魔女っ娘ア・ラ・モード(18禁)
F&C

 

精霊と魔法が日常のもう一つの世界での物語。主人公ダイルは魔法学園「トゥウィンクルアカデミー」に通う青年で、同じ学園に通っている幼馴染のシルビアやエレーナ、同室の悪友にして親友・ユーキと騒がしくも平和な日々を送ってます。そしてある日、先生から言い渡された課題は「パートナーと一緒に『ある物』を作ること」と告げられたダイルは果たして誰をパートーナーに選ぶのか……?

 

と言う訳で「魔女っ娘ア・ラ・モード」。正直に言えば『絵買い』をしたゲームでして、内容がそれに見合っていたかと言われると微妙に微妙だったり。シナリオの流れとしては『日常生活→パートナー決定→試験→後日談』みたいな感じでこれは全ヒロイン共通。日常の会話はそれほどテンポが悪い訳ではないのですが、授業の内容が実際に試験に出てくるためプレイヤーもちゃんと授業内容を覚えていないといけないと言う面倒な展開。2周目以降はスキップできますが、1周目はこれでかなりダレました。

それではキャラ別感想へと参ります。バリバリのネタバレですので御注意を。

■ シルビア・アイゼット ■
ダイルの幼馴染。両親は小さい時にモンスターに襲われて亡くなっており、それ以降はダイルの家で一緒に暮らしてきました。その後学園に入学してからも2人の関係はケンカばかりの仲のいい幼馴染……のままでいらられば平和だったのに(笑)。
とにかく明るく元気で快活な女の子。とりあえずスタートの段階でダイルに惚れているので楽なことこの上無しです。ダイルのことが好きなのにそのことにダイルは全く気付いてくれなくて悶々とする日々。試験のパートナー偉いをきっかけに2人の仲は急接近……となる訳ですが話はそう簡単ではなく、やはり2人の幼馴染のエレーナもダイルのことが好きなためここに三角関係が勃発。
でもエレーナはダイルの心がシルビアに向いていること知っていたため身を引くことに……ううっ、エエ娘や。ちなみにシルビアはと言うとどうしても何もしてない印象しか受けないんですよね……ダイルのことを好きなのはいいんですが、ただそれだけで他には何もやってない感じ。なので個人的にはかなりションボリ認定。
ただこのシナリオの評価がここまで低い理由は私自身にもあって、HDDの整理の際にうっかりDirectXをアンインストールしていたらしいんですよ。なのでシルビアシナリオのプレイ中は一切BGMが鳴っていなかったという寒い展開……ゴメンなさい。

■ エレーネ・シルバーナ ■
やっぱりダイルの幼馴染でシルビアとは長い間の親友同士。おしとやかで優しくて可愛くて正に完璧な女の子であるエレーナは実は強大な魔力を持っており、その上使える者が非常に少ない「光の魔法」の使い手であるため次期女王候補でもありました。そして女王は任期中の50年間はずっと処女でいないといけない……とここまで書けば誰でも想像がつくと思いますが、要するにエレーナのシナリオは「シルビアを含めた三角関係&女王になるか、ダイルと結ばれるか」が主なテーマに。そしてダイルとエレーナが取った結論は『50年間はア○ルで我慢する』(えー)。そして任期終了後、改めて2人は結婚して(もの凄く今更な)初夜を迎えることになるのでした、めでたしめでたし。ちなみに彼らは魔力のせいか非常に長生きなので50年経ってもエレーナなんて全く姿が変わってません。御都合主義万歳。

■ リディア・アーセナル ■
ダイル達のクラスメート。普段誰とも仲良くしよとせず、一緒にいるのはブラックドラゴンのコドランのみ。クラスでも悪い噂しか聞かないリディアに近づいたダイルの見た本当のリディアとは!? ……って結論としては「とてもイイ娘でした」となるのは決まってますが。
リディアは伝説の「怪我も病気も全て癒すことの出来る魔法・オールヒール」の習得に向けて日々修行を積んでおりましたが、この魔法は正に「伝説の魔法」であり、誰も存在すら信じていなかった魔法。でも子供の頃両親を亡くしたリディアはもう自分のような人間は作りたくない、とどんなに後ろ指指されてもたった一人で「オールヒール」習得に向けて努力する日々……ううっ、エエ娘や。
じゅんにゃんの声と相まってこの中じゃ一番のお気に入りキャラ。エンディングで2人が結婚していたのは当然として、2人の力で「オールヒール」を完成させたというエピソードはちょっと感動しました。

■ ナナ ■
人間ではなく魔法によって生まれたホムンクルス。ダイルのクラスに転校してきたナナは魔法は使えないけど何事にも一生懸命で一躍人気者になりますが、実はナナは短い間しか生きることが出来ないということを知ってしまったダイル。それでもその短い時間の中でナナとの思い出をたくさん作り、愛し合い、そしてナナは……ナナは…………。
と言う訳で卑怯と言われようと何と言われようと泣いてしまったシナリオ。やっぱり「死ぬ(消える)ことがわかっていながら結ばれる2人」ってのは反則だよなぁ。それはそうと大賢者が何故ナナを作ったのかは「言ってもわからない」で済まされてましたが製作者もそこまで考えてなかったんじゃないかと言うのは穿った考え方でしょうか?

■ ミルキー・ミルコック ■
花が大好きで超引っ込み思案な後輩。ダイルがあげた「魔法の花」をきっかけに前向きに生きられるようになりました、よかったねよかったね。以上。
いやもう話すことがなくて(汗)。シナリオも他と比べて短めでしたし、特筆すべき点は……あ、1つありました。Hシーンが一番面白いのはミルキーでした。

■ アクア・アラベスク ■
ダイル達の先生。明るく優しく時には厳しく、生徒からも大人気。攻略出来ないと思っていたのですが、全ヒロインをぶっちぎってユーキとばかり遊んでいたら媚薬でモノに出来てしまいました(笑)。大人の女性で一番エロいと言えばエロかったのですが、当然その後は罰が待っていた訳で。南無阿弥陀仏……。

 

あとクリア後のおまけは結構楽しめました。ただシルビア&エレーネとの3Pはエロいけど余計な気が……。シナリオは本当に「コレだっ!!」と言うものがありませんでした。それでも王道と言えば王道なのである意味安心してプレイできるゲームと言えます。絵は全く問題無し。BGMも雰囲気に合った明るい曲が多くよかったのではないかと(最初やっちゃいましたが(汗))。

主題歌を歌うはモモーイ&小池の兄貴のユニット「UNDER17」。OPの「Nostalgia」は非常にノリノリの曲でコミケでも跳んでまいりました。でも個人的にはEDの方が印象的で耳に残ってますね。各シナリオの「大団円→ED曲→エピローグ」と言う流れの中で聞くと余計にそう思います。

と言う訳で総評。シナリオ重視の方には向きませんが、可愛い絵でまったりと楽しみたい方はやって損はしないと思います。

 

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