| てのひらを、たいように(18禁) |
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カテゴリ的には伝奇ものとするべきなのかもしれませんが、私としては良質の『友情ゲー』……つか『幼なじみゲー』として推挙したいと思います。「さとり」伝説にまつわる猟奇的な風習もさることながら、それに立ち向かう幼なじみ4人組の友情パワーで魅せる作品なのではないかと。ネプチェーンマンも言ってます、唯一完璧なものは正義超人の友情だと。
この作品は「てのひらを」編と「たいように」編で主人公・ヒロインが違っておりまして、メインを「てのひらを」編として「たいように」編ではその裏で何が行われていたのかが描かれております。出来れば「たいように」編の主人公・順哉を「てのひらを」編でもっと絡ませてもらいたかったかなぁ。数回の顔出し程度の順哉での補完シナリオではちとパワー不足を感じました。でも「てのひらを」編で残っていたいくつかの謎をきれいに収束させてるあたりは見事。
「てのひらを」編の美花・穂シナリオは95%が共通シナリオであったり、誤字が非常に目に付いたりと、いくつか細かいマイナス点はございますがそれを差し引いても面白い作品でした。正直声優さんの演技による部分も多かったかもしれなくて、特に永久・美花・穂の声には「やられた」って感じです。いやもうお兄さんはマイッタよ、いやマイッタ。子供の頃、あんな幼なじみを作れなかった時点で私は人生の負け組なんでしょう。勝ち組の人は全員幼なじみ持ちに決まってるんですよ。