| 真・女神転生U |
| ATLUS |
「真・女神転生」(以下T)の続編。シュールなストーリーとシステムは健在です。と言うよりパワーアップしてます。
舞台は未来の東京「カテドラル」。Tで「LAW編」の続きのような形になってます。つまり秩序が支配する世界。主人公は記憶を失った青年・ホークことアレフ。戦い続け、ついにチャンピオンとなると突然カテドラルの中枢である「センター」から呼び出され自分が救世主であることを知らされます。そして救世主として数々の任務をこなしていくのですが、この辺りに主人公の意志は全くありません。まるでマシーンです。今にしてみればそれもまた演出だったのでしょう。つまり「作られた救世主」としての。
その後暴走する「センター」から離れ独自の道を歩むアレフ。パートナーのヒロミと共に世界を、そして魔界を旅することになります。
ストーリーの極悪さはT以上でパートナーでありヒロインでもあるヒロミが実は(ゴニョゴニョ)だったり、アレフは(ゴニョゴニョ)だったりとショックな出来事満載。俺がアレフだったらグレます。
これまたTと同じくLAW・CHAOS・NEUTRALのいずれかの道を選択することになるのですがLAWを選択すると主人公達地球を滅ぼしちゃいます。どこが「秩序」なんでしょうか?一番平和的なのが「混沌」であるCHAOSなのも問題アリです。いずれにしろ「大量虐殺への道」NEUTRALは健在なのでレベルと上げたい場合はこれを選ぶように。
「会話システム」「合体システム」も健在。基本的なシステムに変更はありませんが一点、かなり大きな変更点があります。それは「人間との合体による結果はレベル制限が無い」と言うとんでもないところ。説明書でも見落としそうなぐらい小さく書かれたこの内容はかなりデカイものでした。
「人間と会話することにより仲間にして、さらに悪魔と合体させる」と言うのはTでもありましたが(それはそれでかなり、問題アリですが)、自分より上のレベルの悪魔は作れないと言う制限がありました。Uではそれが無いのです。これによりゲームバランスは完全に崩れました。俺は最初のボス戦、つまりまだホークと名乗り闘技場で闘ってる時すでに「レベル68 大天使メタトロン」を仲魔にしてました。この時ホークのレベルはまだ10代。おかげでその後の展開が楽で楽で…。どんなボスも前半は一撃二撃です。仲魔を連れまわすのに必要なマグネタイトの減りが激しいのには困りましたがそれを補って余りある活躍です。
クリア後に行けるようになる「金剛神界」には通常出現しない高レベルの敵が続々と出現。ガンガンレベルが上がります。ただしこれもTと同じようにレベルが上がるともらえる経験値も下がるためレベル上げは徐々に苦しくなっていきます。ただしこの金剛神界、クリアしないと行けないのですがラストダンジョン内でセーブすると戻れないため行けなくなってしまうのです。そのため金剛神界へ行くにはセーブなしでラストダンジョンをクリアしなくてはなりません。と思っていたのですが実はクリアデータがあれば2周目以降はクリアしなくても行けるみたいです。毎回苦労してた俺はなんだったんでしょう…。
でも言い訳させてもらえばこのゲーム、セーブデータが2つしかない上にすぐに消えちゃうんですよ。だからいつもプレイする時は2つとも使ってセーブしていたので毎回必死こいてラストダンジョンをセーブ無しでクリアしてたんですよ。しょうがないですね?ね?
このゲームで致命的なのは「バグの多さ」ですね。結構ありますが特に「タルカジャ重ねがけ」にはいつも苦労しました。タルカジャとは攻撃力をアップさせる最重要魔法と言えるのですが調子に乗って使いすぎると大変なことになります。ボス戦でどんどん攻撃力をアップさせて一撃で数1000と言うダメージを与えていい気持ちになってると突然与えるダメージが「1」とかになっちゃうんですよ。かなりブルーになりますよコレ。しかもこの状態ってなんかバグりまくってて仲魔を呼び出そうとすると仲魔リストに「ボディコニアン」なんて出てくるんです。こんなやつ仲魔にした覚えは無いっつーの。試しに呼んでみると当然のように失敗するし。こんな時にこっちの強化状態解除の「デカジャ」なんて魔法を敵が使ってくれるとホントにありがたい。他にも戦闘中にオールキャンセルを使うとゲームが停止したりとバグのオンパレード。デバッグを本当にやったのかどうか疑わしくなるようなゲームですが面白いんですよねー。
これまたPS版が出るらしいです。やったことが無い人はぜひやってみてください。