「みずいろ」の愉快な仲間たち
第八話 お風呂のあとは
風呂上り、脱衣所。健二 「ふー、まったく酷い目にあったぜ、まだ顔が痛いぞ」
そう言いながら牛乳を手に取る俺。
健二 「やっぱ、風呂上りはこれだな」
そう言って、腰に手を当て、一気に牛乳を飲む。
ゴクゴクゴク健二 「くぅーーー、たまんねーぜ、ビバッ!風呂上りの牛乳」
この味が分からない奴は、人生の半分は損してるな。
そう思っていた時・・・。清香 (風呂上りには、やっぱりこれよね〜、ングングング、ぷはー、最高)
という清香の声が壁越しに聞こえてきた。
健二 「・・・なんか、清香と同レベルというのは、複雑な心境だぜ・・・ま、美味いんだからいいか、気にしないぜ、わはは」
進藤 (なんか、清香先輩、オヤジ臭いですー)
健二・清香 (オヤジ臭い)
壁越しに固まる、俺と清香だった・・・。
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その後、みんなで集まって、スポーツをすることにした。
そう、温泉と言えば、あのスポーツである。健二 「ふふふ、清香、今こそ積年の恨みを晴らすぜ」
清香と対峙する俺。
清香 「ふふふ、なにいってんのよ、返り討ちにしてやるわ」
やる気満々の清香。
健二 「くらえ、清香! 俺の必殺サーブ!」
カコーン!
回転のかかった変化球サーブが清香を襲う!清香 「ふん、甘いわね!」
パコーン!
回転をうまく殺し、難なく返す清香!
そう卓球である。健二 「うりゃ、これでどうだ!」
ビシッ!
懇親の力で打ち返す俺!清香 「なかなかやるわね、でも!」
カコッ!
かろうじて、返す清香!
そんな、俺たちを見て・・・。進藤 「健二先輩と清香先輩、すごいですね、まさに真剣勝負ですね」
雪希 「お兄ちゃん、勝負事好きだからね」
進藤 「それじゃあ雪希ちゃん、私たちもやりましょうね」
雪希 「うん、進藤さん勝負だよ」
雪希と進藤も、触発されたみたいだ。
その頃、日和と麻美先輩はというと・・・。日和 「せんぱ〜い、いくよ〜、そう〜れ」
ポコ
日和のポンコツサーブ、見事なヘロヘロ球が麻美先輩を襲う!麻美 「どきどき・・・えい」
パコ
それを何とかラケットに当てる先輩!
かろうじて、日和のコートに返る!日和 「わっわわ、こ、こっちに来るよ〜そうれ」
ブン、ころころころ・・・
見事な空振りをする日和。日和 「にゃう〜ん、負けちゃたよ〜、ようし、次は負けないからね〜」
麻美 「私も・・・負けませんよ」
まあ、内容は触れないでおこう。
日和も先輩も楽しくやっている。
案外気が合っているようだ。
そして、俺たちはというと・・・。健二 「この、毒電波毒受信機!」
バコッ!
コートの隅を狙って強烈な一撃を打つ俺!清香 「この、バカ健二が!」
バシッ!
負けじと強烈な回転をかけて返す清香!健二 「この胸無し高機動ウイング!」
ビシッ!
清香 「この覗き魔!」
カコッ!
異常にテンションが上がっていた。
そして・・・。健二 「清香!、俺の悪口をいいながら玉を返すな!」
清香 「あんただって、あたしの悪口言ってるじゃない!」
健二 「ふーーー!」
清香 「うーーー!」
ケンカになっていた。
雪希 「お兄ちゃん、清香さんも、少し落ち着いて」
進藤 「そんなに、熱くならないでくださいよ、たかが卓球ぐらいで」
一休みして、俺たちの勝負を見ていた進藤と雪希が見かねて仲裁に入る。
日和 「そうだよ〜けんちゃん、清香ちゃん」
その時、麻美先輩が俺たちに近づいてきた。
そして・・・。麻美 「二人とも・・・めっ!」
健二・清香 「うっ」
麻美 「めっ!」
麻美先輩のこの一言で、俺たちはケンカをやめた。
麻美先輩の「めっ!」には、誰も逆らえない。健二 「せ、先輩わかりましたから」
清香 「わ、わかったわ、先輩」
俺たちは少し熱くなりすぎていたようだ。
清香もそれが分かったのだろう。健二 「よし、それじゃあ今度は、日和、お前と勝負だ」
俺は日和を指差しそう言った。
日和 「うん、望むところだよ〜、えへへ」
日和もやる気満々だ。
清香 「じゃあ、麻美先輩はあたしとやりましょ」
麻美 「・・・勝負です」
進藤 「それじゃあ雪希ちゃん、私たちも続きやろうか」
雪希 「いいよ、進藤さん」
こうして、その後、和やかな雰囲気で、勝負が繰り広げられた。
健二 「ほら日和、こっちだこっち」
日和 「わ、わわわ、そんな所に打たないでよ〜、にゃあ〜」
健二 「あはは」
俺たちはその後、一時間ほど卓球をしまくった。
つづく