姉、ちゃんとしようよっ!2簡単なあらすじ義理の姉達に甘やかされ過ぎる事を懸念されて、子供の頃から沖縄に預けられていた主人公・柊空也が10年ぶりに鎌倉へと帰ってきて……その後「1」で全員と適度に肉体関係を結びつつも特定の姉とくっついたワケではない、と言う絶妙な状態の1年後。そこに空也が沖縄でお世話になっていた”姉”2人がやってきて、合計8人の姉に囲まれた生活が始まる。 前作から現実にもゲーム内時間においても1年が経ちました。にも関わらず要芽が少しだけ丸くなった以外は進歩も成長も見られない姉達とライター。全く同じキャラクターを使い回すからには少しはストーリーを深く掘り下げてくれるのかと思いきや、相変わらず思考を放棄したかの如く書かれたシナリオは期待ハズレもいいとこでした。こんなんじゃどうやってもキャラクターに対する思い入れなんて生まれません。キャラがよく動くのも前作と同様でしたが、別にこれと言って目新しいことも無いので、前作以上の”何か”を感じることも無く。 そこで注目すべきは新たに追加された2人の姉。才能はあるのに自由奔放に生き過ぎていてなかなか芽の出ない女優・犬神帆波と、無口だけど空也を愛してやまない売れっ子の恋愛小説家・犬神歩笑です。 帆波は瀬芦里とややキャラが被っている部分がありますが、歩笑との絡み等もあってか全キャラの中でも最も”よく動いていた”ように感じました。そして『童貞を奪ってくれるエッチな義姉』と言うのは健康男子の永遠の夢。CVである長崎みなみさんの好演も光ってました(この「姉しよ」シリーズは本当にいい声優さんを使ってますね)。 歩笑のコンセプトは微妙に分かりづらいのですが、他の姉達とは違った意味で「姉らしからぬ姉」とでも言えばいいのでしょうか。空也に対する愛情は本物ですし、飴と鞭を最も上手に使う理想的な姉ではありますが、風貌が幼いこともあって『しっかりした妹』と言った感じ。 そして結論としては、この新姉2人のシナリオも「あまりに特筆すべき点が無いのが特筆すべき点」って感じなので、結局は特に語ることも無いまま終了。 結局はキャラ萌えのゲームなんでしょうけど、犠牲にしてるのか捨ててるのかはわかりませんが、とにかくシナリオと呼べるものが皆無なので、上記の通りキャラに対する思い入れが全く生まれないんですよね。ただし、単なるキャラゲーであってもゲームによっては好きなキャラもいますので、結局のところこのライターさんの書くゲームは私に合っていないと言う事なのでしょう。笑えるテキストと言っても、何度も読み返したくなる類の面白さではありませんでしたし。 あと「1」でもそうでしたが、主人公である空也にどうしても感情移入が出来ません。ここまでキャラとしての魅力が無い主人公も珍しいです。あ、でもKOTOKOさん歌う主題歌の「ねぇ、…しようよ!」は結構好き。 |
| 個人的満足度: ★★★★★|★★★★★ |
| 執筆: 2007/07/25 |