つくして!? Myシスターズ「つくして!? Myシスターズ」のレビュー&感想をば。 ■絵■ 原画はさるか氏。アイキャッチの絵が一番良かった気がするのは私だけでしょうか。立ち絵が存在するキャラ数=4人、ってのはちょっと寂しいですが登場人物がプラス主人公のみなので、ある意味全員立ち絵アリの豪華仕様と言えなくもないこともないです。 ■音楽■ BGMは憔悴ラジヲ氏。可も無く不可も無く、特に印象に残ったBGMは無し。OPやEDの主題歌はございません。 ■シナリオ■ 簡単なあらすじ実の姉に小さい時から惚れていた主人公・浅野ハルトは、ある日覚悟を決めて告白する。しかし厳格で真面目な姉・和美はそれを拒否(当然だけど)。凹むハルトを慰めたのは、やはり小さい時からハルトに肉親以上の好意を抱いていた実の妹・恵だった。やがて爛れた関係に溺れていくハルトと恵だったが、本当はハルトが好きでその気持ちに応えたいと思いつつも理性で断った和美が2人の関係を知ってしまい、浅野家内部の関係は更に混迷を極めていくことに……。 以下クリア順にヒロイン別感想……と言いたいところですが、選択肢が出てくるのは1回だけで、3Pのフィニッシュを恵にするか和美にするか、もしくは2人の間(深く考えてはいけない)にするか、を選ぶだけ。ゲーム性はゼロで、全テキストの半分はエロシーンな、まぁぶっちゃけしまえば抜きゲーです。 ただし、藤崎さんが書く以上はただの抜きゲーとなるはずがなく、エロシーンのテキストにも大量のネタを投下くるので『とりあえずエロシーンはスキップ』なんてのは不可能なのです。っつーかエロシーンなのに笑えるネタを仕込んでくるので、正直『抜きゲー』と言うよりは完全に『愛すべきバカゲー』と呼ぶべきでだと思います。更にはエロいエロくない以前の問題として笑えて仕方ないため、抜き云々なんて言ってられません。ある意味藤崎さんは最も抜きゲーに向いていないライターさんなのではないでしょうか。 ネタは基本的にシモのシモのシモ、とことんまで下ネタです。お上品な表現は皆無であり、下品にして下劣極まるテキストのオンパレード。なのでかなり人を選ぶことになりますが、今までの「ひめしょ!」や「ドラクリウス」等の藤崎さん作品を面白いと思った方であれば、好みに合うのではないかと思います。もちろんシモのパワーはこのゲームが群を抜いてますけど。 ヒロイン(と呼ぶには少し抵抗があるとか無いとか)は姉・和美と妹・恵の2人。どちらも血の繋がった”実”です。倫理のボーダーが下がった影響がこんなところにも出てきてますが、これも人を選ぶポイントでしょう。義理の姉や妹が出てくるゲームならいくらでもありふれておりますが、実の姉や妹となると抵抗を覚える人は多いのではないでしょうか。ちなみにハルトは最初こそ「実の妹だし」と手を出しあぐねていて、実の妹を犯した友人(後述)に対して人道的な意見を言ったりもしてましたが、一度興が乗ってきたらもう暴走しまくりなヤリまくり。 ハルトに向かって真っ直ぐに好意をぶつけてきて、能天気だけど裏では策士なところもある妹・恵。姉としての立場をわきまえた理性的な態度を取りつつも、実は素直でシャイな姉・和美。かなりクセのある2人なので、こんなところでも好き嫌いは分かれるかもです。 ゲームが開始した直後にある、自分の妹を変態的に犯しまくった自慢をしてくる友人とハルトの会話は、いきなりプレイヤーをドン引きさせる可能性が大。はっきり言って汚い会話ですし、不快感すら覚えるかもしれません。逆にここを乗り切ることが出来た者のみが、どこまでも好き勝手に下の方へ下の方へノリにノリまくった藤崎さんの本気(?)を味わう資格を保有していると言えるのでしょう。 声優さんはいい演技をなさってました。和美役の桃井いちごさんもさることながら、特に恵役の新堂さんの演技が光ってましたね。元気はあるけど頭が果てしなく足りてない上に、下品な部分を持った暴れ馬系のキャラをやらせたら右に出る者はいないのでは……と思える程。これは多分に藤崎さんのテキストに慣れていて、そのテイストが合っているからと言うのもあるのでしょう。 低価格ソフトだけに3・4時間程度でプレイ終了。でも金額と時間以上に楽しませて頂きました。ダウンロード販売もありますので、お手軽・お気軽にエロバカゲーを楽しむのは充分にアリな選択肢かと思います。 |
| 個人的満足度: ★★★★★|★★★★★ |
| 執筆: 2008/02/05 |