ゆのはな(18禁)
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結論としては自信を持ってお勧めできるゲームだったと思います。以下はレビューと言うほどの物ではなくただの感想。

■絵■
非常にほのぼのとした可愛らしい絵。あったかい雰囲気の「ゆのはな」にはピッタリと言えるでしょう。立ち絵・イベントCG間の違和感もありませんし、マイナス点は全くございません。「この絵は受け付けない」って人はいないんじゃないでしょうか。

■音楽■
BGMで特に印象が強かったものは無いのですが、どれも場面に合った適切なものでした(これは凄く重要なことだと思います)。OP・ED共にツーファイブの原田ひとみさんが歌われておりまして、特にOP「冬だより」はこれもまた雰囲気がぴったりと言える曲でお気に入りです。つか気に入ったゲームの曲は大抵気に入っちゃう人間なんですけどね、私は。

■システム■
オーソドックスな移動場所選択型のアドベンチャー。それぞれの移動先、つかアルバイト先に各ヒロインがいるので攻略は全く難しくありません。ギャルゲーにゲーム性を求めない私としては嬉しい限り。メインヒロインであるゆのはを攻略するには他の3人をクリアしてからじゃないといけないのですが、内容的にもそれでよかったのではないかと思います。
エンジンはWillのものですので非常に安心。安定してますし、使い勝手もいい感じです。不便に感じるところはありませんでした。

■シナリオ■
単車で旅をしていた主人公・拓也は通りがかった雪の降る町”ゆのはな町”で事故を起こしてしまいます。単車は壊れ、近くにあった古い祠を破壊して、拓也自身も瀕死の重傷。そこに現れたのが祠にいた神様ゆのは。”神力”で拓也を治したゆのはは治療代と祠の修理代を合わせて20万円を要求。この借金を返しきるまで移動することが出来なくなった拓也は、この町の中でバイトをしながらお金を返す日々を送ることになるのでした……というストーリー。
まず言えるのは日常会話が非常に面白いことです。ラテン系の拓也自身はもとより、一癖も二癖もある住人達のやり取りは全く飽きることがありません。榛名さんの”あったかいジョーク”も爆笑モノ。登場人物は皆なんだかんだ言っても温かい人ばかりで、『heart−warming』の冠に嘘偽りはありません。以下クリア順ヒロイン別感想。

◆伊藤わかば◆
町に住むことになった拓也と拓也の妹と言う設定のゆのはの2人を快く居候させてくれた女の子。おばあちゃんのみつ枝と二人暮しで、家は銭湯を経営中。生粋の天然系にして癒し系で、ほんわかとした雰囲気に誰もが目尻を下げてしまう……そんな娘です。
終始ほのぼのとした感じでわかばのシナリオは進み、最初から最後まで癒され続けた感があります。それなりのクライマックス的展開はあるのですが、わかばの雰囲気のせいか「大いに盛り上がる!」と言った感じではありません。それでも飽きずに続けることができるのは、テキストの面白さとわかばの可愛さのおかげでしょう。
こんな娘と一緒にいられたら幸せなんだろうなぁ、と思えるシナリオでしたとさ、めでたしめでたし。

◆高尾椿◆
ゆのはな町の姐御的存在の椿は酒屋の一人娘。父親・祖父と三人暮らしで、酒屋の経営を引っ張りながら、実は人気ライトノベル作家でもあったり。さばさばしてますが純真で、正に江戸っ子と言った椿でございます。いや北の雪国ですが。
シナリオ的にはやや弱い感じがしましたが、クリア後の爽快感はしっかりと。わかばシナリオでもそうでしたが、ゆのはとの別れのシーンは名場面の称号を与えるに相応しいものでした。

◆桂沢穂波◆

強烈に、猛烈に、激烈にエロ可愛い。

そのレベル、デンジャラス。


と言う訳で『ほなにー』のエロ可愛さったらもう。なんつーかCVの木葉楓さんの本領発揮もいいところです。シナリオもいいですし、母親の榛名さんとの掛け合いも最高。明らかに○学生なところがちとアレですが、尚更にエロ可愛いのが罪作りです。

◆ゆのは◆
守銭奴な神様。普段は憎まれ口ばかりですが、可愛げが無いところが可愛いと言う凄まじさ。天衣無縫に見えても辛い過去や宿命を背負っていたりするところが涙を誘います。メインヒロインなのに前述の3人に比べるとシナリオが短かったりすますが、総まとめ的なシナリオでもありますのでそれで良かったのかな、と。
やや御都合主義なエンディングもハッピーエンド至上主義な私にとってはむしろ望むところ。締めくくりに相応しい爽やかなエンディングだったと思います。

 

とにかく「ゆのはな」は最初から最後まで楽しめたゲームでした。「滅茶苦茶お薦め!!」と言うわけではありませんが、誰にでも安心して薦める事が出来る逸品です……と言う訳で推奨ゲーの殿堂入り。

 

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