2002.2.14 「かわいい後輩?」編


さぁ、参りましょう!!

 

「僕夏」第2弾。

目指すは倉林有夏ちゃんです。

メインヒロインであり主人公の恭生の幼馴染でもある貴理の後輩。

そして貴理に報われない想いをよせる少女。

果たして恭生はどうする?

有夏はどう答える?

英輝はどうでる?

貴理はどうなる?

 

それではスタート!!

 

【7/29】

ダムに沈む集落にやってきた恭生。

バス停まで迎えに来ていた貴理。

英輝と有夏を交え、4人で飲む1本のペットボトル。

有夏は恭生達が飲む前にペットボトルの口をハンカチで綺麗に拭いてます。

理由が無いわけでもない、と言う英輝の言葉。

今にしてみれば判るのですが、それは有夏が抱いている貴理への気持ちだったんですね。

その後は川沿いを歩く4人。

集落がダムに沈んだら東京に出る、と言う有夏は恭生からそっちの話を聞きたがります。

有夏が東京に出たらばったり恭生と会ったりするかもしれない、と貴理と英輝。

「ね、恭生、そうしたらちゃんと有夏とデートしてあげてよね」

今回は有夏狙いなのでここはOKしておきましょう。

「そのときはよろしくね、有夏ちゃん」

笑いながら恭生は有夏に話しかけます。

「……知りません!」

ところが有夏は突然大声を出したかと思うとその場を立ち去ってしまいました。

「ゴメン、わたしのせいね」

有夏の後姿を見送りながら貴理がつぶやきました。

「あの娘が、男の子苦手なのは知ってたのに」

「悪かったよ」

ばつが悪そうな英輝。

「俺、嫌われてるからな」

「いや、僕がいけないんだろ、やっぱり」

調子に乗りすぎた、と反省する恭生。

「わたしが、後でフォローしておくから」

そしてこの場は解散することに。

今回は貴理を送ることなく恭生は帰る(帰らされる)のでした。

 

急変した有夏の態度。

確かに男が苦手だと言うのもあるのかもしれません。

でも本当は恭生にデートしてやれ、なんて言ったのが貴理だったからでしょう。

そしてその本当の理由に気付いているであろう英輝。

早くも4人の関係は交錯し始めています。

 

【7/30】

集落を見て回ったり勉強したりで夕方までを過ごした恭生。

外に出て細いを田舎道を歩きます。

そこで会ったのは小さな少年と少女。

それはもちろん有夏の弟・和典とその幼馴染・恵。

前回恭生はそれを貴理と見間違えましたが今回は有夏と間違えておきましょう。

そして恭生は思い出しました。

貴理と共に小学校の校庭に何かを埋めたことを。

小学校へと向かう恭生ですが何も見つからないまま今日は終わるのでした。

 

【7/31】

夏期講習で学校に行った帰り。

今日はどうしましょうか、と有夏。

 『どうしようかな』

 『今日は、ちょっとその』

さて。

貴理にはどう答えさせればいいのでしょうか。

今回は恭生と貴理にくっついてもらっては困るのですが、恭生から離すつもりがうっかり有夏とくっついてもらっては困るのです。

まぁここは曖昧に答えているので大丈夫でしょう。

と言う訳で前者。

 

バス停で貴理を待っていた恭生。

貴理を連れ出して昔、自分達は何かを埋めたはずだ、と恭生は言います。

いつの間にか有夏は居なくなっていました。

貴理は何も覚えていませんでしたが夕方だけでも一緒に探すことにして今日は別れた2人。

 

【8/1〜2】

恭生と貴理、それに有夏と英輝も加わって探し物をする日々。

思えばこの頃が4人にとって一番平和な時期だったのかもしれませんね。

 

【8/3】

道を走っていて冬子さんの運転する車にぶつかりそうになった恭生。

膝の怪我を舐めてキレイにしてくれた冬子さん。

恭生は冬子さんの口元についた血をとってあげます。

口で取ることもできたのですが、ここは大人しく左手の中指で取ってあげましょう。

犯罪行為に走るのは次回と言う事で。

お互いを思い出した2人は再会を約束して別れます。

 

