水月病院にて目覚めると記憶喪失になっていた主人公・瀬能透矢。彼の傍にいたのは己を透矢のメイドであると言って憚らない雪、親友の花梨・和泉・庄一、そして盲目の少女・那波。透矢が夜な夜な見ることになる謎の夢。自分が自分であることに確証をもてない透矢。夢か現か分からぬままに透矢はどこに行くのか……。 この作品をジャンル分けするなら『伝奇的恋愛アドベンチャー』とでも言うのでしょうか。実際に日本に伝わる伝奇をベースにしつつもオリジナルの設定・解釈を加えたものを軸に展開されるストーリーは見事でした。やや説明不足な部分はありましたが、それはプレイヤーに委ねることで世界を広げる手法なのだと認識しております。 やや説明的ながらも文学的なテキスト。独自の路線で完成されているCG。シナリオの雰囲気を盛り上げる音楽。ややシステムの部分で使いづらいところがありましたが存分に楽しませて頂きました。ってゆーか雪さん、雪さん!! かなり狙って作られたであろうキャラだけあって雪さん(「さん」付けは譲れません)はイイですね。メイド属性は皆無な私ですが雪さんだけは別格かと思います。属性と言えばロリ属性も皆無なはずだった私をここまで追い込んだ作品も稀かと思います。恐るべし、(胸が)フラットスリー。いやマジでアリスはヤバいですって。 ちなみにプレイ日記で考察を書ききれなかった部分をこのレビューで書く、とか言っていた記憶がありますが結局断念しました。ヘタレですんません。 |
| 個人的満足度: ★★★★★|★★★★★ |
| 執筆: 2003/01/24 |