First Experience
あとがき
「わたし……初めてなの……」
何がって、エロ小説を書くのがね(爆
昔から小説めいたものを書いてはいたのですが、いわゆる18禁物は書いたことがありませんでした。そっちの方面にはあまり興味がなかったもので(言っておくけど、実生活においてはそうではないですからね。むしろ、盛りのついた中学生並に興味津々です!)。
なのですが、この度いろいろ諸事情があってエッチシーン付きの小説を書かなくてはならなくなりました。
正直困りましたね。なんせ、これまで自分はエロ小説と呼ばれるようなものをほとんど読んだことがなかったため、どう書いたらよいのかよくわからないのだわ。エロゲーはかなりの数をこなしてはいたものの、実はエッチシーンってあまりちゃんと読んでなかったんですよね。クリック連打ですっ飛ばしていることがほとんどで。
なもんで、カンと根性と、ちょっとの実体験だけを駆使してエロ小説をでっち上げるになりました。
んがしかし、テクニックとかいう以前の問題が我が身に降りかかってきたわけで……。
何ていうか……えらい恥ずかしいんですけどー (;´Д`)
部屋で一人でコツコツとエロ小説を書いている様というのは、この上なく気恥ずかしいものなんだわ、これが。乗っている時はいいのだけど、行き詰まったりしてはたと我に返ると、「自分、いったい何やってんだ?」と思ってしまい、自らの行いに悶え苦しむことしきりでした。はっきり言って、書いている時間より床をのたうち回っている時間のほうが長かったかもしれない。下にいた母親に怪しまれなかったか非常に心配です。
内容は、田中ユタカ氏のマンガをノベライズしたらこうなるんじゃないかというイメージでやってみました。ていうか、この人以外のエロマンガ家ってよく知らないもので。氏の作品の優しい雰囲気がうまく出ていればいいのですが(あと、読んでるこっちのほうが気恥ずかしくなるところなんかも)。
また、エロゲーをやってて、「どうして初体験なのにいきまくってるんだ?」とか、「初体験のくせにテクニシャンかよ」や、「そもそも、避妊しなくて大丈夫なのかねぇ」など常々思っていたので、もう少しリアルなものにしようとしたのですが……結果として抜けないものになってしまいました。「最近の18禁は泣けるんだぞ!(by貴志祐介)」なんて言っても、しょせんエロゲーは抜くためにあるわけで、そのためには初体験であろうがいきまくらなくてはならないし、テクニシャンである必要があるし、爽快感を出すためにはぶちまけたり中出ししたりするでしょう。ようするに、エロゲーはリアルかどうかはともかくとしてエンターティメントとしては正しいんだ、ということがよくわかりました。
予想以上に時間がかかってしまいましたが、何とか完成にこぎつけることができました。偉いぞ自分。……これでエロじゃなければもっと偉いんだが。
もう二度と自ら進んではエロ小説は書かないと思いますが、こんなものでも生み出した以上は愛着があるので、楽しんでもらえたなら親としては嬉しいかぎりです。