刃鳴散らす簡単なあらすじ舞台は大戦後の鎖国的政策によって国粋主義・武士道主義が復興した日本。銃が撤廃されるも、刀と剣技によってテロがなされる無法地帯となった東京で、大企業瀧川商事の社長である瀧川弓の愛人兼用心棒を営む主人公・武田赤音と、赤音と想い人の仇として付け狙う伊烏義阿の2人が斬り結ぶストーリー。 ”燃え”を追求するNitro+が繰り出す剣戟アクション……なんですが、少々拍子抜けでした。着眼点や設定は面白いものの、肝心なアクションが『描写3:説明7』みたいな感じで、短いのに冗長に感じられると言う切なさ。 主人公である赤音は冷酷で残忍、もう完全に悪役です。ただその悪役っぷりも赤音自身の掘り下げが甘くて、何を考えているのかいまいち分かりづらいせいか、悪役が故の爽快感に乏しいのが致命的。もう明らかに義阿の方が主人公らしいですし。あえて主人公を悪役・敵役としたのは面白いと思うんですけどね。そんななので逆にバッドエンドである”弓を助けて赤音死亡”の終わり方が私は一番好きだったりして。人生ままなりません。 そして1周目クリア後に選択肢次第で現れる超不条理エンド。これが最悪。それまでの雰囲気を全てブチ壊すギャグエンドに呆然ですよ。や、オマケとかで世界観を破壊するゲームは多々ございますが、このゲームで、しかもゲーム内でそれをやっちゃあいけないだろ……。 |
| 個人的満足度: ★★★★★|★★★★★ |
| 執筆: 2007/08/23 |