まじかる☆ひよりんだよ〜




お昼休み



キ〜ン、コ〜ン、カ〜ン、コ〜ン

雪希

「今日は、お弁当作れなかったから、久しぶりに学食だよ」



そして、学食。

雪希

「うわぁ〜、今日は凄い混んでる、これじゃあランチ取れないよー、はぁ〜、困っ・・・」



ハッ!キョロキョロ >周りを確認する雪希

雪希

「き、気をつけないと・・・私、思わず言っちゃう所だったよ〜」

雪希

「きっと、今もどこかで私のこと狙ってるんだわ」

雪希

「そ、それじゃあ気を取り直して・・・パンでも買おうかな〜るんらら」



そこへ・・・。

清香

「あら?雪希ちゃんじゃない、珍しいわね、学食なんて」

雪希

「あ、清香さん、今日は私、お弁当作れなかったんで、それで・・・」

清香

「そうなの、それは残念だったわね、今日は何故かすごい混んでんのよ、あたしも困ってんのよね」



ピキィ−−−ン >マズイ

雪希

「き、清香さん、ダメ、ダメだよ、そんな簡単に困ったなんて言ったら」



きっと今ごろ、着々と準備を整えてるよー。

清香

「ん、雪希ちゃんどうしたの、べつにいいじゃないほんとの事なんだし」

雪希

「ダメなんです、清香さん、私の一生のお願いです、それだけは言わないでください、ぐっすん、しくしく」



今回はどんなことをしても止めて見せるわ。

清香

「な、何も泣くことないじゃない、わ、分かったわよ」

雪希

「わぁ〜、清香さん、ありがとう」



今回は清香さんだから、もう安心かな〜。

清香

「それにしても・・・さらに混んできたわね、ほんと困ったわ」

雪希

「聞いてない、やっぱり清香さんも聞いてないよー」



このままだと・・・。

??

「・・・おこまりですかぁ?」

雪希

「わぁあ、やっぱり来た〜」

??

「そんな時には私にお任せ♪」

雪希

「わたしじゃない、わたしじゃないよ」

ひよりん

「は〜〜〜い、まじかる☆ひよりんだよぉ♪」



わぁ〜〜〜、ぱちぱちぱち >バック音楽

雪希

「・・・」

ひよりん

「お困りのようだね、雪希ちゃん」

雪希

「何でいつも私にくるのよー」

ひよりん

「それで今日のお困りごとはなにかなぁ」

雪希

「き、今日困ってるのは、あっち、き、清香さんだよ」

ひよりん

「えっ、そうなの」

雪希

「うんうん、そうなの」

ひよりん

「それじゃあ清香ちゃん、今日は何にお困りですかぁ?」

清香

「・・・日和、あんた何やってんのよ、しかもそんな格好で・・・」



マズイ、やっぱりこういう展開になるのね、ぐっすん。

ひよりん

「うっ・・・」

清香

「よくそんな格好して、学校にこれたわね、日和」

ひよりん

「あ、あのね、清香ちゃん、よく聞いてね、私は魔法の国から来た、まじかる☆ひよりんだよぉ」



わぁ〜〜〜、ぱちぱちぱち >バック音楽

清香

「・・・」

ひよりん

「OK?」

雪希

「清香さん、清香さん、ここはあまりひよりんを刺激しない方がいいですよ」

清香

「何でよ、雪希ちゃん、この状況で、あたしがなにも言わないと思ってるの」

雪希

「理由なんかありませーーーん」 >雪希強気レベルMAX

清香

「うわっ、今日の雪希ちゃん強気ね」

雪希

「いいですね、清香さん、あれはひよりんで、日和ちゃんじゃありません」

ひよりん

「???」

清香

「・・・」

雪希

「OK?」

清香

「まあ、雪希ちゃんがそこまで言うなら、それでいいわ」

雪希

「頼みますね、清香さん」



ふぅー、これでとりあえずひと安心だよ、よかった、よかった。

清香

「それで・・・ひよりん、いったいどうしたの」

ひよりん

「うん、何かお困りのようなので、助けにきました〜、えへへ」

清香

「・・・そ、そうなの」

ひよりん

「では、何でも言ってくださいね、この魔法のハンマーで、何でも解決だよぉ〜」

清香

「それじゃあ、あたしの身長、もう少し高くして貰えるかしら」

ひよりん

「えっ・・・」

清香

「何でもできるんでしょ」

ひよりん

「うっうん・・・」

清香

「じゃあお願いね、これで健二にバカにされないわね」



説明しよう。
みなさんは、もうお気づきだとおもいますが、ひよりんの魔法は、まだ一度もまともに成功したことはありません。
したがって、今回も失敗するのが目に見えています。
以上説明終わり。
解説はやかま進藤でした。

ひよりん

「よ、ようし、いくよぉ〜」

ひよりん

「ピンプル、パンプル、ロリポップン」

ひよりん

「マジカルマジカル、るんららぁ」

ひよりん

「そ〜れ、にゃう〜〜〜ん♪」



ピロリロリン


   ・


   ・


   ・

ひよりん

「・・・」

雪希

「・・・」

清香

「なによ、何も変わってないじゃない、そうでしょ二人とも」

ひよりん

「・・・」

雪希

「・・・」

清香

「あんたたち、どうしたのよ、なに固まってんのよ」

雪希

「・・・清香さん・・・一応、大きくなったみたいですよ」

ひよりん

「・・・これって、成功でいいのかな・・・」

清香

「なんだ、大きくなってんの、それじゃあ、鏡でも見てこようかしらね」



そう言って、嬉しそうに去っていく清香さん。
マズイ、マズイよ。

雪希

「ひ、ひよりん、あ、あれって、ばれると後で、とんでもないことになるよ、きっと・・・」

ひよりん

「うん、私もそう思うよ・・・」

雪希

「ほら、いつもみたいに、そのハンマーで、何とかしなさいよ」

ひよりん

「で、でも・・・どっちにしても、私、酷い目にあうのが目に見えてるんだけど〜、ぐっすん」

雪希

「そんなことはどうでもいいから、とりあえず殴っときなさ−−−い!」

ひよりん

「雪希ちゃん怖い・・・」

雪希

「ほら、行くのよ、狙いはあのリボンよ」

ひよりん

「・・・う、うん、分かったよ」

雪希

「ひよりんがんばれ〜」

ひよりん

「ぐっすん、しくしく」



そして、清香さんの背後に回りこむひよりん。
ひよりん、今よ。

ひよりん

「うわぁ〜〜〜ん、雪希ちゃんのバカぁ〜〜〜っ」



ひよりんがハンマーを振り下ろす!
そこへ・・・。

進藤

「あれ?雪希ちゃん、今日は学食なんだ、じゃあい・・・」



ガスッ!

進藤

「うっ!何で、いつもいつも・・・がくり」

雪希

「うわぁーーー!またしても進藤さんが絶妙なタイミングでーーー!」







ひよりん

「こうして今日も、まじかる☆ひよりんは大活躍です♪」

ひよりん

「魔法のハンマーで、どんな願いごとでもOKだよ〜、えへへ♪」

ひよりん

「さ、今日は急いで逃げないと、るんらら〜、よかったね」


     ・


     ・


     ・

清香

「何これ−−−ぇ!リボンが巨大化してるーーーぅ!(3倍)」

清香

「おのれ、ひよりんめーーーぇ!」



ダダダダダダッ!

おわり


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