そして既に探し物を始めていた英輝達3人のところへ。

ある程度作業が進むと休憩をとることに。

有夏はお菓子を作ってきてくれていました。

「有夏ちゃんなら、きっといいお嫁さんになるよ」

こいつは学習というものをしないんでしょうか。

「あの、その」

まぁ赤くなって照れるだけで済んだからいいけど。

かわいいし。

たまたま近くを通りかかった和典と恵を交えて楽しく談笑しながらお菓子を食べます。

そんな中でも恭生にとって印象深かったのはお姉さんらしく和典に接する有夏の姿でした。

そして休憩も終わると和典たちを帰してまた作業を始める恭生達。

でも結局何も見つからないまま作業は終了です。

 

帰り道。

並んで田舎道を歩く4人。

笑いながら歩いているとふと有夏が言いました。

「皆でずっと、こうして一生暮らしていけたら、幸せですよね」

こんな日が永遠に続くわけがない。

そんなことはみんなわかっていましたがそう祈らずにはいられなかったのでしょう。

 

【8/3】

筋肉痛と共に目覚めた貴理は小学校へと向かいます。

見つからない探し物。

それを恭生と埋めたのが自分であることを祈る貴理。

そして思い出すのは今自分のいる教室で初めて恭生と交わしたキス。

その後は訪ねていった冬子さんと多少気まずいドライブをする貴理でした。

 

そして恭生は英輝と探し物。

早めに作業を切り上げた2人はビールを飲みながらダムの底に消えゆく村に思いを馳せます。

夜にはダムのことを英助爺さんに軽い気持ちで聞いたら怒られてしまった恭生でした。

 

う〜ん、この辺までは貴理を狙ってやった時とほとんど変わりませんねぇ。

と言うか、このゲーム自体、選択肢が少ない気がするんですよ。

下手すりゃ両手があれば数えられるぐらいしかなかったような印象すらあります。

それで3人の女性を手に入れる(?)なんて出来るのやや不安です。

しかもどうも本筋のルートとは外れたルートまでありそうなこのゲームです。

(貴理&有夏とか)

何気に奥が深そうですね…。

 

【8/4】

有夏と学校へ向かう貴理。

貴理と同じペットボトルで飲めて嬉しい、と有夏。

驚く貴理に仕返しです、と笑う有夏ですがその笑顔の裏にある気持ちを思うとやや気が重いです。

午後は探し物を手伝いに小学校に行った貴理と有夏ですがこの日も何も見つからず。

 

夜、一人になって勉強する気にもなれない貴理が考えるのは有夏のこと。

家が取り壊されて、貴理が集落を出て行った後も有夏はしばらく集落に残る予定でした。

父親を亡くし、村の人みんなが父親代わりになって、愛されて育てられてきた有夏。

ダムが出来た後もしばらくはダムの近くの宿舎で生活することになっています。

だから自分よりはまだ多少は余裕があるけど心配になってしまう貴理なのでした。

 

話の展開が変わってきました。

前回はここで貴理は泣いていたはずです。

ダムが出来てしまうことによって集落を出て行く自分と恭生を思って。

でも今回は呑気に(?)有夏の心配をして終了。

話の展開が変わってきたのはいいんですが……『貴理&有夏』になってきてる?

ヤバイ。恭生頑張れ。

 

