出してあげることに。
でもやっぱり有夏は冬子さんのことを覚えていませんでした。
「そっか、覚えてないか。まぁ、わたしって結構地味な方だったから仕方ないわよね?」
それを聞いて吹き出す恭生と苦笑を浮かべる貴理。いいリアクションです。
そして今回も有夏の貴理に対する気持ちを知った冬子さん。果たして今回はどうなるのでしょうか。
旅館に戻ると和典と恵が待っていました。一緒に遊ぼう、と言う2人。
『じゃ、どこかに遊びに行こうか』
『確かにそういったけど……』
前回は遊んであげましたが今回は後者でいきましょう。恵とは遊んであげたいんのですが仕方ありません。
……でも恵の訴えかけるような視線に負けて一緒に遊ぶことに。
冬子さんが昔住んでいた家で涙を流す冬子さんとそれを見てあやす2人。切ないです……。
【8/6】
恭生と一緒にダムを見に行った帰りにキス。
展開としては『こんな挨拶なら、またして欲しいかも』とでも恭生は思っているんでしょう。
【8/7】
遊びに来た和典&恵とドライブ。
それにしても交番の無い集落ってのもスゴイですね。
向かったのは小学校。冬子さんは学校に小さくなったような印象を受けますがこれは旧校舎が無くなったことを指しているのでしょうか。あ、でも取り壊されたのを知ってるんだから違うか。
恭生達が掘った後でジャンプして遊ぶ和典達ですが、今回は冬子さんには我慢してもらいましょう。面白いから一緒にやってもらいたいんですけどね、ホントは。
【8/8】
嫌いなはずの集落にもっと留まるために町へ買い物に。
爺さんに「もう帰るつもり」と言ったことは完全に無かったことにされてます。
インナーまで買ってますが前回も買ってたっけかな? いまいち覚えてません。
そして帰宅。今回は英輝と会いませんでした。ちょっとルートが変わってきているようです。よし(グッ ←手を握り締める音)。
夜はインナー片手にワインです。やっぱりインナーは前回無かったんですね。
そしてそのインナー(まぁぶっちゃけた話、ブラジャー&ショーツ?)を着けてみせる相手として浮かんだ顔は……恭生だったのでしょうか。
【8/9】
この日はお祭りです。おばさんに浴衣を借りてレッツゴー。今回も下着レスで。
今回は誰とも出会うことなく祭りの会場に着きました。その中で恭生を探す冬子さん。
首尾よく恭生達に会えた冬子さんですが、恭生に浴衣姿を褒められてやや同様気味。
そして有夏を迎えに貴理はその場を去って行きました。冬子さんを女の目で見てから。
5人揃って楽しくお祭り。
そんな中、冬子さんは恭生を貴理からちょっとだけ借りても許してもらえる、なんて考えます。
そして狙い通り他からはぐれて恭生と2人っきりになると、祭りから離れた石垣で涼む冬子さんと恭生。
「こんな所で、わたしとビールなんて飲んでていいの?」
「……そういうのも悪くないかな、と思って」
内心は貴理と遊びたかった、と思ってるくせに。
「なのに、そんな事言うんですか?」
「女の子に誘われたら、恭生は誰にでもついていくの?」
「そんなわけじゃありませんけど」
「これが、最後のお祭りなのよ」
借りただけ、貴理から借りただけ、と自分に言い聞かせる冬子さん。
「もっとも、わたしは恭生とこうしているの、楽しいからいいけどね」
「そりゃ、光栄です」
祭りが終わるまでずっとこうしていてもいいくらい、などと心にも無いことを言う恭生。
「……バカね」
「はぁ?」
とぼけちゃいますが当然恭生はわかっています。裏はとれてます。
恭生はきっと判っていない、と思っている冬子さんの脳裏に聞こえてきた妙なささやき。それは。
−−−何にも、判ってないなら……
もしかしたら、これ。
貴理に返さなくてもよくなるかしら……
恭生が『これ』呼ばわりされてますが、その辺は冬子さんの男性観からきているのでしょう。
そして今頃は貴理と有夏が河原でくんずほぐれつしているのでしょう。
【8/10】
恭生の気持ちが貴理にあることを見抜いている冬子さんは、これ以上深入りしないほうがいいかもしれない、と考えます。
これ以上、踏み込んだら、わたしは本当に気持ちが揺れてしまいそうな気がする。
−−−さっさと、つき合い始めればいいのよ。
今晩は1人で祭りに行くことに。
そんな考え事をしている時にお客が来たことをおばさんが告げてきました。
ヤツか!!!
と思ったら恭生!? What?
