フォセット -Cafe au Le Ciel Bleu-(18禁)
戯画

 

「フォセット -Cafe au Le Ciel Bleu-」の感想をば。微ネタバレあり。致命的なのは避けてるけど、未プレイで気になされる方は注意。

戯画における丸戸さん&ねこにゃん氏のゴールデンコンビ(と最近は呼ばれてるらしい)による3作品「ショコラ」「パルフェ」「この青空に約束を−」のファンディスク。と言っても内容の比率は【ショ:パル:青空=0.5:3.5:6】と言ったところ。

■絵■

ねこにゃん氏。まったくもって問題無し。

■音楽■

主題歌はave;new feat.佐倉紗織「Vanille Rouge -ヴァニーユ・ルージュ-」。嫌いじゃない(と言うより結構好き)なんですが、今までの主題歌(「ショコラ」「パルフェ」「この青空」)の印象が強いのでどうにも違和感が。ぶっちゃけ”ファンディスクの主題歌”が必要だったのかどうかすら疑問なんですが……。

■内容■

ファンディスクと言うことでバラエティに富んだ……とは微妙に言い辛いラインナップ。まぁこんなもんか、と言ったところですが、サイドストーリーやショートストーリーの数が多いので量的な不満はありません。

以下それぞれの感想。

「この青空に約束を−」サイドストーリー

本来のライターである丸戸さんによる「この冬空に歌声を−」は別格。本編で描かれなかった『約束の日』に至る数日前のつぐみ寮。特にこれといった騒動が起こるでもなく、特にこれといった事件が起こるでもなく。残された平凡で大切な日々を、平凡ながらも大切に生きるつぐみ寮生。それが悔しくなるぐらい素敵な日々で、泣きたくなるぐらい切ない日々で……要するに号泣。心に染みました、あったかいのが。

ゲストライターさんによるサイドストーリーですが、言い方は悪いかもしれませんけど玉石混交と言ったところ。お気に入りは「わたしのかけら」と「陽だまりのヴァージンロード」。

「パルフェ」サイドストーリー

「カトレア記念日」は反則的なまでに玲愛が可愛過ぎでまいった。コリャまいった。ホントまいった。そしてその続きである「脱カトレア記念日」は面白い。面白いけどその中で特筆すべき点はただ1つ。あの祝電はそれこそ反則以外の何物でもありません。それまで笑いながらクリックしてたのに、その次の瞬間にはタオル(涙拭き用)を求めて右手が宙を彷徨ってました。

そして里伽子シナリオのアフターストーリー、もしくは補完である「里伽子抄」。これに関してはもう「ごめんなさい」としか。クリックしながら脳天をキーボードに叩き付けたくなること多数。叫びたくなること更に多数。”歯の根が合わない”と言う表現そのままに、それこそ歯がガチガチ言わんばかりに、文字通り身が震える思いでプレイ。私の残る人生は里伽子を幸せにするためにあります。そうします。そう決めました。

他のゲストライターさんによるサイドストーリーは正直やや微妙風味。「かすりんの恋愛塾FINAL」はちょっと面白かったけど。

クイズ

「ショコラ」「パルフェ」「この青空」に関するクイズ。ポイントを貯めることでCGやショートストーリーの閲覧が可能になったり。一言で言うと激ムズ。STAGE6までいくのが限界でした。まぁ全ステージクリアが閲覧条件ではないので、繰り返しクイズに答えてればいつかポイントは貯まるから問題無しと言えば問題無しです。っつーかBGMの曲名とかヒロインのスリーサイズとかのデータ的なものは全然覚えてない(と言うか元から知らない)ので無理無理。クイズを繰り返しやってれば正答を覚えられるので、時間のある人はオールクリアも可能かと。

▼「この青空」ショートストーリー▼

クイズで貯めたポイントで閲覧が可能になるショートストーリー。と言っても書き下ろしではなく、今までに発表されたドラマCDや短編をADV化したもの。それはそれで楽しめましたからヨシ。

全作品全イベント回想モード

「この青空」で搭載された全イベント回想モードを「ショコラ」「パルフェ」「この青空」に関して「フォセット」1つで全て楽しめる優れもの。当然3作品がインストールされてることが条件ですが、「ショコラ」と「パルフェ」に関してこのモードが使用可能になったのは大きいです。まぁ自分で作った名場面直前のセーブデータ集、名付けて『魂のセーブデータ集』が無意味と化してしまったのは残念ですが。特に「ショコラ」はハードディスクが吹っ飛んでしまった時に消えてしまったままだったので、これでリプレイ(もどき)が簡単になったのは嬉しかったです。思わず香奈子さん、いや香奈子をやり直してしまいました。

ボリューム的には上記の通り問題無し。クオリティ的には「この冬空に歌声を−」「カトレア記念日」「脱カトレア記念日」「里伽子抄」の丸戸さんによる新規ストーリーが出来ただけでも大満足。結論としては”ファンなら絶対に買うべし”。ファミーユやつぐみ寮と言った現代の桃源郷に帰る(還る、でも可)ことが出来ます。

 

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