【8/5】

朝の散歩で川沿いを歩いていた恭生は恵に会いました。

ゴミ拾いをしていた恵の手伝いをして帰宅。

そして勉強中に訪ねてきた冬子さん。

英助爺さんも交えて3人で昼食をとった後2人は貴理達への学校へ。

貴理と有夏は部活中でした。

弓道部で袴姿の貴理と、マネージャーなのでいつもの制服姿の有夏。

そんな有夏に偉いね、と恭生。

「偉いですかぁ?」

「偉いよ。マネージャーみたいな仕事をしてくれる人がいるから、貴理だって部活が続けられるんだろ」

「……嬉しい」

うつむいて照れたように有夏はつぶやきました。

「そういう事言ってくれる人、あんまり居なかったから」

「ねえねえ、何の話してるの?」

話に入ってきた冬子さんに有夏はお互いに自己紹介。

その後は練習に戻った貴理ですがどうも調子が出ない様子です。

「なにしろ、ここのところずっと、腕の筋肉をつかってばかりだもの」

「済まないね」

迷惑かけて、と恭生。

「別に、わたしはいいんだけどね」

筋トレだと思えば、と貴理は言います。

「そう言ってくれるのは、ありがたいけどな」

「でも、あの子は違うのよ」

貴理は壁際で冬子さんと話をしている有夏を見て言いました。

「あの子は、腕力なんて全然ないし、あれでもずいぶん無理してるはずなのよ」

もう少し注意してあげて、と貴理。

 『わかったよ』

 『貴理の方は、どうなんだ?』

当然ここは素直に有夏の身体のことを考えてあげましょう。

改めて有夏の体を見て、その華奢な体でよく手伝ってくれている、と恭生は心の中で感謝するのでした。

 

その後もしばらく貴理の練習を見学した恭生と冬子さん。

4人で一緒に学校を出て、今度は何も選択肢も泣く冬子さんの車で帰ることになっている恭生。

順調に貴理とは離れているようです。

それはそれでかなり寂しいのですが。

 

この日も小学校で探し物。

今日は自分も掘る、と言ってスコップをふるう貴理に恭生と英輝は戸惑い顔。

昼間の会話を思い出して恭生は筋トレのつもりなんだろう、なんて言ってます。

恭生は貴理に手伝うよう言い出しますが有夏の手伝いをしてやれ、と貴理。

「ああ見えて、残った土を運ぶのは結構重労働なのよ」

「貴理は、そっちを担当してくれてもいいんだぜ」

「ずっと毎日、同じ事ばかりしてたのよ」

たまには違うこともしたい、と言う貴理に恭生も賛成して結局は有夏の手伝いをすることになりました。

 

「本当に、大変なもんだな」

「すぐに慣れますよ」

実際に有夏と貴理が担当していた土を砕いて中を確認する作業は重労働でした。

「慣れなかったら、許しません」

笑いながらも叱るように言う有夏。

「がんばるよ」

そう言ってしばらく黙々と作業を続ける2人。

冗談交じりに会話をしながら作業をしている貴理と英輝とはえらい違いです。

この集落にやってきて1週間以上が経過した今でも、恭生は有夏と個人的な会話をしたことが殆ど無かったのです。

−−−嫌われているのかな、やっぱり。

昔からこの集落によく来ていた恭生ですが有夏のことは知りませんでした。

かなり貴理になついている様子の有夏にしてみたら、いきなり現れて親しげな様子を見せられて不愉快になってもおかしくない、と恭生は考えます。

「ねえ、有夏ちゃん」

「はい?」

勇気を振り絞って話しかける恭生。

「有夏ちゃんは、こんな事してて、つらくない?」

「こんな事、って?」

無邪気な顔で聞き返してくる有夏をみて、とりあえず安心する恭生。

「この、探し物の事ですか?」

「うん。このクソ暑い中土いじりなんてさせて、つらい思いはしてないかなって心配になってね」

平気です、と有夏。

「だって、大変っていえば大変ですけど、やってるとそれなりに夢中になりますし、それに」

「それに?」

「どうせ、ここでは何もすることがないんです。先輩と一緒に、店先でアイスでも食べるか、部屋で音楽でも聴くか」

貴理と英輝が夢中になっているのもそのせいです、と有夏は言います。

「そうか」

「だから、気にしないでいいんです。辛かったら、ちゃんとそう言いますから」

「よかった。じゃ、辛くない範囲で、よろしく頼むよ」

「はい」

そう返事をしてにっこりと笑う有夏。

 

これでこの日は終わっちゃったけど、少しは恭生と有夏の距離が縮まったかな?

まだまだ恭生とどうなった訳じゃないけどわだかまりのようなものは無いようなので一安心です。

貴理も順調につれなくなってきてますし。

 

短めですがこれにて本日は終了。

今日は秋葉原をフラフラしてかた帰ってきたのでやや疲れてます。

ちょっと眠かったりして。

以下次回!!


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