思わず表ルートの時の日記を読み返してみると……この日は貴理の視点だったから恭生が何をやっていたのかはわからないんですね。踊らされた気分です。
聞いて欲しい話がある、と言う恭生は冬子さんを山登りに誘います。
嬉しい気持ちを抑えて承諾する冬子さん。
思ったよりもきつかった山登り。
同じペットボトルに何の躊躇いも無く口をつける恭生にちょっと不満げな冬子さん。間接キスなのに、と。
そして山頂に到着。
そこで冬子さんが取り出したのは出掛けに大急ぎで作った卵焼きと青椒牛肉絲、春菊とリンゴの胡麻和え。
これってそんなにすぐ作れるものなんですか? 料理なんてしたことないんでちょっとわからないんですけど。
冬子さんの手料理、と恭生が大感激。1膳しかない割り箸で「アーン」なんてやってます。くっ……うらやましいじゃねぇか。
しかも箸を1膳しか持ってこなかったのは冬子さんの策略だったのです。どこまでもうらやましいヤツ……。
まるで子供の恋愛ごっこ。でもそれに悪い気分がしない冬子さん。
これまで男との関係と言えば飲み屋とラブホテルだけ。汗を流すのはエッチだけ。
なかなかスゴイ生活のようですが、それが冬子さんの真実だったんでしょう。そして今の状況を楽しむ冬子さんも確かにいるのです。
あっ、逆に恭生から冬子さんに「アーン」までやって……しかも指まで舐めてもらっちゃって……。
あまりにもいい雰囲気なので朝の決心を忘れて恭生を祭りに誘おうか、と言う気持ちを抑えつつ恭生の話というのを聞く冬子さん。
「……ちょっと、決心したかった事があって」
でも冬子さんとこう一緒に来たりして、それだけで自然と心が決まった、と恭生。
「……やっぱり、ちゃんと告白します」
それは当然貴理に対する告白のことです。タイミング悪い……悪過ぎだよ恭生……。
協力するわ、などと言ってますが冬子さんの心は……。
−−−……わたしはなに、舞い上がってたのかしら。
借り物だと判っていた筈なのに、と冬子さん。ああ……。
【8/11】
結局昨夜は祭りに行かないまま眠りについた冬子さん。
午後になると恭生の相談に乗るために英助爺さん宅を目指します。
どんな風に告白すればいいか考えてあげる、なんて言ったものの冬子さんは告白なんてしたことが無かったのです。当然その方法なんてのも判るわけも無く。
どんどん重くなる足を引きずって、やっと到着。恭生が不在なら、という淡い思いも届かず。
恭生の屋根裏部屋で話をする2人ですが、冬子さんの心はそこに敷いてある布団に釘付け。
このまま、押し倒されたらどうなるだろう……
恭生に話しかけられてハッと正気を取り戻しますが一度浮かんだ妄想がそう簡単に消えるはずもなく。
恭生の恋愛相談に受け答えしながらも頭の中はそれだけです。
……きっと、恭生からは押し倒してはくれないわよね。
−−−でも、もしわたしから誘惑したら。
スカートの膝をさりげなく開けば、きっと恭生からはその奥のショーツが見えるに違いありません。
−−−どうしよう。
グルグルと冬子さんの頭の中で想像が渦巻きます。
……レースのショーツ、見られたら。
少し透けてるから……
……判ってしまうかも知れない。
暑いから、と左手でブラウスのボタンを一つ外して。
畳に手をついて、少し前屈みになったら、きっと恭生からはブラが全部のぞき込める。
ハーフカップのブラの、その奥まで……
冬子さんがこんなことを考えてる間も恭生は電話じゃまずいかなだの、家まで行った方がいいのかなだの、真面目に貴理への告白方法を考えてます。その様子がどこか滑稽です。
それから、窓の外を見る振りして、そのまま四つんばいになって近寄って。
ヒップを見せつけるのもいいかもしれない。
きっと、スカートにくっきりと、ショーツのラインが浮かび上がって……。
と、そう思った瞬間冬子さんはハッと気づきました。
一瞬正気に返ったのかと思いきやさにあらず。
−−−……やだ。
濡れて、きてる……
もうそこかららさらに妄想が加速。下半身だけ裸だの、後ろからされちゃうだの、首筋を舐めるたの、どうしてこんなになっちゃったのかしらとか耳元でささやいてだの、すぐに達しちゃうかもしれないから口で綺麗にして青臭い匂いを嗅ぐだの留まることを知りません。
とうとう妄想CGまで出てくる始末。
でも何とかその気持ちを抑える冬子さん。
−−−駄目よ。
これは、貴理のものなんだから。
−−−……今は、ダメ。
『今は』と言う心に浮かんだ疑問を慌てて脳裏から振り払い、冬子さんは恭生に告げました。
「自信をもって、告白してらっしゃい」
とまらない妄想……俺もよくありますがやっぱり誰でもありますよね、こーゆーの。
いや、よく「妄想し過ぎ」と友人にバカにされてるんで。
そう言えばあの殺したい男はどうしたんでしょう?
