AIR「Key」ブランド第2弾。「Kanon」「ONE」と完全にノックアウトされた俺としてはプレイせずにはいられません。 主人公・国崎往人は手を触れずに人形を動かすことができる「法術」使い、と言ういきなりぶっとんだ設定。学生でもない、と言いますか年齢不詳です。酒を飲んでるところから未成年ではないのかもしれませんがそんなの気にするとは思えないのでわかりません。DC版でも酒を飲んでましたから20歳以上の可能性が高い気がします。オープニング。往人は大道芸をしながら旅をしています。旅の目的は「空にいる少女を見つける」こと。何がなんだかわからない、と言うのが正直な感想でした。それでも流石はKey、テキストで笑わせるセンスは相変わらずです。 とりあえずレッツプレイ(誰と?)、と言うことで以下攻略順です。 「DREAM」編 ・神尾観鈴 食い倒れ状態だった往人を拾う海辺の街に住む少女。やや頭が弱いちゃうんかい系の初登場シーン。北極までバスで行こうとするなって。特徴は口癖の「がお…」「〜かなぁ」、なんか頭の一部から何か生えてるようなよくわからない髪形、「どろり濃厚ジュース」と恐竜好きと言ったところ。友達がいなくて寂しさ大爆発、往人と友達になろうと必死です。「観鈴アーンド往人さん」など今から思うと悲しい台詞です。人物紹介の「いつでも元気に笑っている子。そして強い子」って説明は頼むからやめてください。せつなすぎます。往人と仲良くなるにつれて体に異変が現れます。足が動かなくなり歩くことすら不自由になってしまう。往人の記憶と合致するその症状に焦る往人ですが何もできません。母親の晴子は家を出ていってしまうし往人まで体に異変が現れてきてしまうしもうどうなることやら。それにしても往人は相手が病人だろうと手加減しません。18禁の主人公、かくあるべし。お互いのことを考えて観鈴の家を出る往人ですが観鈴を笑わせるために戻ってきます…ってエンディング?う〜ん、いい歌だなぁ。…じゃなくて!!あれで終わりなの?と思っていたらまた始まりました。なんだ焦らせやがって。なかなかいいフェイントだったぜ…と思ったら往人消えちゃいました。そしてタイトル画面。…バッドエンド?CGも全然埋まってないし。でも…う〜むむむむ……って感じでした。 ・霧島佳乃 謎の生物ポテトを引きつれた生物係。右手のバンダナは自殺未遂の跡でも隠しているのかと思いきやちょっと違いました。姉である聖と霧島診療所に2人暮らしです。往人の何を気に入ったのかかなりあからさまに好意を表します。ポテト面白すぎです。夢にまで出そうなポテトの踊りを1度見てみたい。「ピコピコ」をしっぽの音だと思うのも問題ありですがその前に本当に犬なのかどうか疑問です。佳乃は神社の御神体である1枚の羽根に触れた事により二重人格のようになってしまったという過去がありました。と言いますかこの辺未だによくわからないんですよね。あと何故往人の法術で解決することができたんでしょう?俺読解力無いんでしょうか…。エンディング、「空にはあいつに行ってもらおう」と風船を見送る往人と佳乃。めでたしめでたし…ってそれでいいのか!?でも一番ハッピーエンドっぽい終わり方でした。往人はずっと診療所の手伝いをやっていくのでしょうか。 ・遠野美凪 物静かで夢見がちな少女。謎の少女みちるとの掛け合いがいい感じ。何気に「Kanon」の舞より背が高い。本人も「自慢に思っちゃってる」みたいだしOK。口数が少なく表情もあまり変わらないから何を考えてるのかイマイチわかりずらいけど優しい性格らしい。これまたなんで往人に好意をよせるのか俺にはわかりません。みちると仲がいい(ように見えた)からかなぁ。とりあえず俺にもお米券進呈してください。膝枕サイコー!!往人が駅舎に住むようになってドンドンストーリーは進みます。美凪が家を出て一緒に暮らすようになって…そして選択肢。当然選ぶのは「おはようのキス」ですよ、男…いや漢として。そしてさらにストーリーは進んで美凪は家に帰ることができなくて、でも自分で往人についていくことを決められて、ついでに学校の屋上でヤっちゃって、そして2人旅。ふぅエンディングだ…しかしみちるはどうなったんだろう…なんて思ってたらエンディングテーマが流れません。ってバッドエンドですか?と言うわけでやり直しです。基本的に最初のプレーは自力攻略を基本にしているのですがついネットで検索してしまいました。あんな朝の何気ない一言でバッドエンド一直線とは。トラップです。やはり最後にものを言うのはトラップです(by キルバーン)。でも今度は大丈夫。 みちるの存在理由、そして思い出、別れ。感動しまくりです。ただ最後のほうはやや間延びしている感は否めないかと思います。不謹慎ながら「みちるまだ消えないの?」とか思ってしまいました。すいません。ラストシーン。美凪と新しい妹「みちる」の出会いのシーンは心温まるものがありましたね。でも往人はさらに旅に出て「空にいる少女」を探しに行く、ってそれは観鈴なんだから遠ざかってます。
