新妻イカせてミルク! 団地妻、昼下がりの下半身事情

メーカー
発売日
2008/04/25
シナリオ
速水漣
七央結日
近江達裕
原画
1:02am
音楽
KYOKO IDE
根岸咲
shoko

 「新妻イカせてミルク!」のレビュー&感想をば。ネタバレ全開で。

■絵■

 立ち絵とイベントCGの間に違和感はありません。イベントCGの多くはアニメーションが導入されていましたが、この試みはなかなか面白いと思いました。挑戦することに意義を見出すだけでなく、実用性にも十分耐えうるレベル。珍しく主人公の目が描かれているイベントCGもありましたが、愛し合っている結果としてのHのはずなのに、異様に目つきが極悪人なのが気になりました。

■音楽■

 可も無く不可も無く。

■シナリオ■

 簡単なあらすじ主人公・鮫島繁治はメーカーの作る試供品のモニターを探し、そのモニタリング結果をメーカーに渡すリサーチ代行業を生業とする男。ある日鮫島は祖父の残した不動産(マンション)の処分に故郷を訪れ、そこで昔の同級生・美咲と再会する。人妻となっていた美咲を通じて、その友人である優月や璃奈とも知り合った鮫島は、彼女達を自分が主に取り扱っているエロ用品のモニターに仕立て上げるべく奔走し始める……。

 まぁ要するに主人公である鮫島が、人妻である彼女達をエロテクニックやら誠実そうな演技やら裏工作やらで篭絡し、何でも言うことを聞くエロ玩具のモニターにするまでを描いております。ここまでで既に頭の悪さが炸裂しておりますが、とりあえず以下クリア順にヒロイン別感想をば。各ヒロインに2つずつのEDと、それ以外にハーレムルートが1つ用意されております。

▼綾部優月▼

 人となり(?)欲求不満をもてあます熟女妻。と言っても結婚歴が長いだけで、他の2人とはそれほど歳が離れていないらしいのですが、とてもそうは見えません。異様にプライドの高いエリート旦那にほったらかされていて、悶々とした毎日を送るばかり。

 3人の中でも一番調教されてしまう人で、Mっ気も開発されてしまいそれはもうヤられたい放題に。2つのEDどちらに進んでも、エロ玩具モニター奴隷への道を突き進みます。射精タイミングを己の意思のままに出来る鮫島を見て気絶する旦那が、あまりにも哀れで哀れで笑えました。唯一ラブラブEDが無いのはちょっと可哀想だったかもしれませんが、本人が幸せそうなのでヨシと致しましょう。でもこーゆー人って老後はどうするんだろう……とか無駄にリアルなことを考えるのはルール違反ですか、そうですか。

▼榊川璃奈▼

 人となり(?)卒業と同時に学生時代の恩師と結婚した幼な妻。言動が子供っぽく、何かと優月を呆れさせている。結婚後、初めての挿入で痛い目に遭っており、それ以来ずっと処女のまま。そんな生活に不満を持っており、ひたすら自分を慰める毎日を送る。

 挿入恐怖症などと嘯いて旦那への愛に燃える璃奈を好き勝手にする鮫島は正に鬼。と言っても陵辱色は薄くて、優月同様に調教モードって感じなのでこれと言った抵抗はありません。公開オ○ニストの鉄人と化していく旦那は勝手に自滅コースでさようなら。貴方がこのゲームの中における一番の面白キャラでした。ただ処女のままア○ル開発に専念すれば玩具モニター一直線なのに、前の穴も使うとラブラブ幸せモードになるのはあまりにも唐突過ぎて、いくらなんでもストーリー的に破綻し過ぎでは。あと洗濯機オ○ニーの「お急ぎコースだと脱水のタイミングがちょうどいい」はエロゲーの歴史に残すべき名言かもしれません。洗濯機の振動による尻の震えアニメーションの秀逸さはあまりにも見事でした。

▼夏薙美咲▼

 人となり(?)昔はクラスの人気者だった鮫島の元同級生。やや天然で騙されやすい性格をしている。子供はいないのに性的に興奮すると母乳が出てしまう体質で、そのことを旦那に隠すために必死な毎日を送る。

 やばいぐらい鮫島に騙されまくる美咲は、見た目と違ってあまりにも頭が弱すぎて同情出来ないレベルにまで達してます。恥ずかしさを克服するために「自分の母乳を浣腸されて街を出歩く」なんて申し出を受けてる時点で、旦那に愛想つかされても仕方ないんじゃないかと。3人の旦那の中では一番まともな旦那だっただけに、ちょっと可哀想。

▼ハーレムルート▼

 3人同時に挿入が可能な三又ディルドーが登場。かぐやは何か吹っ切れたようです。

 このゲームのストーリー展開に何かを求めるほうが間違っているんでしょうけど、今回はあまりにもヤッツケ感が酷い。主人公の肩書きや行動理念も結構意味不明だし、流石にコレは無いです。いくら抜きゲーと呼ばれるジャンルでも、もう少し何とかして欲しかったかも。ただそれを補って余りあるエロさがあったのもまた事実。鮫島があまりにも傲岸かつ冷静過ぎるのがやや萎えですが、その分ヒロインズが狂ってくれておりますので無問題。

 つか主人公である鮫島は試供品の理想的なモニターを作るべく奮闘してるワケですけど、裏工作したり探偵を金で動かしたりそれはもう色々と手を回したりして、明らかに採算が合わないんじゃないかと。

 声優さんの演技に関しては、メインである美咲のエロ演技にやや難アリかと思いました。CVは新堂さん。日常シーンの演技はかなり上手くなってきていると思いますので、更なるレベルアップに期待です(元気系ややおバカ風味の演技はかなり評価出来ると思ってるんですよ)。

 優月役の倉田さんは最近目にする(耳にする?)ことが多くなってきましたが、かなり演技が安定してきているように感じます。何気に今後の注目声優さんになりうるかも、なんて思ったり。桃井いちごさんに関してはとりあえずこのゲームにおける演技は全く問題無し。

 アトリエかぐやのHPチームは前作の「オレと彼女は主従なカンケイ」が悪くなかったので「HBやBYに続く第3勢力になるか!?」と期待しておりましたが、また新たな道を切り開いた感がありますね。もうちょっと練りこんで欲しい点はありましたが、このクオリティを安定して供給出来るのであれば、次回作以降も期待していいかもしれません。


個人的満足度: ★★★★★|★★★★★
執筆: 2008/05/11