銀色−完全版−
メーカー
発売日
2001/08/31
シナリオ
片岡とも
ヤマタカユウキ 高嶋栄二 ALFRED 東トナタ
原画
白凪マサ
秋乃武彦(あきの武彦) 葵渚 綾瀬悠
音楽
リバーサイド・ミュージック(feel・Cats)
Little Wing Ebi 443 「みずいろ」よりも前に発売された「銀色」のパワーアップバージョン(?)。 この作品は全4章(5章?)構成になっています。1〜4章は登場人物も時代もバラバラで、物語上つながりがあるのが『銀糸』の存在のみ。そしてもう1つ共通点をあげるとしたら『痛い』こと、もしくは『悲しい』こと。はっきり言って途中でプレイしているのが辛くなってきます。なので耐性の無い方にはお勧めできないかもしれません……が。 しかし!! 俺はこの作品を強くお勧めしたいのです。辛いストーリーが続き完全に打ちのめされる中盤。そして最期の最期で救われた時の感動……それはまさにカタルシスと呼ぶに相応しいものです。どうか押し寄せる感情の嵐に打ち震えてください。もしこの作品に触れて後悔することがあるとしたら「何故もっと早くこの作品に出会わなかったのか」しか考えられません。 どんな願いも叶えるという伝説の『銀糸』。しかしそれに関わった人間にはことごとく不幸が降りかかります。それは作った人間にさえも。そして『銀糸』に願ったのが幸せであっても。それを運命を呼ぶのであれば何と理不尽な運命なのか。しかし我々に出来るのは怒りと悲しみに涙を流すことのみ。 迎える最終章。すべての物語の収束。そして終焉。しかしそれは始まりであり、そこにあるのは幸せを掴んだ者への限りない祝福。 『名作』と断言できる作品は世の中でもそう多くは無いでしょう。軽々しく扱っていい言葉ではないこともわかっています……が。それでも俺は断言します。この作品は間違いなくその数少ない内の1つである、と。 ちなみにオマケはかなり面白いです。ただし面白すぎて本編の感動を全てぶち壊してくれます。楽しむ際には全くの別物として見るようにしてください。 例によって魂の叫びはプレイ日記にて。 |
| 個人的満足度: ★★★★★|★★★★★ |
| 執筆: 2002/05/31 |