と言った感じで「DREAM」編終了。攻略ページをちょっと見てしまったお陰でまだ続きがあることは知ってました。タイトル画面が変化したのには驚きました。う〜ん凝ってるなぁ。そして「SUMMER」編。 「SUMMER」編 ・神奈 とは言っても攻略ではなくただひたすら読み進めるだけ。過去の話だから選択肢も何も無い、ということなのでしょうか。ただただ読み続けるだけとはいえ決して飽きることはありません。あれだけの時代物を作るのはかなり難しかったと思いますがそこは時代考証などもしっかりしているようで流石です。アレとは違います。「SUMMER」編は要するに「DREAM」編における観鈴に何が起こったか、そして往人の法術の説明なんですね。「方術」と「法術」って何か違うんでしょうか?翼人・神奈と神奈に仕える裏葉と柳也の物語。神奈を母親に逢わせるための逃避行の旅。これが「DREAM」編で観鈴が見ていた夢。それは神奈への呪いと共に引き継がれていく、と。いや〜、泣けました。 母親の前でお手玉をする神奈。 そんな神奈を見守る母親。 駆け寄りたい自分を抑える柳也と裏葉。 「頼む!!回ってくれ!!」と心で叫ぶ俺。 敵に囲まれ2人を守るために翼人としての力を発揮する神奈。そして呪い…。くぅ。その後裏葉は方術を身につけ柳也との間に子を作るわけです。神奈のため、そして自分のために。「SUMMER」編は「DREAM」編の説明及び「AIR」編への繋ぎなわけですからハッピーエンドと言うわけではありません。でももし3人がいつまでも平和に、静かに、穏やかに暮らすことができていたなら…と願わずにはいられません。
そしてついに本番、と言うか真打登場。物語は最終章「AIR」編へと入っていくわけです。 「AIR」編 ・神尾美鈴(?) 「?」と言うのはこの「AIR」編、主人公はカラスである「そら」なわけですが真の主人公と言うかヒロインは観鈴ではなく晴子さんなのではないでしょうか。晴子さん、一生ついていきます。観鈴が子供のカラスを拾うところから始まる「AIR」編はこのカラス「そら」の視点で進みます。ストーリの流れは「DREAM」編の観鈴編を追っているわけですがあの時「そら」はいなかったので別の話かと思いました。いきなりネタバレすればこの「そら」は往人が転生した姿だったわけですが過去に遡り違う未来を作り出した、ってことなんですかね?俗に言うパラレルワールド?この辺に関しては未だによくわかりません。この世界でも往人は観鈴のために消えてしまいます。その後は晴子さんと観鈴、そして「そら」の物語。徐々に記憶を無くしていく観鈴。母親たろうとする晴子さん。そこにやってきたのは観鈴の父親・敬介。おやこの男、人形芸をしていた往人にケーキをプレゼントした男ではありませんか。とするとあのケーキは観鈴に買ってきたのはいいけど会うことができずに往人にプレゼントした、ということなのかな。 明らかに変調をきたしている観鈴を連れていこうとする敬介。そしてその時晴子さんが… 「連れていかんといてやぁ!!」 3日後、海辺で眠る美鈴を敬介に渡す晴子さん。見送っていると目が覚めた観鈴が逃げ出そうとしている。いや晴子さんの方へこようとしている。 「ママ…」 完全にノックアウト。心の堤防が決壊した感じ。雨の神社で捨てたはずのぬいぐるみを見つけ本当の親子になれた2人。もう涙が止まらない。 「これからやないかぁ!」 こんなに泣いたの生まれて初めてかも。とにかく観鈴は神奈の夢を全て受け止め、晴れて翼人の呪いは晴れたのでした。 とまぁこうなるわけですが俺にはどうしてもハッピーエンドに思えません。確かに敬介も晴子さんも強く生きていくでしょう。でも俺としてはやはり観鈴に、往人に、そして晴子さんに幸せになってもらいたかった。あの状態から観鈴を生かすのは確かに厳しいでしょう。それでも多少の無理はあっても本人達には幸せをつかんでもらいたかった。それにしてもあのエンディングはよくわかりませんでした。むしろエンディングでさらに謎が生まれたかも。 俺の貧困な想像力と読解力では完全に理解することができませんでしたが迸らんばかりに感動はできました。いやぁ…魂抜かれた感じですね。 |
| 個人的満足度: ★★★★★|★★★★★ |
| 執筆: 2001/11/11 |