恭生に遠慮してこなかった訳じゃないだろうし。
【8/12】
前日の恭生との会話を思い出し、あれでよかったんだと思いながらも何もする気が起きない冬子さん。結局夕方ちょっと散歩に出ただけでした。
夜は1人でお酒。頭に浮かんでくるのはこの日のうちに告白すると言っていた恭生のことです。
−−−……うまく、いってるといいな。
少しもったいなかったかもしれない、と思いつつも冬子さんは不思議と幸せな気分でした。
でもそうは問屋が卸さないのがこのゲームでして……。
【8/13】
とても気分のいい朝。元気に挨拶までしちゃってます。
散歩をしながらそろそろ帰ろうか、と考える冬子さん。
さらには恭生達にあてられたのか、身体だけの男とは言え少しだけ会いたいかもしれない、なんて思ってます。
いけません、それだけは。
そんな風に考え事をしながら歩いていると。
「先輩!」
貴理と有夏が登場。どうやら学校帰りのようです。
貴理に親しげに腕をからめる有夏の様子がちょっと気になりながらも、やはり一番気になるのは前日に告白すると言っていた恭生のこと。
何故貴理は恭生ではなく有夏と居るのか。そこで思い浮かんでくるのは以前有夏が貴理への気持ちを話していた時のことです。
……まさか……
この子が、ひょっとして……
そうなんですよ……もう恭生には手が出せなくなっているんですよ……。
でも冬子さんは一瞬脳裏に浮かんだ想像を打ち消します。
さりげなく恭生のことを貴理から聞き出す冬子さんに、特に何も言ってなかった、と貴理。
……恭生ったら、なにやってるのかしら。
「そういえば、あの時恭生と何話したっけ」
うわ…忘れられてるよ……。
「そう、ならいいわ」
あのバカ、と内心ため息をつく冬子さんにメラメラを怒りが湧いてきました。
「それにしても、あなたたちは相変わらず仲がいいのね」
何気なくそう訊ねた冬子さんですが、本当はすごく緊張しています。それはさっき浮かんできた想像のせいでしょう。
そしてその想像を裏付ける有夏の言葉。
「先輩はいま、あたしとラブラブなんです」
……
−−−やっぱり!
「えへへへっ」
照れくさそうに、そしてとても幸せそうに笑う有夏。
「ねっ、先輩」
「それって?」
「で、ですから先輩……」
真っ赤になって照れながらも貴理は言いました。
「……つまり、そういう事なんです」
「……そうだったの」
まさか本当に有夏が貴理を落としてしまうなんて、と呆然とする冬子さん。
冬子さん……有夏のテクは想像以上だったんですよ……。
冬子先輩のおかげです、と言う有夏の言葉。
−−−そんなつもりじゃ、なかったのよ。
あの時は、ただ幸せそうな恭生と貴理の邪魔をしたかった。でも……。
夜。またもや1人で酒を飲む冬子さん。
当然頭に浮かんでくるのは昼間に会った貴理と有夏のことです。
まさか本当に2人が、と思い悩みます。その責任の一端は自分にあるのですから。
今からでも恭生と貴理の間を取り持った方がいいのか、とも思いますがおそらくは精一杯の勇気を振り絞ったであろう有夏のことを考えるとそれもできません。
そうなると自分が恭生のためにできることは、と冬子さんは考えます。
もう夏も終わりますし、恭生はここから帰っていく人間です。夏が終われば貴理との関係もこの集落であった出来事も忘れられるかも知れません。
……でも、だとしたら。
−−−……恭生が帰る、その日まで。
わたしが……
わたしが、恭生をなぐさせても、いいのかしら。
……だって
−−−恭生はもう、貴理のものじゃない。
そう思いついた途端、突然高鳴りだした鼓動。
−−−だって、恭生は振られたんだから……
もう。
もう誰にも、遠慮する必要なんかないんだから。
−−−別に口説こうってわけじゃないんだし。
と言う訳で完全に「貴理&有夏」編に突入です。
果たして冬子さんはどのような行動にでるのでしょうか? そして恭生は?
以下次回!!