北斗の拳
作:武論尊 画:原 哲夫 集英社

 

これも大流行しました。史上最強の暗殺拳「北斗神拳」を操る男「ケンシロウ」の生き様をまざまざを見せつけられる読者は最早虜と言っても差し支えないほどにのめりこむ。TVアニメ化もしたけどあまりのスプラッタな表現に影絵状態が使用されるという処置もとられていました。主題歌もはやったなぁ。「愛をとりもどせ!」は名曲だと思うのですがどうでしょう。でも当時は歌詞をよくわかっていなくてずっと「You are shark(お前はサメだ!)」だと思っていたのが最近になって実は「You は Shock」だったとわかりホントにショックでした。

 

北斗神拳のマネをする子供が大量発生したのもうなずけます。廊下ですれ違いざま「ピープー」と言う謎の効果音と共につついてくる子供が大量発生しました。指を半開きの状態にして手を払うような動きと同時に「シャオ〜〜〜ッ」などと言われた方はどうリアクションすればいいんだ?全然関係ないけど「北斗の拳」の表題がTVに表示される度に小さく書かれた「ほくとのけん」のルビが気になってしょうなかったのが思い出されます。当然と言うかゲーム化もされました。何作も作られてるらしいけど俺は1作目しかやったことがありません。敵を倒す度に出てくる「あべし」を言う文字をジャンプしてゲットするその様はなかなかシュールなものだったなぁ…。そう言えばハリウッド映画化もされてたような…。

とまぁなんだかんだ言ったところでこのマンガの持つ圧倒的なパワーの前には全てが無力となります。ラオウとの闘い、そしてラオウの「見事だ、弟よ」のシーンはマンガ史上屈指の名シーンではないでしょうか。最後の方では宙に浮いたり「かめはめ波」ばりの技が出て来たりと何でもアリ状態になってきましたが面白いのでOK。

最後の最後、記憶を失ったケンシロウとリンを結ばせようと1人闘いに赴き死んで(?)いくバットを見守るシーンは涙無しでは読めません。っつーかバットかっこよすぎ。子供の頃のバットから誰があんなバットを想像できたでしょうか。ラストシーン、ケンシロウが悪人に対して「お前はもう死んでいる」とキメ台詞。やっぱり面白いです。

 

現在「コミック バンチ」史上で「北斗の拳2」とも言うべき「蒼天の拳」が連載中。そしてここで驚くべき事実が発覚。ケンシロウの本名は「カスミ ケンシロウ」ということがわかりました。そう…、彼らは日本人だったのです。これで長い間の謎が解けました。ずっと「お前ら何人(なにじん)だ?」と思ってたからなぁ。スッキリスッキリ。

彼らは日本人だったんですよ。

「北斗神拳」は今現在日本に伝わっている拳法だったんですよ。

ケンシロウも今日本のどこかにいるんだよ。ちゃんと苗字付きで。

しかし「ケンシロウ」はまだいいとしても「山田アミバ」なんて名前を親につけられたら「妖星」じゃなくてもグレますって。

 

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