「みずいろ」の愉快な仲間たち

第七話 露天風呂へGO!


ドボーン!

健二 「ふう、ようやく落ち着いたな・・・」

俺は露天風呂に浸かりながら、そう言った。
さすが、あの長い山道を登って来ただけに、ここからの景色は、最高だった。
山の緑が、俺の心を洗い流すようだぜ。

健二 「ビバッ! 露天風呂」

ザバーン!
俺は湯船に頭まで浸かった。

健二 「うおっ! 気持ちいい! ふ〜〜〜」

俺は、湯船に浸かり直し、今日の事を、振り返った。

健二 「それにしても・・・清香のやつ、何もここまでヤバげな宿にしなくてもいいのにな・・・まあ、ただで連れて来て貰ったんだから、文句は言えないけどな・・・」

そう思いながら、周りを見渡してみる。

健二 「それにしても・・・今は俺以外に、風呂に入る客が居ないんだな・・・まあ、貸切みたいで良いけどな」

そんな事を考えていると、隣の女湯から・・・。

清香 (日和、麻美先輩も、あんたたち、相変わらず、でかいわね)

日和 (えへへ〜、ありがとう〜、清香ちゃん)

麻美 (・・・恥ずかしいです)

進藤 (清香先輩は、全然成長しませんね)

清香 (な、なに、いってんのよ、これでも少しは大きく成ってんのよ)

進藤 (そうですかー、じゃあ、確かめさせて貰いますねー)

ジャブジャブ

清香 (あんた、あたしに挑んでくるなんて、いい度胸じゃない、返り討ちにしてやるわ)

バチャバチャ

雪希 (も、もう、二人ともお風呂で暴れちゃダメだよー)

進藤 (・・・そういう雪希ちゃんは、どうなのかな〜へへへ)

清香 (・・・そうね、確かめてみたいわね、ふふふ)

雪希 (えっ!)

進藤・清香 (ゆ〜き〜ちゃ〜ん〜)

雪希 (わっわわ、二人ともこっちにこないでー)

進藤・清香 (逃がさないわよ〜)

ばちゃばちゃばちゃ

 

健二 (・・・ゴクッ)

健二 (き、気になる・・・)

健二 (うおー! 猛烈に気になるぞー!) >魂の叫び

健二 (はっ! そういえば・・・今ここに居るのは俺一人・・・)

俺は改めて周りを見てみる・・・誰も居ない・・・。
その時・・・。

雪希 (も、もう、触らないでー)

清香 (いいじゃない、減るもんじゃないし)

雪希 (あっ)

健二 「俺はやるぞーーー!」 >エロパワーMAX

清香 (あら、何か聞こえなかった?)

進藤 (そうですかー? きっとこの辺の野生動物の声ですよ、猿とかいっぱい出てきそうですし)

清香 (・・・そうね)

健二 (ふー、ヤバイヤバイ、つい大声を出してしまった・・・それでは、早速・・・)

そして、男湯と女湯を隔てる壁を登り始める。
今のこの俺に不可能はないぜ。

健二 (なぜ、女湯を覗くのか? そこに女湯があるからだーるんらら〜) >意味不明

そう思いながら壁を登る俺、フッ男だぜ。

健二 (よし、登りきったぞ・・・許せ雪希、俺も男なんだ、ビバッ!女湯)

健二 (どれどれ・・・)

俺が女湯を覗こうとした、その時!

カコーン!

俺の顔面に風呂桶が当たった。

健二 「ぐわっ! おっおおお!」

ツルッ、ヒューーー、ザバーーーン

当たった拍子に足を滑らせ、そのまま俺は、男湯に落ちた。

清香 「あんたが叫んだ時から、こっちは分かってんのよ、バカ健二が!」

進藤 「せんぱーい、大丈夫ですかー、覗きはダメですよー」

雪希 「お、お兄ちゃん、大丈夫」

日和 「うん? 何かあったの〜?」

麻美 「お風呂・・・気持ち良いです・・・るんるん」

そして、俺の計画は失敗に終わった・・・。

健二 「くそっ、俺のささやかな幸せを邪魔しやがって・・・清香のやつめ、覚えていろよ」

こうして、楽しい?露天風呂のひと時を、満喫するみんなであった。

つづく


第六話へ   トップへ   第八話へ